おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

明るいレンズが欲しくなって、コンデジを買いそうになる

主に野鳥撮影にしか使っていないデジタル一眼「EOS KISS X7」。

せっかくのデジタル一眼カメラなのに、もっと他のことにも活用できないかと思い、どうすれば良いかと考えてみた。

何故活用できていないのか?

なぜ、使ってないのかと自問自答してみたら、やはり、あまり持ち歩いていないから。
サイズ的にいくら小さいとはいえ、標準ズームを装着していても、普段からカバンの中に入れるには少々大きい。

普段から常時持ち歩くにはどうすればいいかとかんがえてみたら、もっとサイズ的に小さくなればいいかなぁと。
ならばと、最近発売されたパンケーキレンズ、 EF-S24mm f2.8 を装着したらいいんじゃないかと考えた。

これをつければ、サイズ的にはかなり小さくなるので、持ち歩けるのでは?


どうせならもっと明るいレンズの方が使えるか?

しかし、よくよく考えてみたら、f2.8 という明るさは中途半端な気がする。
確かに、持ち歩くには便利だけど、果たしてそんなに使うのか?

焦点距離も考えるとそれほど、ボケも出ないし・・・
それなら、もっと明るいレンズの方が使い道があるんじゃ・・・
そう言えば、家で一番明るいレンズは、EF-S60mm f2.8 だったよなぁ・・・

もっと明るいレンズがあれば、良い写真が撮れるんじゃないかな・・・

だったら、安くて明るい EF50mm f.1.8 なんか良さそう。

でも、APS-C だと、焦点距離が1.6倍になるので、35mm換算だと80mm で使いにくそう。

それよりも、ダカフェレンズと呼ばれる、SIGMA 30mm f1.4の方が焦点距離的には使いやすいか?

でも、あまり寄れないらしいし。

それなら、少し古いレンズだけど、EF28mm f1.8 の方が使えるかも・・・

うん、これならボケ味も楽しめて、室内でも撮りやすそう。

などと、この辺りから思考がかなり混沌としてきてます。
当初の持ち歩きを想定した選択から、明るいレンズへと思考がシフト。
ブログに書くと、自身の思考の飛躍っぷりが浮き彫りにされてきます。

単焦点レンズだけで足りるのかな?

もし、レンズを買い足すなら、EF28mm f1.8 ぐらいが、いいかんじかなぁとほぼ思考が固まりかけたとき、単焦点レンズだけ持ち歩くことって、あるのかなぁと思い始めました。

フットワーク軽く動き回って、写真を撮るのはやると思うのですが、どうしても近づけない被写体とかがあると、28mmの単焦点レンズだけだと、心もとない気がする。

それなら、今持っているEF-S18-55 f3.5-f5.6を装着しておく方が良いかと。
さらに言えば、それよりも、この間買った EF-S18-135 f3.5-f5.6を着けてる方がいいんじゃないかな。

あれ? それなら買う必要ないのでは?
でも、やっぱり普段から持ち歩けなくなってしまう。

あ、それなら、普段持ち歩き用に、明るいレンズを持ったコンデジを買うのも手かも?
センサーサイズが大きくなってるものもあるらしいし。
コンデジなら、ズームもあるし。

さらに、野鳥撮影で EF100-400を装着していて、時々遭遇する広角で撮影したい風景も撮れるかも。

レンズを交換している間に、野鳥を撮れないよりも、レンズそのままで、使用するカメラをコンデジに切り替える方が、チャンスに強そう。

と、すでに当初のデジタル一眼カメラを活用することから、普段の持ち歩きに使えて、なおかつ野鳥撮影時のサブカメラに欲しいものがシフトしてしまいました。

明るいレンズを持つコンデジはどれがいいんだろう?

明るいレンズを持っていて、センサーサイズも大きめで、できるだけコンパクトなコンデジは?
と探した所、条件に一番合致したのが、 SONY RX100 シリーズでした。
初代のDSC-RX100 は、機能的には他とそれほど変わらず、価格的に一番安い。

2代目DSC-RX100II は、Wifi対応や液晶のチルト機能が付いている。3代目DSC-RX100M3 は、レンズが f1.8-f2.8 で、EVFが付いている。どれもかなり魅力的なカメラ。

でも、やっぱり、あくまでサブカメラなので、価格的に M3 は今回は無理な感じ。
すると、RX100 か RX100IIかなぁ・・・

ということで、気になり出したら動かずにはいられないので、実物を見に日本橋へ行ってきました。
時間は7時を回っている状態。
新品だとなかなか高いけど、中古なら3万円ぐらいで収まるかなぁと・・・

行って見たら、ソフマップに RX100 がちょうど週末特価として、26800円(税別)でセール中でした。
これはもう買うしかないと思って、お店の人にお願いして、ショーケースに並んでいた数台を手にとって見せてもらう。
どれも、小さな傷がついているものばかり。液晶部分に傷が入っているものもあったけど、それは外して、なかなか程度の良さそうなものを候補として選択。

でも、やっぱり、少し傷があるという所が引っかかる感じ。
どうするかと物を目の前にして、真剣に悩む。

そういえば、何でこれを買おうと思ったんだっけ? という疑問がふと湧いてくる。
本当に、これは必要な物なのかなぁという考えが脳裡をよぎる。

さらには、無駄遣いすると、妻が呆れるかも・・・妻に黙っておくか? でもきっとバレるよなぁ。

以前から持っていたことにする?
いや、黒のコンデジは持ってないと知っているし。
今持っているコンデジ Laica D-LUX3 は個人輸入した物で、シルバーだから、きっとバレる。
こんなことなら、D-LUX3 は黒にしておけばよかったかなぁ・・・

でも、妻もカメラ好きだから、LeicaSONY かは、見ればすぐにバレるから騙せないだろうなぁ。

などと、考えた末、実物を前にしながら、本日は購入を見送ることにしました。
かなり後ろ髪を引かれながら、日本橋を後にして、帰宅。

そのうち買うかもしれませんね

今回は、買う前に妻に相談というか、ネゴシエーションというか、根回しを一切していない突発的な行動だったので、さすがにまずいかなぁと諦めました。
一瞬、お店から妻に電話をしようかとも思ったほど。

今もまだ、未練があるのですが、現状では買ってもあまり使う機会がないかなぁと。

海外旅行などに行くなら、デジタル一眼カメラはかさばって荷物になるので、RX100があると重宝しそうですが、そんな予定もない状態では、無駄な買い物になりそう。

それでなくても、デジタル一眼カメラを買ってから、持っているコンデジの出番がほとんどない状態なので。
ただ、センサーサイズが大きくなって、撮れる写真がかなり良いので、もしかしたら、使用頻度は上がるのかなぁと思って見たり。

とりあえず、本日の物欲衝動買いは回避できましたが、価格が下がったり、状態が良い物に出会ったら、予断を許さないかなり危険な状態ではあります。