おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

電波時計でも時間が狂うことがあるようです

先日、息子の高校入学祝いのために購入した腕時計。
ken-s.hateblo.jp

その腕時計に、電波時計を選んだのは、自分が使っている電波時計が、購入してから10年以上、一切問題なく利用できていたから。
私が購入したのは、CITIZENのプロマスターという腕時計(モデル名は H41※)。

※上記リンクは別のプロマスターです。

購入した時は、金属製のバンドがついていたのですが、バンドの金具が緩んでしまったので別のバンドに交換。
その後バンドの交換を2度ほど行ったものの、時計本体はほとんど支障なく利用できておりました。
さすがに10年以上使っているので、ケースには小さな傷がついていたりします。

太陽電池で駆動するので、ほぼ永久的に電波を受け続ける限りは動き続けると思っておりました。

ところが先日。
出かけるために腕時計を手につけようとしたところ、時間が遅れていることに気づきました。
最初に見た時は、時針の角度が、分針の角度に対して、ずれているような感じ。
その後しばらくすると、約1時間程度の遅れとなりました。

これはもしかしたら電波が受けれていないからではないかと考え、家の中で一番電波が届きそうな窓際に1日ほど放置して、電波の受信状況を改善してみようとしました。



しかし、1日ほど放置した後に時計を見ると、状況はさらに悪化しており、3時間ほどの遅れが発生してしまいました。
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もしかして、故障したのかも?

とりあえず、元箱を探して、取扱説明書と保証書を確認。
購入したのは2003年10月となっているので、かれこれ12年近く問題なく動作していたことになります。

さすがに保証期限は過ぎているので、修理をするとなると、有償修理を覚悟しないといけません。

何か症状を改善させるような方法はないものかと取扱説明書を取り出して調べたところ、電波時計の時間がずれた場合、「基準位置合わせ」を行うようにとの記載を発見。
早速、説明書の指示に沿って、基準位置を合わせることにしました。

CITIZEN プロマスターの基準位置の合わせ方

取扱説明書の41ページに記載されている方法は、以下のような感じです。
ボタンの位置は以下の写真を参照してください。
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  1. リュウズを通常位置で、Bボタン(2時の位置のボタン)を10秒以上押し、秒針が高速で移動を開始したら離す
  2. 時針が回転した後、各針が基準位置へ高速で移動し停止するのを待つ。
  3. リュウズを1段引き、リュウズを回して時針を回転させ、日付を31と1の中間に合わせ、時針を12時に合わせる
  4. リュウズをさらに1段引き(2段引き位置)、リュウズを回して秒針と分針を00分00秒の位置に合わせる
  5. リュウズを通常位置に戻し、Bボタンを推す
  6. 各針と日付が高速で現在時刻に戻る。(分針と秒針が回って分と秒が合った後、時針が回って日付を回し日と時が合います。)

※3や4のリュウズを回転させる時、リュウズをゆっくり回転させると、針は少しずつ動き、リュウズを2連続以上回転させると、針が高速で移動します。
高速移動を解除するには、リュウズを回転させれば解除できます。

上記を試してみたところ、無事に現在時刻に合いました。
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修理しなくても済んだ事にほっと一安心。
それとともに、新たに電波時計のすごさを感じてしまいました。
もしかしたらこのまま私の命が尽きるまで、大した故障もなく、ずっと使い続けたりできるのかなぁと。