おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

ユニクロのヒートテック手袋の使用感

土曜日に大阪南港野鳥園に行って、野鳥の撮影をしていました。

その際に、風の強さで指先が冷えるのがいつもより早く感じられ、これからさらに寒くなる冬に向けて何らかの対策が必要だと感じておりました。

そして、野鳥園から帰ってきた後、近所にあるユニクロへ行き、ヒートテック手袋を購入。
それを着用して、日曜日に大阪城へ行き1日利用してみました。

生地自体がそれほど分厚くないので、カメラの操作はできます。
その上、普通の軍手に比べれば保温性もあるように感じます。

さらに、スマートフォンなどのタッチパネル操作も、手袋をつけたままで利用できるので、普段利用するのも便利です。

ただ、いくつか不便というか、もう少しこうなれば良いなぁという感想も出てきたので、使用感として書いてみます。


素手よりも滑りやすい

特に滑り止めなどがついていないので、素手よりもグリップがききにくいです。
当たり前といえば、当たり前ですが・・・
私の持っているレンズ EF100-400 では、レンズが勝手に伸び縮みしないように、ロック機構というか、ズームリングの調整機能がついています。

調整機能は、フォーカスリングを固定して、調整リングを回すことで行えます。
移動時には、ズームリングが勝手に伸びないように調整リング締めておき、撮影時には調整リング緩めて利用するという感じで利用しております。

私はその調整リングの操作を片手で行うことが多く、左手の親指と中指でフォーカスリングを抑え、薬指だけで調整リングを回すということをしております。

素手であれば、それできっちりと調整リングが締まるのですが、手袋をつけた状態だと、どうしても滑ってしまうので、最後まで締めたつもりが、緩んでいて、勝手にレンズが伸びてしまうということが何度かありました。


タッチパネルが操作できるのは人差し指と親指だけ

私は普段双眼鏡を持ち歩きません。
理由は、双眼鏡で野鳥を確認した後、カメラを構えていては撮り逃してしまう可能性があるから。
ただでさえ、まだまだ経験不足の野鳥観察&撮影なので、少しでも撮影チャンスを生かそうと思うと双眼鏡とカメラを持ち替える時間すら惜しいという考えです。

そのため、見慣れない野鳥や、距離があって分からない野鳥の場合、先に撮影を行った後で、カメラの液晶画面で拡大して野鳥の姿を確認するという使い方が多いのです。

私が利用しているカメラは、Canon EOS KISS X7 で、液晶がタッチパネルになっています。

そのため、スマートフォンと同様に、2本の指でピンチイン・ピンチアウトを行えば、画像の拡大縮小が可能です。

通常、スマートフォンの場合は、人差し指と親指を利用してその操作を行います、

しかし、これもまた私のクセなのですが、カメラの画像を液晶で見る際に、そのピンチイン・ピンチアウトを行う指が、人差し指と中指になっているのです。

大阪城で撮影している際にその操作をしていても、何故か反応せずに、画像の切替になってしまうので、どうも反応が悪いなぁと思っていました。

あらためて本日、自分の iPhone5s で操作したところ、人差し指と親指では操作できますが、他の3本の指では、タッチパネルが反応しませんでした。

サイトの商品説明を見れば、ちゃんと書いていたのですが、その部分を見逃しておりました。

手袋をパッと見た感じでは、操作できる部分と、操作できない部分に違いは見られないので、手袋の全ての指で操作できるかと勘違いしておりました。


Touch ID でのロック解除ができない

iPhone5s には、Touch ID という指紋を認識させることで、iPhone のロックを解除する機能があります。
いちいちパスワードを入力してロックを解除するよりも、手軽なので普段は常にそれを利用しております。

しかし、手袋を付けていたら指紋は読めないので、当然ですがこの Touch ID が利用できません。

私は、野鳥撮影の際には、場所ごとに撮影したり観察した野鳥を iPhone を利用して、Evernoteで記録しております。
また、分からない野鳥がいた時にも、iPhone で調べております。

iPhone をスリープ状態から利用できるようにするのに、ロックを解除しなければならず、Touch ID を利用できないので、いちいちパスワードを入力するので、これが案外不便でした。
パスワードを入力するか、手袋を一度外すか・・・どちらも少し不便な感じです。

かといって、iPhone のロックを外しておくというのは、万が一落とした場合のことを考えると、怖いのでできません。

せめて親指だけでも、指先が着脱できるようになっていると助かるのにと思ってしまいました。


まとめ

いくつか、不便なところはあるものの、寒さのせいで指先が動かしにくい状態よりははるかに良いと思います。

結論としては、これからの季節にはあった方が良いという感じなので、今後も利用していくつもりです。