おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

ようやく腕時計の修理が完了・・・「アンカー効果」にやられた感じ

先日、ベルトが切れてしまって修理に出した20年来の愛用の腕時計。
ken-s.hateblo.jp

買った時にそこそこ高価だったせいで、修理に出した際に、ベルト全交換だと6万円ぐらいかかると言われ、戦々恐々としておりました。


お店の人からは、最初に出て来た見積は、おそらくベルトを全て交換するような金額なので、必ず電話をかけてパーツ1つだけの交換ができないかを確認してもらう方が良いというアドバイスを受けておりました。

そして、修理に出してから約1週間ぐらいで、修理見積が郵便で到着。
その金額をみると、破損したコマだけの交換の金額となっておりました。
その額はというと・・・工賃込みで25920円(税込)。
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ベルトの金具の一部の交換のみの金額としては冷静に考えると、かなり高価ではあります。

しかし、お店の人からの話で、6万円ぐらいかかるかもといわれていたせいで、微妙に安く感じてしまいました。
これが経済の心理学でいうところの「アンカー効果」というヤツかなぁと。



最初に提示された6万円という金額が基準(アンカー)となってしまったせいで、本来ベルト代としてみた場合に高価な26000円が少し安く見えてしまうという状態。

果たして、タグホイヤー純正のベルトの金額としては、いくらが適正だったのか・・・

純正にこだわらなければ、ベルトごと交換するという手もあったかなぁと。

とはいいつつも、本体の部分との接続部分が少し特殊な形なので、実際に着けれるかどうかはわかりませんが・・・

ということで、見積が上がって来た時点で、即時修理を依頼しておりました。

そして、本日、佐川急便の着払い便にて届きました。

ただ、修理に出してから実際に修理品を受け取るまでのやり取りに、少し違和感というか、どうなのかなぁということを感じました。

それは、お店に腕時計を持って行った後、約1週間で郵送で見積が届きました。

それに対して、私はFAXで修理の承諾をしたのですが、送った後特に何も音沙汰が無い状態。
FAXが送信できているのかどうか、少々不安になるほど先方からの連絡が一切無い状態でした。

こちらから送ったFAXが果たしてちゃんと届いているのかどうか。
届いたとして、修理が開始されているのかどうか。

さらには、修理がいつ上がって来るのかということも、一切連絡が入ってきませんでした。

そして昨日、いきなり佐川の着払いで荷物が送られて来ていたということが、不在票で確認できました。
実際には、佐川急便は持ってくる前に、私の携帯電話へ電話してくれていたようなのですが、知らない携帯電話の番号だったので、完全にスルーしておりました。

ただ、金額が金額だったので、昨日いきなり持って来られても、その場で持ち合わせがなかった可能性もあるわけですが・・・

タグホイヤーにはせめて修理が上がる予定日ぐらいは、連絡が欲しかったかなぁと。
もしくは、発送したタイミングで、連絡が欲しかったかなぁと思ってしまいます。
修理代も、決して安いものではないのですから、必ずしも受取日に持ち合わせがあるとも限らないわけですし・・・
もしかしたら、それぐらいの金額を常時持てる人以外は、タグホイヤーを着けたらダメということだったりするのでしょうか?

まぁ、とりあえず、昨日は対応できなかったので、本日修理代金を用意しておいて、無事に受け取る事ができました。
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切断していたバンドも無事に繋がっている状態です。
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時計のコマ1つで25000円出すぐらいなら、バンド一式交換して持たせた方が良かったかなぁという気持ちもありますが・・・

さらには、同じ物を中古で今買おうと思えば、7万円も出せば買えることを考えると、それも果たしてどうかなぁという気にもなります。

それでも、自分が若い頃に少し背伸びして新品で購入して、20年間ずっと使って来たものです。
キズの1つ1つも全て自分がつけてしまったもので、それらの思い出を含めて大切な腕時計。

中古で売られている同型の腕時計とは、やはり思い入れの部分で差があるのも事実です。

とりあえず、金額は少々高いですが、20年来の愛用品が無事に再び使えるようになったので、まぁ良かったかなぁと。