今日が今年最後の大阪城野鳥探鳥のつもりで、前日眠りにつく。
目覚ましをかけたつもりがかかっていなくて、目が覚めると6時40分ごろ。
まさか、今年最後の野鳥探鳥の日に限って、寝坊するとはついていないと思いながら、急いで支度をして大阪城へ。
本日の日の出時刻は7:04で、何とかギリギリ日の出前に西外堀に到着できました。
到着して早々に、対岸の櫓の上に野鳥の姿を発見。
カラスかなぁと思いつつ、カメラを向けるとどうやら猛禽類。
とりあえず、何枚か撮影して確認してみると・・・おそらくオオタカ。
オオタカの止まり姿は久しぶりに見ます。
少し出遅れたものの、なかなか幸先の良いスタートとなりました。
西外堀には他に、ハシビロガモ
マガモなどがいました。
その後飛騨の森へ。
さすがに少し時間が遅くなったので、もうハイタカは飛んで行った後かなぁと思いながら探してみると、1羽だけ見つけることができました。
少し寝坊して到着が遅れたものの、年末の挨拶ができて良かったかなぁと。
ツグミに
シロハラもいました。
ジョウビタキのオスもいましたが、あまり近づかせてくれませんでした。
北外堀沿いのいつものねぐらの木には、ゴイサギが3羽止まっておりました。
コゲラの姿もあります。
飛騨の森上空を旋回する猛禽類の姿を目撃して、慌てて撮影してみたら・・・多分ハイタカですね。
さきほどまで飛騨の森にいたハイタカなのでしょうか、それとも別の個体なのでしょうか。
ジョウビタキのメスもいました。
梅林へ移動し、東外堀をのぞくと、すぐに見つけられたのがカンムリカイツブリの姿。
今日もまだ残っていてくれました。
とりあえず、お堀のカモをざっと順番にカメラで確認していると、ちょっと見慣れないカモを発見。
この模様は・・・オナガガモです。
手前2羽がオスで、奥の2羽がメスのオナガガモで良いのかなぁと。
個人的には、大阪城でオナガガモを見たのは初めてなので、少々興奮してしまいました。
というか、オナガガモを見たこと自体が初かも・・・ライファーゲットですね。
何枚か撮影していると、すぐ手前にメジロの姿があり、ついついメジロを撮影。
その後、オナガガモに目を向けると、何かに驚いたのか、飛び立ってしまいました。
発見してからわずか1分しか、見ることができませんでした。
これはかなりラッキーだったかなぁと。
東外堀にせり出した木の枝にシロハラが止まっておりました。
ジョウビタキのオスもいました。
カワラヒワもいました。
その後、豊国神社へ移動。
アオジがいました。
カワラヒワの群れもいました。
シロハラがすぐ近くに飛んで来てくれました。
メジロの群れもいました。
ジョウビタキのオスに
修道館にはジョウビタキのメスがいました。
配水池へ行った後、日本庭園へ。
日本庭園では、カワセミがいました。
日本庭園の池で、何度も水面へ突入してエサを捕っておりました。
コサギもいました。
ジョウビタキのオスもいました。
修道館へ戻ると、アオジが4羽道路に出ておりました。
桜広場へ移動すると、エナガの群れと遭遇。
結構近い位置まで寄って来てくれました。
コゲラもいました。
近くでカワラヒワも鳴いておりました。
音楽堂西通路へ移動すると、アオジの姿。
ピース大阪へ移動すると、シロハラの姿。
さらには、知人男性と出会い、聞くと朝奥の雑木林でトラツグミがいたとか。
その場所へ向かうと、大将さんがいて、トラツグミを探しているところでした。
しばらく探してみましたが、見つけることはできませんでした。
あきらめてニシオジロビタキを探してみると、すぐに見つけることができました。
さらに、ピース大阪のスロープを下る途中で、道路のそばの茂みの中を移動する4羽ほどの群れを発見。
最初は、メジロかシジュウカラかなぁと思ったのですが、姿を追ううちにどうも違う。
メジロの形に似ているけど、大きさはもう少し大きい。
確認すると、これはソウシチョウなのではないかと。
私はソウシチョウを見るのは初めてだったので、写真を撮ろうとしますが、茂みの中から高い木の上へと上って行き、全く撮らせてくれません。
何とか撮れた写真がこれです。
見事に枝が邪魔をしていて、これではソウシチョウとは分からないかも・・・
見た感じでは、シルエットは4羽ほどいて、そのうち3羽はソウシチョウだと確認できました。
それでも肉眼では一応確認できたので、とりあえず本日2種類目のライファーゲットです。
その後、沖縄復帰の森でシロハラがいました。
そして、市民の森へ移動。
ジョウビタキのオスもいました。
シロハラもいます。
カワラヒワの群れもいました。
とりあえず、回ったので市民の森を後にしようとしたところで、少し離れたところからイカルっぽい鳴き声が聞こえます。
多分イカルだと思って、探しに戻ってみると、シメの姿。
さえずりに合わせて、シメの嘴が動いておりました。
シメのさえずりって、イカルに似ているのかなぁと思っていたところ、他にも近くにカワラヒワがいたりして、シメの姿を一瞬見失いました。
再び同じような所で野鳥の姿を見かけたので、シメだと思っていたら、何やら少し様子がちがいます。
体型は似ているのですが、模様が違うような・・・
と思って、よく見ると、イカルでした。
こちらも久しぶりに見かけました。
おそらく先ほどの鳴き声は、やはりイカルだったのではないかなぁと。
イカルが鳴くのと同時に、シメの嘴が動いたように見えたので、私が勘違いしただけではないかと。
その後、市民の森を後にして、人工川、教育塔へ。
教育塔ではアオジを見かけました。
西外堀へ戻るとカイツブリがいました。
これにて今年最後の探鳥は終了です。
寝坊して出だしで失敗した時には、どうなるかと思いましたが、一日回ったところで、今日はかなり鳥運の良い日だったのではないかと思います。
久しぶりのオオタカやイカルに会え、ハイタカとカンムリカイツブリ、ニシオジロビタキにも年末の挨拶ができたのも良かったかなぁと。
さらには、ほぼ毎週のように通っている大阪城で、一日にオナガガモとソウシチョウの2種類もライファーがゲットできるとは、非常にラッキーでした。
今年最後の探鳥おさめとしては、ほぼ満点に近い出来ではないかなぁと思います。
これでまた良い年が迎えられそうです。
修道館
- アオジ 4羽