おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

PS4「Assassin's Creed IV Black Flag(アサシンクリード4 ブラックフラッグ)」をクリアーしました

先日よりプレイしていたPS4Assassin's Creed IV Black Flag(アサシンクリード4 ブラックフラッグ)」。
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本日、ようやくエンディングへ到達することができました。
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夏だからと始めた海ものゲームでしたが、なんとか夏が終わるまでにクリアーまで到達しました。

Assassin’s Creed(アサシンクリード)」シリーズの中では珍しく、海賊が主人公のおかげで船を操っての移動や戦闘が楽しめるゲームでした。


とりあえず、最後まで到達したので、プレイした個人的な感想をまとめておきます。


フリーラン&暗殺は相性が良い

Assassin’s Creed(アサシンクリード)」シリーズを通しての面白さとして、建物などの構造物をフリーランで踏破していくのは、操作していて非常に気持ち良くプレイでいました。
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さらに、高い建物の上から、暗殺ターゲットを狙ったり、茂みに隠れた状態から、ターゲットを倒したりというのも、ゲームとして非常に面白いです。
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フィールドをフリーランで走り回る「動」と、暗殺のために隠れたり待っている間の「静」が切り替わることで、ゲームのテンポもかなり心地よいと感じます。
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また、今作では街以外に海上にある多くの島もフィールドといて用意されており、ジャングルの中などもフリーランで走ることができます。

私がシリーズで以前プレイしたのはPS3Assassin's Creed Brotherhood(アサシンクリード ブラザーフット)」ですが、今作では使える飛び道具として新たに吹き矢が追加されておりました。
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この吹き矢は銃とは違って使っても音がしません。
そのため、茂みに隠れて吹き矢を使って、敵の戦力を削いでいくことができます。
即時敵を倒せるような矢はありませんが、眠らせたり、バーサーク化(狂戦士化)して敵同士を戦わせたりすることができるので、入手してからは多用しておりました。

海賊船での冒険は楽しい

主人公が海賊で、広大なフィールドが海になったことで、海賊船での移動や戦闘がゲーム中の多くを占めました。

フィールドが海ということで、イベントなどを配置するのは難しいのではないかなぁと危惧しておりましたが、物資が流れていたり、遭難した人が流れていたりして、案外詰めれるものだなぁと感心しました。
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また、船も結構行き来しており、それらとの戦闘なども発生して、当初危惧していたことはすぐに払拭されました。
船での航海中も、悪天候や高波、警戒エリアなども漫然と船を操作するだけではない、適度な緊張感を持たせてくれて楽しめました。

ゲームを進めると、海中に潜って冒険することができるポイントへも行けるようにもなります。
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梅の上には多くの島が点在し、それらは一部を除いて自由に上陸することもできます。
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大きな島であれば、集落や街もあり、小さな島にも、宝箱や資材、動物などがいたりします。
小さな島の形は結構パターン化されていて、似たようなものが多いのは物量を考えれば仕方がないところかなぁと。

さらに、自分の船を少しずつ強化していき、より強い敵の船と戦ったり、海上の要塞を攻撃できるようになったりするのは、非常に楽しめました。
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強化できる装備も複数箇所あり、さらにはそれぞれで何段階かずつ強化できるので、自分の戦い方に合わせて、どこから優先的に強化するのかをか考えるの楽しみもあります。
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帆や船首の飾り、舵輪なども装飾要素として数種類用意されており、それらを入手して自分の船の見た目を変えて楽しめます。

ただ、船速については、船を最大にまで強化しても、あまり変化はなかったようです。
高速航行中の速度も、おそらく変化はなかったのではないかなぁと思います。
その結果、伝説クラスの敵船との戦闘においては、敵に追撃しようとしてもすぐに距離を開けられてしまって、なかなか苦戦をしいられたりしました。
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*艦隊を強化して貿易
敵船を倒すと、その船を自分の艦隊に追加することができます。

艦隊の船を利用して、貿易を行うことができます。

貿易はプレイヤーがどの貿易航路にどの船を使うかを指示するだけで、時間経過で勝手に完了します。
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貿易航路によって、取引される物品と量は決まっており、船ごとに運べる荷物の量や船速が決まっているので、取引する量以上の荷物が運べる船を割り当てる必要があります。
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貿易は航路の距離によって、出発から帰還までの時間が変わり、船の種類によっても、かかる時間が変化します。

貿易航路は時間の流れによって、危険度が変動します。
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危険度が高い航路で貿易を行ったことがないのですが、もしかしたら危険度が高いと貿易が失敗したりするのかもしれません。

危険度は、自身の艦隊を派遣して、その航路にいる敵船と戦闘を行い、勝利することで下げることができます。
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戦闘において損傷したり、貿易から帰ってきて損傷した船は、艦隊用の通過を支払うことで、修復することができます。

