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おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

「Pokemon GO」について了見の狭い人が多い気がする

ゲーム スマートフォン 時事ネタ

いつの時代も、新しいものが生まれると、それについて社会が適応しかねて、いろいろな問題が発生するものです。

テレビが生まれた時も、テレビの見すぎで・・・
漫画の読み過ぎで・・・
ゲームのせいで・・・

これまでに何度も聞いてきて、もう聞き飽きた感があります。

その度にそれらを規制しないといけないという話が出てきて、賛成・反対入り乱れての論争になって・・・
最悪の場合は、そのもの自体が世の中から消滅してしまったり・・・

つい先日スマートフォン向けに配信され、ダウンロード数が7500万にも到達したと言われている「Pokemon GO」についても、やはりというか、案の定というか、反対意見がチラホラと聞かれるようになっております。

新しいものが生み出されれば、当然それについての経験や知識といったものが社会には欠如しています。
使う側が未熟というか、社会がそれに対して対応しきれていないから、当然それについて正しい・間違いといった主張が出て来て、そうして議論が生じてくるわけで・・・

ゲームをプレイしている以上、私は何方かと言えば「Pokemon GO」の擁護派。
実際にプレイして、非常に楽しい娯楽です。

でも、反対している人の意見も分からないこともない。
しかし、だからといって

「Pokemon GO」をやってる人間を心の底から侮蔑します

とか、

「Pokemon GO」で死者が出るのを待つ

とか・・・

ゲームも漫画も同じく社会の中では娯楽産業。
同じ娯楽産業で生きてきて、それなりに地位を築いた人達が言うべき言葉では無いんじゃないかなぁと思ってしまいます。



スマートフォンも携帯電話も、操作しながら車や自転車を運転してはいけないというルールがあるのに、それを破ってまでやる人間的に未熟な人がいるから危険なんです。
道具の使い方を間違っているなら、その正しい使い方を社会全体で作っていく方が大切なのではないかなぁと。
何でもかんでも新しいものを規制しろ、中止しろということでは、人間としての進化や社会の発展を阻害してしまうことになるのではないでしょうか?

道具は使う人によって有益にも害にもなるもの。
包丁などの刃物は人を傷つけることができる、だから販売を止めようという話にはならないわけで。
自動車は人に怪我をさせてしまう、だから販売を止めようという話にもならないわけで。
使う側がちゃんと道具を正しく使えば問題にはならないのです。

「Pokemon GO」についてもそれは同じではないかなぁと。
今の風潮を見ていると、「Pokemon GO」という位置情報ゲームが、一気に爆発的にブームになってしまって、それに対して社会が対応しきれていない結果、危険な行為に及んでしまう人が多数現れてしまっている状況です。

そして、その危険な行為に対して、拒絶反応を示す人が現れているのかなぁと。

しかし、実際にプレイしてもいない人が、それらに関してとやかく言うのは、どうなのかなぁと。

新しいものが出てきたことに対して、興味がなければ試す必要はありません。
しかし、試しても見ないものに対して、周囲の風潮や噂などの伝聞だけで、批判したりするのはどうなのかなぁと。

自分自身でもそうですが、年を取るほど新しく生まれた未知の物事に柔軟に対応しきれなくなって、ついつい過剰な拒絶反応をしてしまうというのは、止めた方が良いのではないかなぁと。

ダメだダメだと言う言葉についても、何が、どこがダメなのかをキッチリと理解した上で言うのと、そうでないのとでは意見としての重みが違うと思います。

とりあえず否定派の人は、実際に否定する前に、一度プレイしてみた上で、どこがダメだからという部分を指摘された方が良いのではないでしょうか?
そういう時間すら惜しいということであれば、最初から歯牙にもかけず、否定意見を述べられない方が良いのではないかと思います。

その否定意見を受けて、実際にプレイしている人がどう対応するか、アプリをリリースした会社がどう対応するのか、そういうやり取りがあってこそ、それらを安全に楽しむことができるようになっていくのではないでしょうか?

私自身はゲームが好きなので、「Pokemon GO」については、どちらかと言えばリリース前から気になっていて、真っ先に飛びついた方です。
ken-s.hateblo.jp

実際にプレイしてみて、ナイアンテック社が先にリリースしていた同種の位置ゲーム「Ingress」と比べると、遊び方によっては危険なこともあるなぁと感じました。

Ingress

Ingress

「Ingress」の場合は、町中にあらかじめ設定された「ポータル」に対してのみアクションするので、その「ポータル」の近くの安全な場所を確保した上でスマートフォンを操作すれば危険度はそれほど高くはありませんでした。

それに対して、「Pokemon GO」の場合は、至る所に捕獲対象となるモンスターが出現する可能性があるので、出現すればすぐに捕獲したくなって、その場でスマートフォンを操作してしまうという点が、「Ingress」と比べて危険かなぁと。
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そのために、ポケモンの発見を見逃すまいとして、常にスマートフォンを見ながら移動する人が出てくるのかなぁと。

ただ、アプリをリリースしている会社も、その辺のことはある程度想定していて、実際にポケモンが近くに出現すれば、画面を見ていなくてもスマートフォンの振動で知らせてくれるという機能もあります。

その機能を有効に活用して、プレイヤー自身がルールや自制心を保って、歩きながらスマートフォンを見ないようにして、ポケモンが出た時の振動を感じたら、他の人の邪魔にならない安全な場所を確保してからスマートフォンを操作するという行動をするようになっていけば良いのではないかなぁと。

さらには自転車や車を運転しながら操作するということについては論外なので、例えばアプリ側でそれができないような処理を入れてしまう・・・移動速度が一定以上の場合は、アプリ自体が操作できないとか、ポケモンが出現しないなどの機能を盛り込むとかの対応をしていくことで、危険性は下げられるのではないかなぁと。

立ち入り禁止区域や、「Pokemon GO」をプレイして欲しくない場所では、運営に申請すれば対応してくれるそうですし・・・
そういった対応をしていくことで、より多くのプレイヤーが楽しめるようになれば良いのではないかなぁと思います。

「親はもっと楽しいものを子供に提供する義務があります。」確かにそうかもしれません。

やくみつるの小言・大言

やくみつるの小言・大言

しかし、子供にとって楽しいものが1つだけとは限らないわけで、人によっても興味の対象は違うし、色々と楽しいことがあるとは思います。
ただ、その「色々と楽しいこと」のうちの1つに、漫画を読むことや、虫を観察することと並んで、仮想現実でモンスターを捕まえるゲームというのがあっても良いのではないでしょうか?

「Pokemon GO」だって、一時のブームで、いずれは多くの人にも飽きがくると思います。
今は流行して流行っているから、人生のひと時をそれに費やす行為というのも良いのではないでしょうか?

ポケモンGOは危なすぎる。」確かに、プレイしている人が未熟なので、現状で危ういシーンは多々見かけます。

しかし、危ないから早々に終わらせようというのは、包丁は危ないから販売させないようにしようというのと同じではないのかなぁと。
危ないからその危ない遊びをより安全に楽しめる方法を考えましょうというのが、正しい方向性なのではないかなぁと。

まぁ、私に比べて社会的にはるかに立場が高いし、頭の良い方たちの発言なので、私の戯れ言など届くこともないとは思いますが、個人的にはお二方の発言が非常に残念に感じたので、散文を書いてみました。