昨日、常温で到着した生ハムの原木。
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温度に慣らすために、パックを開封せずに1日置いておきました。
そして、本日はいよいよパックを開封いたします。
パックの状態で、特に結露などは発生しておりませんでした。
そして、周囲のパックを開封し、いよいよ生ハム原木を我が家の空気にさらします。
開封すると、匂いが部屋に広がったのか、我が家のワンコが足下にやってきて、そばのダンボール箱で待機し始めました。
でもね、今日はまだ食べれないのです。
さらには、生ハムのような味の濃い食べ物は、食べさせれないので、いくら待っても君の口には入らないんだよ。
さて、パックを開封したら、余分な油やカビをさっと拭き取るとあります。
しかし、見た感じではカビなどもない状態なので、とりあえず、余分な油を拭き取ってみることに。
ちなみに、この表面にある灰色っぽい油は、「マンテカ脂」というもので、表面の酸化を防ぐためのものだそうです。
「生ハム生活の手引書」を読んだ時に、「マンテカ脂」という表記があったのですが、どれがその脂なのか分かりませんでした。
しかし、本日、予習のためにセットに付属していたカッティング用の DVD を見たところ、この灰色っぽいものが「マンテカ脂」というものだと分かりました。
これは、食べる時にカットする分だけ取り除くので、今回の拭き取りの対象ではないそうです。
そして、ざっと拭き取りが完了。
この後、今度はオリーブオイルやひまわりオイルなどで、生ハムを拭く作業に入ります。
今回注文したセットには、オリーブオイルも付いていたので、それを布に含ませて、生ハム全体にツヤがでるように塗って行きます。
オリーブオイルを塗る作業は妻に任せて、私はハモネロ(生ハム台)の組み立てを行います。
組み立て自体は、プラスドライバーがあれば、大体組み立てることができます。
10分程度で組み立て完了。
特に難しいこともありませんでした。
ただ、ハモネロ(生ハム台)の作りというか、木のカット自体は少々雑っぽい感じで、角が欠けてたりしました。
この辺が、日本製品のような細やかさがない感じです。
妻のオリーブオイル塗りも早々に完了しておりました。
オリーブオイルを塗る前と比べると、ツヤが違うことがお分かりいただけるかと思います。
こちらが塗る前の写真です。
そして、いよいよハモネロに生ハム原木をセットします。
肉が多いマサ側(爪の底が上を向くように)にセットし、準備完了です。
通常は逆側(甲側)からのカットがおすすめだそうです。
マサ側の霜降りは、乾いても脂が入っているので、長い間置いていても、しっとりとおいしく食べれるそうです。
ただ、予習用の DVD では、マサ側を上にしてあったのと、週末には生ハムパーティをして一度に沢山カットすると思うのでマサ側を上にしておきました。
さて、本日はこれにて終了となります。
このまま常温で、1日放置して、カッティングする場の空気に慣らすそうです。
この行程が終了すると、いよいよカッティング&実食となるので、食べられる時が非常待ち遠しいです。
この待っている時間というのも、きっと食べた時の感動を引き立てるのに一役かっているのでしょうね。
※その後の続きはこちらの記事となります。
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