おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

HUAWEI の製品が気になるこのごろ

数年前まで、個人的には大変申し訳ないのですが、中国本土の会社が作る電子機器類というのは、あまり信用しておりませんでした。

台湾のメーカーだと、結構信用していたりするのですが、どうも中国本土の会社となると、購入時に選択肢から外れてしまいます。

IBM からLenovoThinkPad シリーズが買い取られた際にも、もう ThinkPad は買うことがないかなぁと思ったぐらい。

それぐらい、私の中では中国本土の電子機器製造会社への評価は低かったのですが・・・

ここにきて、私の中で中国本土の電子機器メーカーに対する先入観というか、評価が変わってきております。

特に、HUAWEI社に対しては、個人的な評価は急上昇中だったりします。
ken-s.hateblo.jp

数年前に日本市場でも、au などから HUAWEI製の通信端末が発売されておりましたが、その時にはそれほど注目しておりませんでした。

しかし、スマートフォンの「P9」で、カメラを Leica と協力して開発するというところぐらいから、個人的には気になり始めました。

その後継機の「P10」シリーズでもその協力関係は続いており、さらには「PANTONE」と協力したりと、積極的に他社と協業することで製品の知名度を上げてきております。

本当に買うつもりで、実際に店頭で「P10 Plus」を触ったりもしました。

質感的には良い感じで、デザインも悪くありませんでした。
ただ、一番気になっていた部分のカメラを試したところ、iPhone 7 Plus などと同じで、ソフトウェアで画像を加工してボケを作っているため、撮影した写真によっては、境界線部分で微妙に違和感が出ていたのと、画質というかディテールが想像していたよりもイマイチだったこともあり、iPhone6s からわざわざ買い替えるほどではないという判断となってしまいました。
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あと、やはりおサイフケータイ機能が使えないというのが、かなりのネックかなぁと。

それでも、このまま進化していけば、次のモデルぐらいでは iPhone よりも魅力的なスマートフォンを出して来るのではないかなぁと、HUAWEIというメーカーが気になっております。

そして先日、その HUAWEI から新しい製品が発表されました。

スマートフォンではなく、ノートPC「HUAWEI MateBook X」と、2in1スタイルでキーボードカバーも付属するタブレットPCの「HUAWEI MateBook E」という製品。
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この2つの製品を見た時に感じたのは、Apple の製品に似ているなぁというか、Apple の製品に対抗するべく作られた製品なのだろうなぁということ。

おそらく、13インチのノート「MateBook X」は「MacBook」や「MacBook Pro(13インチモデル)」への対抗モデル。
12インチのタブレットPC「MateBook E」は「iPad Pro」への対抗モデルかなぁと。

「MateBook X」の方は、デザイン的にも、質感的にもかなり 「MacBook」シリーズを意識したのではないかと思える仕上がり。
Windows10 を搭載しているノートPCの中では、かなりスタイリッシュでいい感じに仕上がっているように見えます。
実物を見てみないと、最終的な判断はできませんが、ちょっと欲しくなる感じのノートPCです。

そして「MateBook E」の方は、「iPad Pro」 への対抗モデルかなぁと。
iPad Pro」 がイマイチ安定性が悪くて仕事に使いづらい iOS を採用しているのに対して、「MateBook E」は Windows10 を採用しているという点だけでも、十分なアドバンテージがあるかなぁと。

とりあえず、どちらも気になったので、それぞれのスペックなどを調べてみました。

まずはノートPCのサイズの比較から。

MateBook X MacBook MacBook Pro
画面 13インチ 12インチ 13インチ
解像度 2160×1440 2304x1440 2560x1600
サイズ 286x211x12.5 280x196x13.1 304x212x14.9
重量 1.05kg 0.92kg 1.37kg

サイズ的には、「MacBook」 と 「MacBook Pro」 の間が「MateBook X」という感じですね。
解像度としては、「MateBook X」が劣っているという感じです。

