おきらく・ごくらく日記

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Microsoftの「Xbox Adaptive Controller」が面白そう

本日、Microsoft から新しく発表されたゲーミングコントローラー「Xbox Adaptive Controller」。
news.xbox.com

肢体に障害のある人向けのゲーミングコントローラーで、Xbox Oneファミリーおよび Windows PC向けで、価格は99.99ドル。

年内発売の予定ですが、日本での発売は未定となっております。

最初、写真を見た時は、十字キーと巨大なボタンが2つついた変わったコントローラーだなぁという印象でした。

ボタンが大きければ、それだけ押しやすくなるので、指だけでなく、体のどこを使ってもボタンを押せるから、肢体に障害がある人でも扱えるんだろうなぁという程度の感想しかありませんでした。

ところが、そのコントローラーの仕様をよく見ていると、もしかしたらすごいコントローラーになるのではなないかなぁという気がしてきました。



機能における最大の特徴は、その大きなボタン2つではなく、コントローラーの側面に配置された19個の3.5mmジャック。

この1つ1つに個別のキーが割り当てられていて、別売の3.5mm端子接続のボタン型コントローラーを接続することで、機能を拡張することができる仕組み。
左サイドのUSB端子に専用のジョイスティックを接続してアナログ操作にも対応できるそうです。

すなわち、入力するボタン型コントローラーとボタンアサインを変更すれば、ゲームごとにそれ専用のコントローラーとして利用できるようになるのではないかなぁという気がしております。

例えば、アクセルとブレーキのボタンを、このコントローラーに接続したペダル型のボタンに割り当てて、ドライブゲームを楽しんだりすることができるということ。

さらには、ペダルを使う乗り物各種・・・飛行機やロボットの操作も、このコントローラーで割り当てることができて、よりリアルなゲーム体験ができるのではないかなぁと。

昔販売していた「鉄騎コントローラー」のような使い方もできるかもしれません。

鉄騎コントローラー」の場合は、「鉄騎」というゲーム専用でしか使えませんが、このコントローラーであれば、色んなゲームに使う事ができます。

さらには、VRと組み合わせることで、あたかもコクピットの中にいるような、より没入感の高いゲーム体験ができていくのではないかなぁと。
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ガンダムコクピットからの視点で、ゲームをよりリアルにプレイできれば、かなり面白そうな気がしてきます。

ゲームの専用コントローラーだと、ゲームごとにコントローラーを買いそろえる必要がありますが、このコントローラーであれば、必要なボタン型コントローラーをいくつか用意すれば、多くのゲームで汎用的に使えて、トータルコストも下がって行くのではないかなぁと思えます。

ゲームプレイで、どういう使い方ができるのか、どういう体験ができるのか、色々と妄想できそうな、なかなか面白いコントローラーだと思いました。

日本での販売は未定で、PCとXBOXのみ対応となっておりますが、他のゲーム機でも使えると、かなりすごいコントローラーになると思ってしまいました。

いずれにしても、もう少し細かな情報が出て来ないと、あくまで想像の範囲でしかありませんが・・・
いろいろと夢は膨らむかなぁと。