おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

今年も確定申告が無事に終了しました

個人事業主である私にとって、毎年この時期には面倒な作業が発生します。
前年度分の所得についての確定申告の締め切りが例年通り本日(3月15日)まで。
そのため、それに向けてここ数日毎日のように作業を行っておりました。

確定申告の書類の作成自体は、昨年から国税庁のサイトを利用するようにしたおかげで、かなり面倒な計算から解放されました。
【確定申告書等作成コーナー】-TOP-画面

上記のサイトを利用すると、e-Taxを使って確定申告を行え、実際の書類を郵送したり、税務署に足を運ぶ必要もなくなるのですが・・・
e-Taxを利用するには、ICカードリーダーが必要となるので、私は e-Tax は利用しておりません。
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ただ、提出用の書類を作成するのに、本来ならいろいろと計算してから記入しないといけない数値(社会保険料や年金などの控除額)も、持っている控除証明の数値を入力することで、自動的に計算してくれたりするので、かなり便利です。
入力したデータは、最終的には PDF としてファイル化されるので、そのファイルをプリンターで印刷すれば、そのまま提出用の書類として使えます。

ただ、実際のデータを入力する際に、業務で利用した各種経費の領収書の整理や分類については、省力できるわけもなく・・・
領収書を1枚ずつ確認しながら、整理&分類する必要があるので、1年分ともなればかなり時間がかかってしまいます。

書類作成に時間がかかるというよりは、領収書の仕分けに時間がかかって、結局いつものように最終日に何とか提出できる状態になるという感じです。

とりあえず昨晩無事に領収書の整理や書類の作成が完了し、控除証明書や身分証明用書類のコピーなどの貼付も無事に完了したので、今朝税務署に書類を提出してきました。
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最終日ではありますが、朝に税務署に行ったので、あまり待つこともなく、書類の提出は完了しました。

とりあえず、ほっと一安心。



ただ、毎年確定申告を行っていて思うことは、基礎控除額である1人あたり38万円という金額が、1人の人間が1年間で文化的な生活を送るのに果たして本当に足りる額なのかという点。

生活保護を受ける際の年間支給額との違いを何とかしてもらえないかなぁというところ。
所得税基礎控除額を、生活保護の年間支給額と同レベルにしてもらわないと、働くよりも生活保護を受けた方が良いということになる人がいる状況を生み出しているのではないかなぁとも思っているのですが・・・
その辺の法改正には、いまだに踏み込まれていないのが、なんだかなぁと。

あと、これだけ苦労して書類を作成し、税金も納めているのに、その納められた税金が本当に正しく使われているのかなぁということ。

現在も国会で問題になっている国有地の売却に関する問答を見ていると、国民から集めた税金が、国有地の売買における損失補填として利用されたりしていたのではたまったものではないなぁと。

仕事とは別で、わざわざ確定申告用に書類作成にまつわる作業に時間を取られても、個人の収入が増えるわけではないですし・・・
正直に言えば、確定申告という無駄な作業はしたくないなぁと毎年思っております。

納めた税金がちゃんと公益に生かされていれば、そんな不満も出てはこないのですが、残念ながら今の状況を見ていると、不満しか出てこないなぁと。

そんなことを思いつつも、結局はやらないといけないので、やらされておりますが・・・