携帯電話の料金が、毎月1万円以上かかっているので、その部分のコストダウンを検討してみました。
現在保有しているのは、auの iPhone5s と au のガラケーの計2台。
電話をかける時は ガラケー「G11」を利用しております。
このガラケーは電話での通話以外に、おさいふケータイで「nanaco」や「Edy」で利用していおります。ガラケーの方は、おさいふケータイへのチャージのために、データ通信は最低額での契約を行っており、プランについても、無料通話がついた最低額のプランssで運用中。
電話は同じ au 回線の携帯電話を持つ家族との通話が大半なので、他にかける時は、プランについている無料通話分でまかなえている感じです。
こちらの方は、今よりもコストを下げることはほぼ無理かと思っています。
iPhone5s については、電話をかけることはほとんどなく、データ通信のみにしか利用していないので、ほぼ最低金額で運用しているはず。
しかし、最低金額で運用しているといっても、LTEフラットを契約している以上、毎月の金額はかなり高い。
そう考えると、コストを下げれるのは、iPhone5sの方になってくるというのは、誰が見ても明らかです。
これまでは、Docomo / au / Softbank ぐらいしか、主だった携帯電話会社が無かったので、金額的にはどこも大きな差はありませんでした。
しかし、 最近になって数多くの格安SIMが登場し、これまでの3社以外の選択肢が出揃ってきたことで、大手3社の携帯電話料金が高く感じられます。
そこで、現在保有している iPhone5s の運用費を下げるために、格安SIMへの移行を検討してみました。
現在の使用コスト
iPhone5sは64GB版を分割で購入し、現在も端末代金を支払い中です。
先月の使用料で、8498円(税込)かかっております。
その内訳を見ると、
-基本料: 934円 -オプション:6,000円 -端末代:3,237円 -ユニバーサル料:3円 -毎月割:-2,230円 -消費税:554円 合計:8,498円(税込)
ということになっています。
iPhone5sは分割で支払い中なので、端末の残債があります。
iPhone5s残債 35,607円(税込)
で、支払いは2015年11月までとなっています。
誰でも割の2年縛りの更新が、2015年10月。
しがらみの残り期間としては、残り11ヶ月。
このまま au で11カ月間払い続けた場合の金額は
8,498円 x 11カ月 = 93,478円(税込)
例えば、今解約すると、
iPhoneの残債:35,607円(税込) 解約料: 10,260円(税込) (9,500円+税) MNP手数料:2,160円 (2,000円+税) 合計: 48,027円(税込)
ということで、48,027円(税込)がかかります。
通信データ量を調べてみたら、先月(2014年11月)で、0.68GBしか利用していませんでした。
まぁ、ほとんどニュースサイトを見るぐらいしか利用していないので、通信データ量はかなり少ないですね。
使える格安SIM会社を調べる
現在、格安SIMは、色んな会社からサービスが提供されています。
しかし、それらの大半は、Docomo回線を利用した MVNO会社。
現在持っている au の iPhone5s では、そのまま利用することはできません。
結果として、au回線を利用した格安SIMのMVNO会社は、「mineo」ぐらいしかありません。
しかも、「mineo」は、iPhone が iOS8 だと、使えないそうで、iPhone6 / iPhone 6 Plusについては、完全に利用不能という状態。
私の iPhone5s は幸いにしてiOS7.1.2 までしか上げてませんので、選択肢としては残っています。
ファクトリーアンロックという選択肢
携帯電話会社で購入した iPhone は、通常はその携帯電話会社の回線か、その携帯電話会社の回線を利用しているMVNO会社のSIMしか使えません。
しかし、ファクトリーアンロックをすれば、その制限を無くすことができるそうです。
サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ
ただ、モデルによって、対応している電波の周波数やバンド帯が違うと、電波が拾えなくなるので、使えませんが、幸い日本の大手携帯電話会社3社から販売れているiPhone5s は同じモデルなので、ファクトリーアンロックさえすれば、au の iPhone5s でも、その他の多くの格安SIMが選択肢として出てきます。
ファクトリーアンロックは、ほとんどが海外の業者で、数万円の金額がかかります。
ファクトリーアンロックの業者の中には、詐欺まがいの業者もいるそうで、注意が必要らしいです。
さらに、ファクトリーアンロックしたiPhoneが故障して修理に出すと、再びロックがかかってしまい、元の携帯電話会社のSIMしか使えなくなるそうです。
少しリスクが高い感じですね。
海外へ渡航する頻度が高ければ、海外で安いSIMを使うことを考えて、ファクトリーアンロックしておくのも手です。
しかし、私の場合、そうそうかいがへ行くこともなく、国内メインなので、今回は利用しない方が良さそうですね。
もし、ファクトリーアンロックを依頼するなら、多分こちらの業者になるかなぁという気はしてます。
http://xiaolongchakan.com/archives/4031729.html
今だと「mineo」の一択か?
