本日も本町で仕事だったので、お昼の休憩時間に靭公園を散策に行ってみました。
靭公園は東西に長さ800m、南北約150mで総面積が9.7ha の都市公園です。
大阪市花と緑の情報サイト : 靭公園-マップ
大きなビルが立ち並ぶビジネス街のど真ん中に位置する公園。
公園の中央にはなにわ筋という道路が通っていて、そこを境にして東園と西園に分かれています。
西園側はほとんどテニスコートになっており、東園側にケヤキ並木とバラ園があります。
私が靭公園に来た時には、もっぱらこの東園のケヤキ並木を歩いております。
私が週末に探鳥で出かけている大阪城公園の広さは105.6ha あるようです。
osakacastlepark.jp
それと比べると、約10分の一以下の広さ。
さらには、実際に野鳥が訪れることができそうなエリアは、東園ぐらいにしかないので、おそらく面積的には5haあるかないか程度。
しかも周囲はビルが林立しているような場所。
普段なら生息している野鳥といえば、ドバトやスズメ、カラスとあとはヒヨドリとシジュウカラぐらい。
しかし、今の季節なら、案外他の秋の渡りの途中で立ち寄った野鳥も入っていたりします。
先日撮影できたムシクイなどもそうですが、気になっているのはカメラを持っていない時に見かけたコサメビタキと思われる野鳥。
ken-s.hateblo.jp
なので、今日もコンデジSONY「DSC-HX90V」を片手に20分程度歩いてみました。
公園を歩き始めて5分ぐらいで、コサメビタキらしき鳴き声が聞こえました。
声は2カ所から聞こえたので、もしかすると2羽以上いたのかもしれません。
何とか声の主を探してみたら、少し高い位置にやはりいましたコサメビタキです。
いつものデジタル一眼とは違って、コンデジなので姿を見かけてもなかなかうまく撮影できなかったりします。
しかも、そのコサメビタキは、別の野鳥と追いかけ合いをしているところ。
先ほど2カ所で聞こえた声の主同士が追いかけ合いをしているのか、それとも別の野鳥なのか・・・
カメラで捉えることができたのはコサメビタキだけだったので、もしかしたら2羽ともコサメビタキだったのかもしれません。
その2羽が追いかけ合いながら、姿を消したあと、今度は別の場所から野鳥の姿。
コサメビタキよりも少し大きめの野鳥ですが、ヒヨドリとは違う感じ。
止まるのを待って、その野鳥にカメラを向けてみたら・・・なんとオオルリのオスのしかも成鳥でした。
まさかこんな都会の真ん中にある靭公園に、オオルリのオスまでいるとはちょっとびっくりでした。
もう少し時間があれば、もっと公園内をいろいろと見て回ることができたのですが、オオルリのオスを撮影したところでタイムアップとなりました。
通常は野鳥が少ないような意外な場所で、野鳥を見かけることができるというのは、さすがは秋の渡りシーズン、本当に良い季節です。
仕事の合間にわずかな時間でも野鳥が見れるというのは、今の季節ならではかなぁと。