おきらく・ごくらく日記

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「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」&「Nintendo Switch」発売まであと1週間

任天堂ゼルダの伝説シリーズの最新作「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の発売まで、いよいよあと1週間となりました。

そして、任天堂の新ハード「Nintendo Switch」の発売も2017/3/3(金)の同日なので、ちょうどあと1週間です。
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個人的には、現時点で「Nintendo Switch」はしばらく様子見で、買う予定はありません。
ken-s.hateblo.jp

しかし、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」については、WiiU版をすでに予約済み。

ゼルダの伝説」シリーズは、ほぼ全作プレイするほどに大好きなシリーズです。

非常に発売が待ち遠しいのですが、それと同時に今回は少々不安もあったりします。

おそらく大丈夫だとは思っているのですが、個人的に不安に思っている点をいくつか。


ゼルダの伝説」シリーズ初のオープンワールド

ゼルダの伝説」シリーズは、見事なステージ構成だったり、絶妙な謎解きだったりという点が個人的には非常に楽しいゲームだと思っております。

1つのステージでも、プレイヤーのゲーム進行状況(主に入手したアイテム)によって、行けたり行けなかったりするエリアがあることで、狭さを感じさせないバランスが保たれている印象があります。

そして、ステージの随所のちりばめられた謎解きが絶妙で、この謎はもしかしたら自分ぐらいしか分からないのではないかと思わせてくれるところが(実際にはプレイヤーはほとんど解いているのですが・・・)、ゲームをプレイする楽しみだったりします。

それらは、制作者が企画を練りに練って、初めてなし得るような見事なものだと思っております。

それが、広いオープンワールド(任天堂はオープンエアーと呼んでおります)になった時に、ワールド全体にそういった「ゼルダの伝説」らしさをきっちりと配置出来ているのかなぁと。

そこの密度がスカスカだったりすると、わざわざ広いフィールドを用意しない方が良かったということになりそうなので、少々心配に思っております。

あと、広い世界で、どんな遊び方を提供してくれるのかというのも非常に気になるところです。

個人的には、色んな物を集めて、その集めたものが冒険にフィードバックされ、プレイヤーごとにそのプレイ方法が色々あるようになっていて欲しいと思うのですが・・・
ここ何本かオープンワールドのゲームをプレイしていて、広い世界を生かせているゲームと生かせてないゲームがあるのを感じたので、そこがうまく回っていてほしいなぁと。

現在もプレイしている「SKYRIM」がプレイヤーごとに育て方や戦い方を変えることができて、それに会わせて沢山あるアイテムから集めるものが変わるという感じのシステムが良く出来ていると思ったので、そういう遊び方ができるようになっていると嬉しいなぁと思っているのですが・・・

ゼルダの伝説」の場合は、主人公がリンクという剣士であるので、魔法使いのような戦い方をしたり、盗賊のようなプレイをするというような、プレイヤーの戦闘スタイルやプレイスタイルで多くの自由度を持たせるというのは難しいのかなぁと。

