おきらく・ごくらく日記

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日産自動車は果たしてどうなっていくのか?

今朝から世間を賑わせている日産自動車カルロス・ゴーン会長が逮捕されたというニュース。
headlines.yahoo.co.jp

直接の逮捕容疑は、報酬を過少に申告した疑いで、金融商品取引法違反がその罪状のようです。

それを受けて、日産自動車の株価が下がったり、社長が会見を開いたりと、今日一日はほぼそのニュースで持ち切りでした。
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個人的には、日産自動車とは一切関係がない身ではありますが、この一連のニュースの流れを見ていると、社内クーデターが起こったとしか思えないなぁと感じてしまいます。

あくまで想像ですが、報酬額が高くてワンマンなゴーン会長に対して、他役員から妬まれた結果、クーデターを起されたのかなぁと思えてしまいます。

社長の会見では、しきりにクーデターではないと言っていたそうですが、周囲から見ればクーデターと思われても仕方がないのではないかなぁと。

まぁ、日産の社内での流れなので、本当のところは分かりませんが・・・

ただ、日産がV字回復をなし得たのは、日本人経営者では情が先に立ってしまって、できなかったであろう大規模なリストラなどの冷徹とも思える対応によるものではないかなぁと。
そういう意味では今も日産が会社として今も生き残っているのは、当時のゴーン会長が揮った辣腕のお陰とも言えるのではないかと。

そのV字回復の立役者を、会社が守らずに、逆に切るために内部告発までして逮捕させてしまうというのは、正直どうなのかと思ってしまいます。

退陣してもらいたいということであれば、もう少し穏便な方法でのやり方があったのではないかなぁと。

今後、業績不振で海外の経営者を雇い入れようと思った他の日本の会社は大丈夫なのかなぁ。



日本の会社組織の感覚からすると、海外からやって来た敏腕経営者となると、会社風土に馴染まない異質な存在なのかもしれません。

で、会社が危ない時には、藁にもすがる気持ちで、そういう異質な経営者を受け入れるのですが、会社が回復してきた途端に、それを排除するかのごとく動くというのは、正直あまり良い対応とは思えないかなぁと。

これを見た海外の経営者達が、果たしてどう感じるのか・・・

例えば日本の他の会社が同じような状況になった時・・・
すなわち、業績不振から会社を立て直してほしいと海外の敏腕経営者に打診した時、果たしてその人が日産のこの一連の流れを見て、日本の企業を手伝いたいと思うのかなぁと。

会社に入って、赤字脱却した段階で、日産のゴーン社長と同じような対応をされてしまうと危惧するのではないかなぁと。

そう考えると、今回の一件が、今後日本企業が海外からの有能な経営者を雇い入れることの足かせになるのではないかと少々不安に思ってしまいます。

さらには、果たして今の日産がゴーン会長抜きに会社を維持できる状況にあるのかというのも良くわかりませんし。
まぁ、社長以下今回の逮捕劇に絡んでいる役員の方達は、大丈夫だと判断して行動した結果なのかもしれませんが・・・

株価の変化を見ると、おそらくそうは判断してくれていないのではないかなぁと。
良くも悪くもカリスマ経営者として、日産自動車の看板を担っていたゴーン会長を、逮捕という形で表舞台から引きずり下ろしたという事実は、投資家からすればマイナス要素として受け止められた結果、株価が下がったということなのでしょうね。

果たして、ゴーン会長がいなくなった後、業績が今後どうなるのか、会社としてどうなるのか・・・
現時点では想像することは難しいと思います。

しかし、将来的に万が一日産自動車が以前のような業績不振になった時には、おそらく海外から経営者を招聘するといのはかなり難しくなったのではないでしょうか。

今回の逮捕劇を見るに従って、日産自動車という会社に対して、個人的にはかなり不信感が募ることになりました。
もっとも、私が不信感を募らせたとしても、日産自動車にとっては別に痛くもかゆくもないとは思いますが・・・

ルネッサンス ― 再生への挑戦

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