おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

高倍率コンパクトデジカメと望遠レンズ候補

そのついでに、先週ようやく初遭遇した「カワセミ」を撮影した際に、限界を感じたレンズの焦点距離

もう少し長いレンズを探していたところ、いくつか良さそうな候補を発見し、その実物を見るためにヨドバシカメラへ行ってきました。

さらには、個人的に気になっていた高倍率コンパクトデジカメの実物を触るというのも目的の1つ。

そして、もしかしたら実機が見れるかもと思っていた EOS 7D Mark2 については、まだ店頭にテスト機がありませんでした。

こちらは、10月30日の発売を待つしかなさそうですね。

Canon PowerShot SX60 HS

高倍率ズーム搭載のコンパクトデジカメ(実物を見ると、コンパクトとは呼べない気もしますが)、CanonPowerShot SX60 HS」というカメラが最近気になっていました。

聞き及んでいるところによると、

  • ピント合わせが速い
  • 手ぶれ補正がついている
  • 光学1365mmズームで、ズームの速度も早め
  • ズーム中に瞬時に周囲を見る事ができる「フレーミングアシスト」機能
  • 約6.4枚/秒「高速連写」

それらを聞くほど、野鳥撮影にもってこいな気がして、実物を見たいと思っていました。

もし思っている通りの性能であれば、わざわざ巨大な望遠レンズをつけたデジタル一眼を持って、野鳥を撮影しにいく必要はないのではと思ったので・・・

本日実物を見て感じた感想としては、これまでに見た高倍率コンパクトデジカメに比べると、使いやすい感じ。

先日来から気になっていた、雨が降りそうな日でも野鳥撮影しに行くときに、気兼ねなく使うカメラとしてはこれまで見てきた中では一番良さそうな気がします。

しかし、やはりデジタル一眼+望遠レンズと比べるとピントの速度が・・・
EVFの速度も、もう少し速くないと野鳥撮影では追いつかないかなぁ。

撮影していた際に、倍率が高いので手ぶれもかなり発生しやすい感じでした。
ズームの速度も、他の機種よりは速いものの、まだまだ使いづらい感じ。

ただ、フレーミングアシストは、結構重宝しそうな機能だと感じました。
小さな野鳥の位置を確認するのに使える機能だと思います。
このフレーミングアシストで、結構な速度でズームイン/ズームアウトできているのですが、これがそのままズームスイッチでのズーム速度になれば、かなり使い勝手が良いと思うのですが、できないのでしょうか?

とりあえず、デジタル一眼+望遠レンズとの置き換えには、まだまだ無理な感じです。

まあ、これで事足りるとなれば、高いカメラを買う必要はなくなるので、カメラメーカーがそんなことするとは思いませんが。

今よりも長い望遠レンズ

現在野鳥撮影で利用している Canon「EF100-400 F4.5-5.6L IS」よりも長いレンズを探しています。

純正レンズだと、かなり高いものの、レンズメーカー製のものだと安くなり、600mm クラスのレンズでも20万円ぐらいで購入することができたりします。

調べて行くうちに、2つほど良いかと思えるレンズ候補が。

候補の1つは、SIGMA「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports」。

こちらは先日、ニュースサイトで人気で供給不足という記事を見て、レンズの存在を知りました。

もう1つの候補は、上記レンズを調べた際に発見した、ほぼ同じ性能のTAMRON製のレンズ「SP 150-600mm F5-6.3 DI VC USD」。

どちらも、焦点距離と明るさは同じ。
あとは、ピントの速度と写りの良さ、さらには取り回しの良さ(というか重さ)。

現在利用しているレンズと比べて、どれぐらいの違いがあるのかが知りたいところ。


SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports

ヨドバシカメラにはSIGMAのレンズはありましたが、Nikon D610(本体のみ850g)に装着されていたので、ピントの速度については正直判断できませんでした。

ただ、重量については、私が将来購入したいと思っている EOS 7D Mark2(本体のみ820g)に近かったので、持った感じはつかめましたが、はっきり言って手持ちで撮影するのは難しい感じでした。

レンズの重量が 2860g もあり、今の 「EF100-400 F4.5-5.6L IS」の重量が1380gであることを考えると、レンズだけの比較で倍以上の重量があります。
たとえ、現在使用している EOS KISS X7(本体のみ407g)と合わせても、3kgを超える重量です。

もし EOS 7D mark2 と合わせたら、4kgに近い状態になってしまい、長時間持ち歩いて、手持ち撮影を続けることができる重量ではない感じでした。

こちらの方は、候補としては無理な感じでした。

TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 DI VC USD

もう一方の候補、TAMRONの方はというと、ヨドバシカメラ梅田店のすぐ触れるところにはおいてなくて、ショーケースの中にあったので、すぐに買うつもりはないので、わざわざ出してもらう必要もないかと思い、お店を後にしました。

その後に覗いた大林カメラに実物があり、Canonのマウントだったので、いろいろとテストすることができました。

レンズの重量は1951gなので、今のEF100-400の1.5倍程度。
しかし、実際に持った感じでは、そこまで重量を感じませんでした。
むしろ、SIGMAのレンズを持った後だったので、かなり軽く感じたほどです。

私の現在利用しているカメラと同じ EOS KISS X7 に付けてみて持った感じでは、手持ちも全然いけそうな感じでした。
ピントの速度は、時折迷いがあるものの、素直にピントが合う時は、結構速く感じられます。
実際に野鳥撮影の条件下で、どれだけ合いやすいのかは、フィールドに出てみないと分かりませんが・・・

将来購入希望の EOS 7D Mark2(本体のみ820g) に付けた時の重量感を知るために、そばにあった EOS 5D Mark3(本体のみ860g) に取り付けて重さを感じてみたりしてしました。
こちらも、何とかギリギリ手持ち撮影できる感じです。

まぁ、合計の重量がこちらは3kgを切るぐらいです。
しかし、錯覚かもしれませんが、それほど重いと感じなかったのは、レンズの重量バランスが良いからか、それとも比較したレンズが重すぎたからか。

それぞれの重量をまとめてみると、

SIGMA 150-600 : 2860g
TAMRON 150-600 : 1951g
EF100-400 : 1380g

EOS 7D Mark2:820g
EOS KISS X7: 407g

なるほど、SIGMA のレンズ単体の重さが、TAMRON+7D mark2ということですね。
TAMRONのレンズの重さが、EF100-400+KISS X7 の重さということですね。

感覚的には、私自身で手持ちできそうかどうかの境界は、現時点では「3kgを超えるか超えないか」というところのようです。

そう考えると、今後のレンズやカメラが出てきた時に、トータル重量が3kg以内かどうかを見て判断すれば良いということになりますかね。
ただし、持った時のバランスによっては、変わる可能性もあるので、あくまでカタログ上での重量を見た時の目安としてということにはなりますが。

それが分かっただけでも、今日は良しという感じです。