おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

靭公園にキクイタダキ(靭公園探鳥2017/11/02)

昨日、靭公園の探鳥で見かけた野鳥をまとめたばかりだったのですが、本日もまた個人的には靭公園では初観察となる野鳥を見かけたので、書いておこうかと。
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今日もいつものように、お昼時に近くのお弁当屋さんでおにぎりを買って、靭公園へ。

靭公園には結構背の高い針葉樹が植えてあって、その樹間部近くに野鳥が止まると、観察がなかなか難しかったりします。
大型ツグミが結構そういうところに止まっていたりするので、一応見るようにはしているのですが・・・

木の枝が邪魔をして、なかなか見つけることができなかったりします。

本日も、何かいないかと、針葉樹を見て回っていると、かすかに聞こえる野鳥の声が。

かなり高い音域なのですが、音量は小さくて・・・
鳴き声としては「チリッ」「チリッ」というような感じの声。

以前のように、エナガが久しぶりに来ているのかなぁと一瞬思ったのですが、どうも少し違う感じ。

過去に聞いた事がある声で、何だったかなぁと記憶をたどってみると、思い当たる野鳥の名前が脳裏をよぎります。

ただ、その野鳥は個人的にも大阪城で数度しか遭遇したことがなく、しかもなかなかきれいには撮影できない野鳥。
まさか靭公園に来るとは、ちょっと思いにくかったので、期待を込めつつ、その声の主を探してみると・・・針葉樹の枝の間をちょこまかと飛び回っている野鳥の姿。

しかも、1羽だけではなく、みたところ5羽程度います。

ただ、高い針葉樹で、空抜け状態なので、小さな野鳥のシルエットとしては確認できるのですが、色までは判別できず。
動き的にはムシクイにも見えるのですが、それよりももう少し小さい姿。

一応、普段持ち歩いているコンデジを構えてみるのですが、レンズ(センサー)とEVFの位置のズレが大きくて、なかなか姿を捕えることができません。

それでも、何とか数枚撮影してみると、ほぼ予想通り。
なんと、キクイタダキの群れです。

個人的には、今季初となるキクイタダキ
しかも、靭公園で見たのも、個人的には初めてです。

まさか、靭公園にキクイタダキが5羽も入るとは、全く想像していなかったので、びっくりです。

その後、買っていたおにぎりもほとんど食べずに、ひたすらお昼休みギリギリまで30分程度キクイタダキの撮影をしてみたのですが・・・
位置的に高い位置で、ほとんど空抜けの逆光状態。

しかも移動もちょこまかと慌ただしくてほとんど静止してくれず・・・
結局、特徴である頭頂部を撮る事はできず。

写真としての出来はかなり微妙なものしか撮れませんでした。
それでもまぁ、おそらくキクイタダキとお分かりいただけるのではないかなぁと。

この写真でキクイタダキと判別するのは難しいかもしれません。
キクイタダキ


この辺で、多少はそうかなぁという感じ。
キクイタダキ

キクイタダキ

キクイタダキ

この写真なら、なんとかキクイタダキとお分かりいただけるのではないでしょうか。
キクイタダキ

頭頂部が撮れていないのが、非常に残念ではありますが・・・

全部で5羽程度いたのですが、同一フレームに納めることができたのは、最大で2羽でした。
キクイタダキ

大阪城でも今季キクイタダキが見られているそうなので、もしかしたら今季は結構多くの個体が大阪市内に入っているのかもしれませんね。

普段カバンの中に入れて持ち歩くのにはそのコンパクトさの割には、ズームがかなり長めで重宝している SONYの「DSC-HX90V」ですが・・・

ある程度枝に静止してくれる野鳥であればまだ撮る事ができるのですが・・・

動きが早いムシクイやウグイス、さらには今日出会ったキクイタダキなどを撮るにはかなり難しくて、私の腕ではこの辺が限界でした。

私は普段動きの早い野鳥を撮る時には、まずはカメラを構えずに裸眼で野鳥の動きを追いかけながら、視線と野鳥の間にカメラを持って来て撮影するというスタイルなのですが・・・

レンズ(センサー)とEVFの位置がズレていると、目視している野鳥との間にカメラを持って来ても、EVFで覗く画像と、見ていた位置のズレが大きくて、フレーム内に捕えるのがかなり難しいです。

かといって、EVFを覗きながら野鳥を探すのもかなり難しいですし・・・

動きの早い野鳥を撮る時には、やはりレンズのすぐ上にビューファインダーがあるタイプのカメラが欲しくなってしまいますね。

ただ、そういったカメラは、どうしてもサイズが大きくなってしまうので、持ち歩きが不便だったりしますし・・・

「DSC-HX90V」ぐらいのコンパクトさで、EVFがレンズ(センサー)の真上にあるような高倍率ズームのコンデジ、どこかが作ってくれませんかね。
構造的にはかなり厳しいかもしれませんが、そういう商品が発売されれば、ぜひ買い換えたいところです。

とはいいつつも、世の中に無いものを言っても仕方がありません。
今ある機材で、何とか撮れる方法を考えないといけませんね。