おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

Nintendo Switch「DEAD CELLS(デッド セルズ)」をクリアしました

先日よりプレイしていたNintendo Switch「DEAD CELLS(デッド セルズ)」。
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本日、ようやく最後のボスを倒して、クリアできました。
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メトロヴァニアンと呼ばれる横ビュースタイルの探索型アクションゲームで、実際には1プレイにおいてクリアするべきステージ数としては、10ステージもないので、アクションが得意な人であれば、スタートからエンディングまで1時間ぐらいでクリアできるのかもしれません。

ちなみに、データによると、私は71プレイ目にして、ようやくクリアできたということのようです。
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しかし、そこはこのゲームがローグライクなゲームである部分にも関わってくるのですが、プレイするたびにステージ構成が変化するため、入手できる武器や能力上昇アイテムの出現量などが異なってきます。
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その結果、自分の得意な武器がプレイ中に出なければ、最初のステージから苦労することもしばしば。
能力強化のアイテムについても、ステージ中に多く出たり少なかったりするので、くじ運が悪いと、最初のボスで死んでしまうこともあったりします。
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さらには、ステージ中には、プレイヤーのルーンのスキルがアンロックされることで進むことができるフィールドなども含まれていて、ステージの作りで、そういったフィールドに能力強化アイテムがあったりすると、そのプレイではかなり不利なプレイを要求されたりします。

当然、ローグライクゲームなので、プレイ中に入手したアイテムや所持金なども前プレイのものを引き継げません。
そのため、プレイを開始すると、もう一度ステージの最初から、何の所持品もない状態からのスタートとなります。
一応スタート地点には、最低限のアイテムが用意されており、そのうちのどれかを持ってゲームをスタートすることになります。
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それでも、繰り返しプレイしながらゲーム内で入手できる「設計図」や「セル」というアイテムを集めていくことで、ゲームを有利にスタートできるような様々な要素やスキルをアンロックしていくことができます。
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要素をアンロックすることで、初期に入手できるアイテムも色々と変化するようになります。
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ステージ中には隠れたアイテムもあり、それらを見つけるというのも楽しかったりします。
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アンロック要素の中には、前プレイで入手した所持金を一部次のプレイで引き継げるようになったり、回復薬を使えるようになったり、最初に入手できる装備が変わったりといったものがあり、繰り返しプレイすることで、少しずつゲームのハードルを下げて行くことはできます。
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また、見た目を変更するスキンもアンロックで入手できたりします。
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アクションが得意な人であれば、もっと早くクリアーできるのかもしれませんが、私にはそこまでは無理で、結局プレイを繰り返すことでアンロックされるアイテムやスキルを駆使することで、ようやくエンディングまで到達できるという感じでした。



通常であれば、何度も同じようなプレイをさせられるので、途中で挫折しそうになります。

しかし、このゲームでは、敵を倒した時にたまにドロップされる「設計図」入手したり、その設計図のアイテムが使えるようになるために、「セル」を集めたりする要素のおかげで、繰り返しプレイするモチベーションを維持することができました。

また、武器による間合いやタイミングなど使い勝手の違いも、繰り返しプレイする上で、今回はこの武器では厳しかったから、次はこの武器で進めてみようという気にさせてくれました。

アクション自体もプレイしていて気持ちがよい動きをしてくれるので、操作しているだけでも爽快感が得られました。

一応クリアはしましたが、ステージ自体は全てのステージに入れた訳ではありません。

このゲームでは、次のステージへ進む出口が一応のゴールなのですが、各ステージには異なる2つのゴールが存在しております。
それぞれのゴールで、次のステージの内容が変化し、出現する敵やギミックなどが変化してきます。

そのため、ルート次第では、1度のプレイでは通過できないステージが存在しており、何ステージか進んだ先に出現するボス自体も、異なるボスがいたりします。

使えるルーンスキルによって、進めないステージなどもあるため、繰り返しプレイすることでようやく進む事ができるようになったりします。
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また、エンディングを見た後にアンロックされる要素もあり、難易度選択などができるようになったりするので、クリアした後でも引き続きゲームを楽しむことができます。
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何より、全ての「設計図」を入手できていないので、それらを集めることを目的としても繰り返しプレイできる作りなので、まだまだ楽しめそうです。
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ただ、最初の頃と比べると入手できる条件が厳しくなってくるので、あくまで付加的な要素として、引き続き楽しめますよという感じで、これまでよりはプレイに対するメリットの享受が薄くなって行くのですが・・・

それでも、ついついプレイしたくなる中毒性のようなものがこのゲームは存在しております。

個人的には「呪いの宝箱」のリスク&リターンのアイデアが良くできていて、本ゲームを面白くしてくれているかなぁと思っております。
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通常でも、死ねば最初からスタートという条件で緊張感を持ってプレイできるのですが、プレイを進めて行くうちに、その緊張感が少しずつ薄れて行きます。
ところが、ステージを進めている途中で、「呪いの宝箱」が出現することで、その薄れていた緊張感が復活します。
「呪いの宝箱」を開けると、強化アイテムと装備1つ、お金になるアイテムが1つと3つもアイテムを入手できます。
しかし、開けた後、10体の敵を倒すまでに一度でもダメージを受けると、即死となってしまいます。
そのため、マップ上で到達した場所に「呪いの宝箱」があると、果たしてそれを取るべきか取らないべきかという選択や、取った時にはそれまで以上の緊張感がプレイに生まれます。
そして、無事に無傷で10体倒しきった時の開放感が、このゲームで非常に良いアクセントとなっているのではないかなぁと。

さらには、ゲームに登場する多くの装備やアイテムの組み合わせ方や使い分け方。
武器などのアイテムには、何らかの効果が付いております。
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例えば、敵が毒ダメージを受けている場合に、与えるダメージ量が増えるものや、敵を倒すと周囲の敵を凍らせる効果があるものなど。
出現するアイテムがランダムなため、使い方を狙えるわけではないのですが、アイテムが出現した時に、今持っているアイテムと入れ替えるべきか捨てるべきかという取捨選択。
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自分のプレイスタイルに合った戦い方や、より有利な使い方などを考えながらプレイすることができます。
そういった部分で、プレイに戦略性生まれてくるので、飽きることなくクリアまで繰り返してプレイできました。

そして、タイムアタック的な要素や、ノーダメージクリアーを目指す要素もあります。
ステージクリアの時間が早ければ入れるボーナス部屋や、ノーダメージで一定数の敵を倒すと入ることができるボーナス部屋が用意されていることで、プレイに選択の幅が出て来ます。
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じっくりとステージを隅々まで回ってアイテムを探すか、それとも素早くゴールを探してクリアーを目指すか、ダメージを受けずに敵を一定数倒し、別のボーナス部屋を目指すのか。
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プレイごとにそれらの方針を決めてプレイすることができるので、メリハリが出て来ます。

とりあえずクリアはしたのですが、その後も引き続き何度かプレイしてしまいました。

ただ、一応のエンディングを見たので、これまでほどは集中して、このゲームだけをプレイするということはなくなるかと思いますが、それでもたまには立ち上げて、プレイしたくなるのではないかなぁと。

ちなみに、このゲームにはダウンロードコンテンツも出ており、エンディングの後にそのコンテンツがプレイできるようになります。
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ただし、ダウンロードコンテンツを購入しないと、プレイはできませんが・・・
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ローグライクゲームが好きな人や、メトロイドなどの探索ゲームが好きな人には、当ゲームはおすすめできます。