おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

「Tsu」というねずみ講もどきのsnsがあるらしいですね

本日のはてなブログのトップの人気エントリーの中にあった記事を見て、そんな簡単に稼ぐ方法があるのかなぁと思って、下心を出してついつい見てしまいました。
http://seikounohousoku.hatenablog.com/entry/2014/12/07/153453

その文面を読む限りでは、リンクから登録すれば儲かる的なことが書かれていました。

しかし、実情を調べてみると、そこで書かれていた新種のサービス「Tsu」(スーと読むらしい)が、怪しさ大爆発中です。

また、読んだ人がそのままリンクから登録するだけで、表題にあるように稼げるとは思えず、記事を書いた人だけが儲かりそうな印象を受けました。
上の記事には、その辺のことが一切触れられておらず、個人的にはどうかと思ってしまいます。

こういう記事がはてなブログ人気エントリーに入って、その中のリンクをたどってユーザー登録する人がいるかと思うと、なんだかなぁという気がして、今回は記事を書いてみました。

新種のSNS「Tsu」について

「Tsu」の内容については、数ヶ月前に取り上げられていた、IT Media のニュース記事を見てもらえれば分かりやすいと思います。

その中の説明を読めば読むほど、怪しく思いませんか?

仕組みの部分が、どう見てもねずみ講っぽい感じです。
すなわち、親の紹介で入った子の売り上げのうち、何パーセントが親に還元されてというヤツです。
親になれば、確かに記事にあるように儲かるでしょうけど、下になるほど、稼げないというヤツです。



しかも、その稼ぎが本当に自分のお金になるかどうかも、怪しい感じがします。

すなわち、必死で子を作って、snsから「あなたはいくら稼ぎましたよ」と言われたとしても、実際に自分の手元にお金が入って来るまでは、それはあくまでバーチャル数値でしかないわけで・・・
運営している会社が、実際に稼いだお金をユーザーに還元しているかどうかも分からない感じ。

そう考えると、一番儲かったのは、広告収入を得た運営のみで、上の方にいる親さえも、お金が入ってこないということになりかねない感じがします。

ニュースサイトの方の記事文中に書かれていた文面、

ユーザーがユーザーを招待して自分で構築したネットワーク内のコンテンツとともに表示された広告で発生した売上高の一部を獲得できる

というのも、一体誰ががその分配金の原資となるコンテンツを制作するのでしょうか?

結局、自分が紹介した子が稼げば、その分が収入になるということなら、「Tsu」の中でコンテンツを作るよりも、はてなブログにあった記事のように、何もらない人を紹介して、自分の子ねずみを調達するように動いた方が儲かると思うのですが?

そうなると、仕組み自体が破綻していると思えてしまいますが、どうなんでしょうか?

実際に内容が分かっていて、リンクから登録して、ねずみ講に励みますという人なら、別に止めはしません。
しかし、仕組みも一切説明せずに、子を増やそうとするやり方は、どうかと思ってしまいますし、そんな記事がはてな人気エントリーに入るのも、どうかと思ってしまったので、記事にしてみました。

ただ、こんなことを書いても、読む人が少なければ、全く影響力もないんでしょうけどね。