おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

PS3「レッド・デッド・リデンプション コンプリート・エディション」をクリアしました

本日、ようやくPS3レッド・デッド・リデンプション コンプリート・エディション」をクリアーしました。

先日、中だるみによって、なかなかプレイできないと書きましたが、何とかプレイする時間を取るようにして、クリアーしました。
ken-s.hateblo.jp

一応スタッフロールまで到達したので、多分これでクリアーということで良いかとは思います。

ただ、スタッフロールを見た後も、元のゲーム画面に戻ったので、もしかしたらこの先もまだイベントが発生したりするのかもしれませんが・・・
シナリオ的には、おそらく一区切りついた感じだったので、一応のゲーム終了ということで良いのではないかなぁと。

とりあえず、プレイした感想を出来る限りネタバレしない形で、まとめてみたいと思います。


オープンワールドの西部劇

西部開拓時代のオープンワールドアクションアドベンチャーゲームです。

西部劇映画に出て来る要素は、結構盛り込まれております。
賞金首、早撃ちでの決闘、強盗退治、馬の捕獲&ロデオ、牛追い、ギャングとの対決、馬でのレース、鉄道での移動、動物の狩り、薬草採集、カードゲーム・・・

メインのシナリオを追わずに、そういうことばかりをプレイすることもできます。

西部開拓時代が好きな人なら、一度はプレイしてみても良いかと思います。

広い荒野を馬に乗って移動していると、出会う人からランダムでイベントを受けることができたりもするので、それをこなして行くだけでも、西部開拓時代の雰囲気を味わえるのではないでしょうか。

特に目的もなく、馬で荒野を走り続け、西部開拓時代の雰囲気を満喫することが可能です。

プレイヤーのやり込みによる強化があまりない。

先日も書きましたが、せっかくのオープンワールドなのに、プレイヤーが寄り道したり、やり込むことで有利になる要素があまりありません。

出て来る動物を倒して、素材を剥いだり、薬草を集めたりしても、撃ってお金にするしか使い道がありません。

しかもそのお金もそれほど使い道がなく・・・各町の家を買うことがメインの用途で、それ以外にはせいぜい薬を買うぐらいです。
銃弾は敵を倒せば入手できるので、お店で買う必要もほとんどありません。

武器についても、敵から入手できますし、新しい武器もストーリーが進まないと登場しないので、どこかでとどまってひたすら自分の装備を強化するというような遊び方ができません。

もう少し色んな遊び方ができるような、幅を持たせてほしかったかなぁと。

武器のカスタマイズとか、自宅の改装とか・・・メインのシナリオ以外に、プレイヤーがのめり込むことができるようなやり込み要素がほとんどないのがかなり残念でした。

戦闘が単調気味

銃の種類はハンドガン、ショットガン、ライフル、スナイパーライフルなど用意されているのですが、スナイパーライフル以外の銃の操作性の差や、威力の差はあまり感じず、どの銃を使ってもあまり代わり映えしないような感じでした。
武器を使い分ける楽しみがない感じです。

戦闘におけるプレイヤーの工夫・・・敵をどうやっていかに倒すかという戦略などはなく、出て来た敵に照準を合わせて撃つのみ。

それも、構える(L2押し込む)、撃つ(R2押し込む)、構えを解く(L2解除)、構える(L2押し込む)、撃つ(R2押し込む)、構えを解く(L2解除)を繰り返すだけで、向いている方向の敵が自動的にターゲッティングされるので、敵を狙うという操作もほとんど必要ありません。

もう少しプレイヤーが敵を倒すことに工夫ができるようにならないかなぁと。
せっかく武器種があるのだから、もう少し武器ごとの性能差や操作性の差を持たせて、その部分で敵を倒す工夫ややり取りができれば、良かったのかなぁと思います。

ギャングや強盗よりも恐ろしい野生動物

荒野を移動していると、恐ろしい野生動物が突然襲って来たりします。
狼やハイエナ、ピューマにイノシシや熊といった野生動物です。
声が聞こえたかと思ったら、乗っている馬がいきなり殺されてしまって、さらに落ちたところを襲って来るということが発生します。

その強さはギャングや強盗といった銃を持った敵よりも厄介。
一撃のダメージがかなり大きく、しかもそれが集団で襲って来ると、あっという間に死亡してしまうことがあります。
しかも、近接マップ上に何も表示されないので、どこにいるのかを目視して倒すしかないという凶悪さです。

ギャングや強盗など、プレイヤーにとって敵対する人の場合は、近接マップに赤いマーカーが表示されるので、マーカーの位置で敵の位置が分かるのですが、プレイヤーを襲撃する動物にはそういったマーカーが表示されないので、かなり厳しいです。

大自然の脅威と言えばそれまでですが、敵意を持った野生動物は、マーカーで表示してほしかったかなぁと。

ストーリーに救いがない

プレイヤーキャラクターが元ギャングということでストーリーが展開していきますが、最後までプレイして、何だかあまりにも殺伐としすぎているかなぁと。
ならず者の世界感は感じられるのですが、ストーリーに絡んで来るキャラクターは、どこかおかしなキャラクターばかりで、イマイチ魅力を感じられず、私の肌には合わなかったかなぁと。

ストーリーの内容についても、プレイしていても今ひとつ救いがないというか、報われない展開が進んでいく感じ。

決して面白くないというわけではないのですが、最後までプレイして、最終的に気持ちよくゲームを終われなかったなぁという感じでした。

特にスタッフロール直前の数ミッションは、何となく蛇足な感じもしましたし・・・
もう少し早めに終わっても良かったのではないかなぁという感じでした。

ただ、もしかしたらシナリオ的には、その部分が見せたかったのかもしれませんが・・・最後の方は今ひとつ感情移入ができなかった感じです。

個人的な感想まとめ

一通りプレイをしてみた最終的な評価としては、個人的にはちょっと微妙かなぁという感じでした。

途中でそれを感じてしまったために、中だるみが発生して、イマイチゲームを起動したいという欲求が起きなかった感じです。

一応オンラインもプレイしてみましたが、古いゲームのためか、あまり他のプレイヤーと出会うこともありませんでした。
そのため、オンラインにおける面白さと言う部分では、シングルプレイと同じ感覚で、その点での評価は変わらずです。

あと、アンデッドナイトという敵がゾンビになるモードもプレイしてみましたが、弾数の縛りがきつくて、さらには通常のモードよりも出来ることが少ないモードで、私としては、それほど楽しめなかったかなぁと。

一応このゲームの続編が開発中とのことですが、もう少し西武開拓時代のオープンワールド内で、遊べることが多くなっているゲームになっていると良いなぁと思いました。
www.rockstargames.com