武器や防具の生産系のスキルというか、遊びはどうなっているのかなぁというのも気になります。

私が個人的に思っている「ゼルダの伝説」らしさと、オープンワールドがうまくマッチしてくれていれば嬉しいのですが、そうでなかったら・・・というのが不安の1つ目。

発売前からダウンロードコンテンツの発表

発売前から追加のダウンロードコンテンツの情報が公開されているというのも少々心配になります。

ポジティブな捉え方をすれば、ゲームを長く遊んでもらえるように、ダウンロードコンテンツを継続して出して行くという風に捕えることもできます。

しかし、ゲームの発売前から、ダウンロードコンテンツの存在を発表するというのは、何か発表しないといけない理由があるのかなぁと。

ゲーム本編単体だと、かなりボリュームが少ないので、プレイしたユーザーに対してその部分を払拭することが目的とか・・・

ダウンロードコンテンツの発表をして、販売のテコ入れをしないと、ソフトの予約がイマイチ伸びていないとか・・・

もしかしたら、「Nintendo Switch」の予約自体があまり芳しくないのかもしれないなぁと思ったりもしております。

そう思う理由が、ここにきての「Nintendo Switch」向けの各種ゲームの情報開示状況。

まずは、WiiUで人気があった「Splatoon(スプラトゥーン)」の続編に関するもの。

ローンチタイトルから外れて、夏に発売予定のニンテンドースイッチSplatoon2」の先行試射会が3月25日〜26日に開催されるという情報。
https://www.nintendo.co.jp/software/switch/splatoon2/www.nintendo.co.jp

本体の発売日が2017/3/3なので、そこから3週間後に、夏リリース予定のゲームタイトル「Splatoon2」の体験版を2日限定で公開するというのは、ちょっと不思議な気がします。

前作のWiiUSplatoon(スプラトゥーン)」でも試射会はありましたが、それらの時期としては、発売の1カ月程度前と、発売直前だったかと思います。
ken-s.hateblo.jp

それが今回は発売の3カ月以上前、「Nintendo Switch」リリース後3週間で行うというのは、タイミング的に少々早すぎるのではないかなぁと。

ローンチタイトルの・・・おそらく一番のタイトルである「ゼルダの伝説」のボリュームが、プレイを開始して3週間維持できないぐらいなのかなぁと。

あとは、ローンチタイトルで本体の牽引がイマイチ伸びていないから、WiiU で人気のあったタイトルの体験版を、本体の発売月に準備しないといけなかったのではないかなぁと思ってしまいました。

Splatoon2」目当ての人にとっては、「Nintendo Switch」の購入を、ゲームがリリースされる夏以降に先送りしようとしている可能性もあります。
そういった人に対して、3月末までに早く購入するように促すための施策かなぁと思ってしまいました。
任天堂の決算が3月末だったと思うので、今期中になんとか「Nintendo Switch」を一定以上売って、売上げ&利益を達成する必要があったのかなぁと。

さらには、「ドラゴンクエストX」の Wii 版のサービス終了の告知。

WiiドラゴンクエストX」は、現在リリース中の Ver.3 までしか対応せず、Ver.4 が出ると同時に、Wii版自体のサービスを終了するという情報。

それと同時に、「ドラゴンクエストX」が、Wii版の代わりに、「Nintendo Switch」と「PlayStation4」でサービスを開始すると発表されました。

Wiiで「ドラゴンクエストX」を楽しんでいた人は、早晩プレイする機種の変更を余儀なくされるという訳です。

Ver.4 のリリース予定が、今年の秋から冬の予定。

それを今のこのタイミングで発表するというのは、Wiiユーザーを「Nintendo Switch」へ移行させようとするためのことなのかなぁと。
特に、Wii版サービス終了のお知らせページを見てみると。
hiroba.dqx.jp

Wii 版「ドラゴンクエストX」で遊ばれている皆さま向けに、Nintendo Switchで遊びやすくなる「お得なキャンペーン」などを予定しています。

と、わざわざ他の機種ではなく「Nintendo Switch」への移行ユーザー向けのキャンペーンを明記していたりもします。

現在リリース中の Windows 用や WiiU 用、3DS用などではなく、「Nintendo Switch」のみという点が、少々引っかかってしまいますが・・・下種の勘繰りというものでしょうか。

新規のタイトルではありませんが、「Splatoon2」も「ドラゴンクエストX」もタイトル的には結構大きめのタイトルなので、気になる情報ではないかなぁと。
Nintendo Switch」を販売するための、援護射撃としては役に立つ情報ではないかなぁと。

とはいえ、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」も「Nintendo Switch」も発売まであとわずか1週間。

1週間後には、その辺のことが明らかになってくると思うので、あらゆる心配が杞憂であることを祈りつつ、発売までの1週間を指折り数えて待つしかありませんね。