おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

Canon EOS KISS X7 での野鳥撮影について

現在野鳥の撮影で利用しているのは、Canon のエントリー機「EOS KISS X7」。

サイズ的には、コンパクトなので、持ち歩きも楽だし、撮影する際にも取り回しがしやすくて気に入ってます。

レンズについても、軽さと長さを考えた上で、現在の「EF100-400 F4.5-5.6 L IS USM」を選びました。

このセットで野鳥を撮影するようになってから、1年が経過しました。
写真もかなり撮影しており、週平均だと500枚を超えていると思うので、25000枚以上は撮影しているのではないかとおもいます。

ただ、それだけ撮影している内、実際にピントが合っている写真はというと、体感で6割ぐらいではないのかなぁと思っています。



野鳥撮影時には、茂みや枝が邪魔をするようなピント合わせにとっては悪環境なことも理由の一つではあります。

私の野鳥の撮影時は、AF測距点は中央のみ、ワンショットAF、親指でピント合わせを行うという設定をしております。
野鳥を中央の測距点で捉えて、親指でピントを合わせた後、シャッターボタンを押すという方法です。

当然、野鳥はこまめに動き回るので、ワンショットAFに設定していると、シャッターボタンを押すまでに、親指を何度も押し直すことになります。

AIサーボで撮影すれば、ピントが合い続けるとなっていますが、被写体が野鳥では、手前に枝が来たりして、動きには対応しきれない状況が多かったので、使っていません。

しかし、AF測距点の中央で野鳥を捉えているにもかかわらず、ピントが合致した合図が出ても、ファインダーで野鳥の姿がボケていて、ピントが合っていなかったり、手前の枝にピントが合ってしまうことも。

何度かそういいったことがあり、経験上での体感的には、測距点の中央ではなく、少し下ぐらいを野鳥に合わせると、ピントが合う感じです。

知識的には把握していますが、野鳥撮影は瞬間的な反応が必要となることが多く、頭で分かっていても反射的には、測距点の中央に合わせてしまい、ピンボケ写真となることがあります。

さらに、ピントの合焦性能でも、ピントがが野鳥に合っている状態で、ファインダーで見る限りはピントが合っていると思って撮影しても、後から自宅で撮影した写真を等倍で確認すると、若干ピントががずれているということが多々あります。

また、AF速度的にも、野鳥を撮影するには、少し遅く感じていて、ピントが合った直後にシャッターボタンを押す前に野鳥がフレーム合うとするということも何度も経験しております。
そういった経験から、珍しい野鳥の場合は、ピントが合う前からシャッターボタンを押し始めることもあります。

まぁ、今の技術ではこんなものかと諦めつつ、ピントが合った後、自分でマニュアル操作しながら撮影するにはこともあります。
ただ、年齢的にそろそろ老眼が入ってきていることもあり、ファインダーをみながらマニュアルでピントを合わせても、なかなか合わないことが多々ありますが、仕方がないことなのかなぁと、自身の腕のなさを棚に上げて、機材のせいにしてしまっております。

それにしても、野鳥を撮影されている他の方々が、どうやって上手に撮影しているのかかなり気になっておりました。

ところが先日のことです、私の考えを改めさせる出来事が。

それについては、以下の記事に続きます。

Canon EOS 7D MarkII だと野鳥撮影が快適になるのか? - おきらく・ごくらく日記