私は普段、いくつかのオンラインストレージサービスを利用しております。
オンラインストレージサービスというのは、無料でインターネット上に自分専用のストレージを提供してくれるサービスです。
インターネットに繋がっていて、IDとパスワードを入力すれば、どこからでもアクセスできます。
有名なところでは「DropBox」や「Google Drive」といったもの。
スマートフォンやPCを使っていて、ファイルの共有をしたい時に、いちいちケーブルで接続したりする必要がないので、結構便利です。
いくつかのサービスのうち、実際には、使っていなくても、万が一のためにとアカウントだけを作っているサービスもありました。
そのうちの1つが折り鶴がトレードマークだったオンラインストレージサービス「Barracuda Copy」。
※こちらは iPhone 用アプリの起動画面ですが・・・
本日、いつものようにMacBookを起動したところ、「Barracuda Copy」のアイコンとともに、メッセージが表示されました。
そのメッセージをクリックすると、どうやら2016年5月1日でサービス終了となるそうです。
https://techlib.barracuda.com/display/COPY/Copy+End-of-Lifetechlib.barracuda.com
まぁ、普段はほとんど利用していないので、今回のサービス終了は、個人的にはそれほど影響はありません。
しかし、他のオンラインストレージサービスも、同じようにサービスの提供が難しくなって、サービスが終了してしまうと、かなり困ることになるかなぁと。
預けていたファイルを全て回収したり、他の方法を模索したりする必要が出て来るので・・・
オンラインストレージサービスのビジネスモデルは詳しくはよくわかりませんが、無料の容量を超えた場合に、一定容量で月額いくらという形のサービスが多いです。
常にファイルを預けておくというよりも、スマートフォンからPCといった、機種間のファイルのやり取りがメインな使い方の私の場合は、ストレージ容量を増やして、月額課金を行うほどの容量は必要ないので、おそらくサービス提供者にとっては、困ったユーザーということになるのでしょうね。
そういうユーザーが増えると、サービスとしては成り立たなくなって、今回のようにサービス終了となってしまうのは仕方がないこと。
提供会社としては、いかに課金してもらえるかということを考えてサービスを成立させないとダメなんでしょうね。
でも、その課金のハードルが低すぎると、今度はユーザーが増えないことになりますし。
そう考えると、入り口が無料モデルのサービスって、難しいですね。
https://geo.itunes.apple.com/jp/app/copy-for-ios/id546789632?mt=8&at=1000lcz&ct=