読了:2014年11月15日
今年高校受験を迎える息子に、少しでも役立つことがあるかと思って、読んでみた。
まとめ
「やる気スイッチ」ということで、こうすればやる気が起きるというスタートのきっかけの起こし方が記載されていると思っていたが、実際には、結果を出す為の方法論が多かった。
帯についている「折れない心の作り方」の方が、タイトルとして良かったのでは?
抽象的に「随分と勉強したから大丈夫」というよりも、消費した鉛筆の量だったり、記録した勉強時間だったり、自身の努力量を具体的な「見える化」で自分に自信を持たせることが大切
以下引用
- 鉛筆を使って勉強する
使えば使うほど短なっていくのが、目で見て確認できる
勉強の成果を見た目で確認でき、それが自信につなる
- 朝形に変える
寝る時間を決めるとその時間がデッドラインになり、終わる時間から逆算して計画を立てれる
夜10時〜2時は、睡眠のゴールデンタイム成長ホルモンが多く分泌されるので、疲労回復や美容の面で重要
発想の切り替えで気分を楽に
良い出来事にしろ、悪い出来事にしろ、すべて自分がさらに一歩進むための伏線なんだと日頃から思い込む
- 自分ノートを作る
毎日の心境や悩み、感情を書く
書いた後に見返す時間をつくり、なぜそんな心境になったのかを分析する
- 勉強時間を計る
測った時間を毎日記録することで、自分がどのくらい頑張ってるかを数字で見て確認することができる
- 手帳を活用する
自分のやってきたことの積み重ねが一目でわかる
- 目標を数値化する
目標点数との差を計算してから勉強した方が効率もいいし、何よりも精神的に落ち着いていられる
「たとえば、初めての場所に行く時、妙に遠く感じる。それは、ゴールまでの距離が分からないせいで、どこまで歩けばいいのか見当がつかないから。ゴールさえ分かってしまえば、案外近くにあったんだとなる。その証拠に同じ道を歩いても、二回目以降はそう遠く感じない」