戦闘において、敵の船に味方の船が沈められると、その船は艦隊から消滅します。

プレイヤーが通常にプレイしている間にも、自動的に貿易が行われて、お金が稼げるのは結構楽しめました。
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また、貿易でしか入手できないアイテムなどもあるので、それらを取得するために、私は常に貿易を行っておりました。
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素材の調達と制作

野生生物などを倒すと、素材を入手でき、その素材で武器の所持弾数をアップしたり、防具を強化することができます。
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また、吹き矢の矢なども素材で作ることができます。

野生生物には、海上の生物と陸上の生物がおり、装備ごとに必要となる素材が異なります。

海上の生物の狩猟には、捕鯨船を使って漁を行います。
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クジラやサメなどにモリを打ち込み、相手の体力をなくせば狩猟成功。
逆に捕鯨船が相手の攻撃でダメージを受けるので、捕鯨船の耐久度が0になったり、搭載しているモリの数が0になれば、狩猟は失敗です。
捕鯨船も強化することができ、モリの数を増やしたり、耐久度を上げたりすることで、狩猟の成功率を上げることができます。

陸上生物の狩猟には、通常の戦闘と同じで、敵と戦って倒せば狩猟成功となります。
一部の肉食獣は、こちらを見つけると襲ってくるので、タイミング良くボタンを押すことで、カウンター攻撃で倒すことができます。
タイミングが悪いと、一旦追い払えますが、少し離れただけで再び襲ってきます。
襲われるたびに体力は奪われるので、何度も失敗すると、殺されてしまうこともあります。
この肉食獣の攻撃がかなりしつこくて、何度か死んでしまったこともありました。

また、一度アイテムを制作すると、吹き矢の矢のような消費財以外、同じ素材が必要になることはないため、何度も素材のために狩猟を行う必要はありません
そのため、素材を冒険のついでに集め続けるような遊び方はできないのが、少し残念な感じでした。

海賊なので仕方がないけど

自身の海賊船で、敵船を襲う際に、船同士の戦いが発生します。
船同士の戦いで、敵船を航行不能にした後、敵船に乗り込んで無力化することで、敵船を奪って自分の艦隊に加えたり、手配度を下げたりできます。
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この乗り込む際の戦闘では、敵船に乗っている船員と、人対人の戦闘になります。
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シリーズを通して、「アサシン(暗殺者)」という名前から、通常は敵に気づかれない間に、敵を葬る暗殺が主題となっているゲームです。
そのため、これまでのシリーズでは、人対人の戦闘になるのは大抵が暗殺に失敗した場合や、敵に気づかれてしまった場合などの、止むを得ない場合でした。

ところが、敵船に乗り込んで戦うこの人対人の戦闘では乱戦となり、敵味方入り乱れての乱闘を余儀なくされます。

一応、戦闘においても、攻撃の他に、相手の攻撃を受けて体制を崩させたりカウンターなどもできるのですが、1対1であればそれも有効ですが、乱戦となると1人と戦っている間に、横から他の敵に攻撃されたりということが頻繁に発生します。
この乱戦の頻度が、通常の「アサシンクリード」よりも多いのが、少々気になりました。

乱戦中であっても、自船から銃や吹き矢で敵を攻撃することもできますが、大きな船になると、敵を10人以上倒す必要があり、それらを全て飛び道具で倒すには厳しいですし、敵を一定数倒す以外に、マストの上の旗を切り落としたり、斥候を倒したりという条件が加わると、敵船に乗り込む必要があるので、どうしても乱戦に巻き込まれてしまいます。
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プレイしていて、乱戦中に一番有効なのは、煙幕だということが分かってからは、比較的生存率も上がりましたが、それまでは結構乗り込んだ際に敵からの袋叩きにあって倒されてしまうことが多かったのが、なんだかなぁという感じでした。

総評として

主人公が海賊で、暗殺をメインとした「Assassin’s Creed(アサシンクリード)」シリーズとしては、少々異色な作品ではありますが、ゲーム全体ではかなり楽しめるゲームとなっております。
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海賊として、海賊船の操船での対艦戦と、フリーランで街中を踏破しつつターゲットを暗殺するプレイを、ほぼシームレスにプレイできるゲームを個人的にはあまり見たことがありません。
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また、宝の地図を元に、隠された財宝を探したり、マヤの石を集めたりといった遊びも用意されており、ゲームを通して飽きませんでした。
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(宝の地図の右下にある数字が、マップ上の座標と気づくまでに、少々時間がかかったのは内緒ですが・・・)

イベントのそれほど多くない島の形状が似ていたり、大きな島でも上陸できないエリアがあったりしますが、かなり広大な海の上を海賊船で自由に移動して、冒険できるアクションゲームはそう多くはないのではないでしょうか。

個人的には、かなり楽しめたので、多くの人にオススメできるタイトルだと思います。