おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

ドコモが仕掛けた地味な罠に引っかかっる

先日、MNPで契約したDocomoXperia XZ Premium。

契約した時に、頭金を支払いたくないために、本来は不要な様々なオプションやサービスに加入させられました。
ken-s.hateblo.jp

そのほとんどが、契約してから1カ月間は無料期間ということで、契約した後、すぐに全てのオプションやサービスを解約。
先月の時点で、それらを全て解約して、今月からは当初予定していた最低料金で運用できるようになっていたはずでした。

ところが本日、念のために今月分の料金を確認しにいったところ、当初予定していた最低料金とは違う金額が表示されておりました。

事前に試算を行った時の毎月の利用料は

  • パケホーダイライトプラン(2年契約あり):1,700円(税別)
  • データSパック(2GBまで):3,500円(税別)
  • spモード:300円(税別)
  • 計:5,940円(税込)  (5,500円x1.08)

になるはず。

ところが、実際の請求料金の予定額を見ると・・・5985円。
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当初想定していた月額料金と違っておりました。

不要なオプションやサービスは全て切ったはずなのにと思いつつ、料金の詳細を確認してみると、「通話料・通信料」の項目と、「その他ご利用料金等」の項目が少しおかしいように思えます。。

まずは「通話料・通信料」の項目に、金額がついてくるのはちょっとおかしい。
料金プランは、「パケホーダイライト」で、5分以内の通話は無料のはず。
5分を超える電話をした覚えもないし、実際の通話履歴を確認しても、5分を超えたものはありません。
詳細を見てみると、SMS使用料でした。
確かに、知人にショートメッセージは送信しましたが・・・
SMSの料金は通話代金にも、データ通信代金にも含まれないもののようです。
1通3円で、3通送信したので、9円となっておりました。

続いて、「その他ご利用料金等」の項目について。
本来だったら spモードの金額 300円+消費税で 324円のはずが・・・333円となっております。
その内訳を確認してみると、なぜか「ケータイお探しサービス」で50円という金額が入っておりました。
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「ケータイお探しサービス」というのが、どういうものかと調べてみると・・・どうやら自分のケータイの位置を調べることができるサービスのようです。
www.nttdocomo.co.jp

iPhone(全機種)と、2017年5月以降発売の機種では、月額50円かかるサービス。
ただし、「ケータイ補償サービス」(月額500円)を契約している場合は、月額無料になるのだとか。

iPhoneを除く2017年4月以前発売の機種であれば、月額料金はかからずに、月4回まで無料で、位置を検索できるそうです。
※5回目以降は1回あたり300円

どうやら、知らない間にこのサービスを契約させられていたようです。



「ケータイ補償サービス」については、契約されていたので、解約手続きを行っておりましたが、まさかそれに付随するかのように「ケータイお探しサービス」まで勝手に契約されているとは、思ってもみませんでした。

元の「ケータイ補償サービス」を解約すればそれに付随するサービス一式も自動的に解約できるようにしてほしいところです。

ただ、この「ケータイお探しサービス」が、果たしてキャリアとして有料で提供するサービスとして必要なのかと考えると・・・

ケータイの位置を探すだけであれば、Androidでも iPhone でも、無料で行うことができます。

Androidの場合は、「Androidバイスマネージャー」で探せます。
www.google.com

iPhoneの場合も、「iPhoneを探す」で探せます。
support.apple.com

ただし、どちらのサービスも、本体の電源がオンになっていないと、探せないようですが・・・
個人的には、これまでに端末をなくしたことが一度もないので、正直必要とは思えないサービスでした。

ということで、月額50円の「ケータイお探しサービス」は、契約しておく必要はないと判断し、解約を行うことに。

My Docom の契約変更から、「ケータイお探しサービス」を探して、解約しようとすると・・・
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他の項目には表示されている「解約」のボタンが、「ケータイお探しサービス」には表示されておりませんでした。

Docomo はどうやら「ケータイお探しサービス」は、解約させたくないようです。
という冗談はさておき、サイトから解約できない以上は、店頭へ足を運ぶか、電話で解約するしかありません。

店頭へ行くのは時間もかかるので、電話で解約することにします。
ドコモのケータイから「151」にかければ、サポートセンターへ電話がかかるので、そこから手続きを行うことになります。
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電話をかけて、音声ガイダンスにそってキーを入力し、オペレータにつながった後、「ケータイお探しサービス」の解約をお願いしました。

時間にして、5分程度で無事に解約できました。

確認するとちゃんと反映されておりました。
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様々なオプションやサービスを、WEBで解約できるのに、「ケータイお探しサービス」はその手続きができないというのは少し不思議に感じますが・・・
とりあえず、解約できて良かったです。

今回のことで思ったのが、大手携帯電話キャリアは、あの手この手で月額料金を上げようとしてくるんだなぁということ。
格安SIMの場合は、料金プランやオプションサービスが明快ですが、大手キャリアの場合は、ちょっと怪しいものがあったりするようです。

契約する際に、ユーザーが知らない間に、色んなオプションがこっそりと付加されていたりするので、請求金額の内訳をちゃんと確認しておかないと、舞つく必要のないサービスやオプションの料金を支払っていることもあるかもしれないということ。

解約しても、その契約に付随しているサービスまで解約できているかどうかは、分からなかったりします。

とりあえず、皆さんも一度毎月の携帯電話料金の詳細内訳を確認された方がよいかもしれませんよ。

※最初の2枚のスクリーンショット(金額内訳)については、電話をかけて解約した後に撮ったものなので、時間表示が前後しております。