タブレットでのサイズ比較です。
追加でWindowsの同ジャンルハードの代表的なモデルとも呼べる「Surface Pro」も記載しておきます。

MateBook E iPad Pro Surface Pro
画面 12インチ 12.9インチ 12.3インチ
解像度 2160×1440 2732x2048 2736x1824
サイズ 278.8x194.1x6.9 305.7x220.6x6.9 292x201x8.5
重量 640g 677g 768g〜

こちらは、サイズ的には「iPad Pro」よりも「MateBook E」の方が小さいので、持ち運びやすい感じです。
ただ、画面サイズや解像度に違いがあるので、一概にどちらが優れているとは言えませんが・・・

次に、スペックと価格をそれぞれのモデルでピックアップしてみました。

「MateBook X」

GPUは全モデル共通で、Intel HD Graphics 620

CPU メモリ ストレージ オフィス 価格
i5(2.5GHz) 8GB 256GB なし 144800
i5(2.5GHz) 8GB 256GB あり 172800
i7(2.7GHz) 8GB 512GB なし 173800
i7(2.7GHz) 8GB 512GB あり 201800

MacBook Pro 13」

※上記の写真&リンク先は旧モデルです

GPUIntel Iris Plus Graphics 640

CPU メモリ ストレージ 価格
i5(2.3GHz) 8GB 128GB 142800
i5(2.3GHz) 8GB 256GB 164800

MacBook Pro 13 (TouchBarモデル)」
GPUIntel Iris Plus Graphics 650

CPU メモリ ストレージ 価格
i5(3.1GHz) 8GB 256GB 198800
i5(3.1GHz) 8GB 512GB 220800

MacBook

※上記の写真&リンク先は旧モデルです

GPUIntel HD Graphics 615

CPU メモリ ストレージ 価格
m3(1.2GHz) 8GB 256GB 142800
i5(1.3GHz) 8GB 512GB 175800

「MateBook E」

GPUIntel HD Graphics 615

CPU メモリ ストレージ オフィス 価格
m3(1GHz) 4GB 128GB なし 92800
i5(1.2GHz) 8GB 256GB なし 133800
i5(1.2GHz) 8GB 256GB あり 161800

iPad Pro 12.9」

※上記の写真&リンク先は旧モデルです

GPUは A10X に搭載のものを利用

CPU メモリ ストレージ 価格
A10X(2.38GHz?) 4GB? 64GB 86800
A10X(2.38GHz?) 4GB? 256GB 97800
A10X(2.38GHz?) 4GB? 512GB 119800

CPUのクロック数はAppleが公表していないため、推定値です。

Surface Pro」

CPU メモリ ストレージ GPU 価格
m3 4GB 128GB HD615 105800
i5 4GB 128GB HD620 126800
i5 8GB 1256GB HD620 146800
i7 8GB 256GB Iris Plus 640 190800
i7 16GB 512GB Iris Plus 640 259800

価格的には、似たようなスペックの Apple 製品よりも少し安い感じの値段になっております。
スペックを見て行くと、「MateBook E」は、もしかしたら「iPad Pro 12.9」よりも、「MacBook」への対抗製品なのかもしれないと思ってしまいました。

「MateBook X」は、スペックと価格的には「MacBook Pro 13」と対抗できるぐらいで、サイズ的には「MacBook」がターゲット。
「MateBook E」は、スペックと価格的には「MacBook」と対抗できるぐらいで、サイズ的には「iPad Pro 12.9」がターゲット。

そういう感じなのではないでしょうか。

個人的には、今使っているPCが十分に動いているので、今すぐにどれかを買うということはありませんが、ノートPCを買おうと思っている人がいれば、選択肢としては「MacBook」シリーズに十分に対抗できるノートPCなのではないかと感じました。

個人的にどちらか選べと言われれば、「MateBook X」の方が気になってはおります。

今はまだ Apple に似ている商品が多いと感じておりますが、今後はもしかしたら昔の Apple のような、革新的な製品を出すメーカーに HUAWEI はなって行くのかもしれないなぁなどと、漠然と思ってしまいました。