ということで、au の iPhone5s をそのまま利用する格安SIM会社は、今だと選択肢は1つということに。
では、「mineo」にした場合の料金はどうなるのかと試算。
先月のデータ通信量が1GB未満でしたが、少し余裕があった方が良いと思うので、2GBの料金をベースにしてみます。
-2GB(電話付) 2,365円(税込)x11カ月=26,015円(税込) -2GB(電話なし) 1,706円(税込)x11カ月=18,766円(税込) 契約手数料:3,240円(税抜)
という感じです。
基本的には、iPhone で電話をすることはないのですが、私が趣味で毎週行っている大阪城の野鳥探鳥の時には、iPhoneしか持ち歩いていないので、緊急時の電話がないと困るかなぁと。
あと、電話付きにしておかないと、次回MNPできないというのもありますし。
ということを考えると、電話付にする方が良いかと。
トータルいくら?
とりあえず、現在の au の契約の制約が切れる2015年11月までの11ヶ月の金額を比較してみます。
現状の残債と、MNP転出費用 48,027円(税込) 来年の11月までの通信料 (電話付) 26,015円(税込) 契約時の手数料 3,240円(税込)(3,000円+税) 合計 77,282円(税込)
2015年11月まで、au 回線を利用した場合の金額が、93,478円(税込)なので、差額としては-16,196円となります。
格安SIMを利用するデメリットは?
金額的には、メリットがありそうですが、格安SIM「mineo」にMNPするに当たってのデメリットを考えてみました。
1、データ通信量が減る
現在の7GB/月から、2GB/月に減少します。
私の場合は、先月の通信量が 1GB もないので、多分問題はなさそうな感じです。
2、3G回線が利用できない
LTE回線のみ利用可能なため、電波状況が弱い地域では、3G回線に切り替わらないため、通信も電話もできなくなります。
大阪市内では、ほとんどLTEで通信できますし、別途3G回線のガラケーも持っているので、電波状況が悪いところでは通信をしなければ良いかということで、あまり問題はない感じです。
3、au Wi-Fiスポットが利用できない
au の MVNO ではありますが、Wi-Fiスポットは利用できなくなります。
これまでも、あまり利用していないと思うので、これについても問題はなさそうです。
MNPの予約番号を取得
早速、本日 au の MNPの転出手続き番号(077-75470)へ電話をして、MNPの予約番号を取得しました。
色々な話を聞いていると、MNPの電話をすると、引き止め工作として、ポイント付与などの提案があると聞いていたので、その条件によっては、MNPするのを考え直そうかと思っておりました。
しかし、電話をしたら、オペレーターのお兄さんはあっさりと引き止めることなく、MNPの手続きをしてくれたので、少々肩すかしな感じとなりました。
実際に「mineo」への申し込みについては、現時点ではまだ行っておりません。
一応、MNP 予約番号を取得してから、15日間の猶予があり、「mineo」への申し込みについても、残り日数が10日以上あれば良いそうなので、時間的な余裕は少しあります。
この期間内に実際にMNPしなければ、キャンセル扱いとなり、従来の契約のまま進むそうです。
すぐに申し込みを行わない理由は、せっかく MNP するのですから、もっと条件の良いところはないかなぁと思っているため。
Docomo / SoftBank で、キャッシュバックや契約条件的に、良いところがあれば、そっちに乗り換えるのも、もしかしたらありかと思っていたり・・・
あわよくば、新しい端末を入手して・・・みたいな下心を抱いています。
週明けまでに、色々と検討してみたいと思っています。