おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

2019年の国体にeスポーツが採用されるそうです

本日見ていたニュース記事にて、気になるものがありました。
www.fnn.jp

サッカーゲームの『ウイニングイレブン』シリーズで、1チーム3人のチームで対戦をし、日本一を決めるということのようです。
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個人的にはゲームが好きなので、eスポーツが盛んになることは賛成です。
ただ、国体でそれを取り上げるというのは、果たしてどうなのかなぁと。

国体というのは、毎年開催されている「国民体育大会」のこと。
「体育大会」という以上、体育がメインなので、運動をイメージしてしまいます。
「eスポーツ」は、スポーツではありますが、運動とは違うのではないかなぁとというのが、個人的な感覚というか、イメージです。
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「スポーツ」ということであれば、「eスポーツ」もアリだとは思いますが、「運動」や「体育」とは少し趣旨が違うような気もします。

ということで、あくまで言葉のイメージの問題ではありますが、気になったなので、改めてそれぞれの言葉について、しらべてみました。


まずは「eスポーツ」の「スポーツ」という言葉を調べてみると、
スポーツ - Wikipedia

一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりする身体運動のこと。

さらには、

競技性のある活動のことを身体運動が伴わない場合でも、マインドスポーツやモータースポーツなどのように、ある種の"スポーツ"として認めるように主張されることもある。

すなわち、競技性のある活動全般が「スポーツ」ということでしょうか。

次に「体育大会」の「体育」を調べてみると、
体育 - Wikipedia

スポーツなどの各種の運動を通じて、心身の健やかな成長をねらうと共に、自己の体のしくみなどを学び育むこと。

ということで、確かに「スポーツなどの」とありますが、実質的には「運動を通じて」という部分が重要なのかなぁと。

ではその「運動」という言葉をを調べてみると、
運動 - Wikipedia

健康のため、身体を鍛えるため、楽しみのため、などといった目的で身体を動かすこと。→スポーツ、フィジカルトレーニング。(体育)

「身体を動かすこと」ということになります。

「eスポーツ」も一応身体を動かしますが、それはかなり限定的で、「運動」とは少し違うのではないかなぁと。

国体(国民体育大会)を調べると、
国民体育大会 - Wikipedia

日本で毎年開催されるスポーツの祭典

スポーツと明記されているだけで、運動に限定されてはいないようです。
それなら、別にいいのかもしれませんが・・・

「eスポーツ」が「体育」だったり「運動」だったりということには、どうしても結びつかないような気はしますね。

競技性のある活動としてのスポーツであれば、「eスポーツ」は確かにスポーツです。
しかし、スポーツと言う言葉に、「体育」「運動」などの身体運動としての側面を求めた場合は、ちょっと違ってくるかなぁと。

国民体育大会」ではなく、「国民スポーツ大会」などの名称であれば、個人的にもここまで違和感は無かったのかもしれませんが・・・
「体育」という言葉から「eスポーツ」につなげるのは、ちょっと違うかなぁと。

観客となる層も違うような気がするのですが、果たして「国体」で「eスポーツ」というのは受け入れられるのかなぁと。
気になるので、今後の情報を追いかけておこうかなぁと思っております。