昨日の夕方までの予報では、本日は雨だったので、野鳥を見に行けないかと思っておりました。
ところが、夜0時の寝る前に、念のためと再度 iPhone の天気を確認したら、11時ぐらいまでは曇りの予報。
ならばと、朝5時に目覚ましをセットして、起きて外を見ると雨は降っていない。
ところが、予報を見ると、6時雨、7時曇、8時雨と、交互に天気が変わる感じ。
雨雲レーダーを確認すると、現在も雨雲がかかっているという情報ではあるものの、実際には降っていない。
とりあえず、雨が降ったとしても、すぐに止むかなぁと、淀川へ向かうことに。
しかし、自転車置き場に行き、自転車を取り出していると、ポツポツと稀にほっぺたに当たる感じ。
それでも、この程度ならと思って淀川毛馬の閘門へと向かうことに。
毛馬の閘門に到着し、蕪村の石碑の前でカメラを取り出して準備をしていると、土手のすぐ下の市街をチョウゲンボウのような野鳥が低空で飛んでいるのを目撃。
そのまま駐車場というか、広場のような場所の周囲に貼られた金網フェンスに激突。
大丈夫かなぁと見守っていると、すぐに体勢を立て直し、元来た方向へと戻って行く姿を見て一安心。
結構なダメージだと思うので、近くに止まるかと行方を見届けるも、家が邪魔をしてどこへ行ったのか分からなくなりました。
とりあえず、ケガなどしてなければ良いのですが・・・
土手を下りて、淀川を見渡すと、もう水鳥の姿はかなりまばらな感じ。
来週ぐらいには、全くいなくなってしまうのかも。
雨はあいかわらずポツポツという感じなので、カメラにタオルを巻けば、撮影はできそう。
カンムリカイツブリはまだいてくれました。
アオサギが遠くを悠然と
毛馬の閘門前ではあまり水鳥がいないので、そのまま桜宮高校裏へと自転車を移動させると、途中で視界に入る不思議な野鳥のシルエット。
チラっと見た感じは黒くて足が長い野鳥の姿。
周りが悪天候だったので、アオサギか何かの姿がシルエットになったのかと思いつつ、通り過ぎるも、やはり気になって引き返す。
そして、確認したら、オオバンでした。
水上の姿は見慣れているので、パッと見て判別できますが、陸上のオオバンの足の長さは、それほど見慣れていないので、すぐに思いつきませんでした。
そのオオバンのすぐ近くにイソシギもいました。
オオバンをスルーしていたら、イソシギも見れなかったかもしれませんね。
例え自転車で移動中とはいえ、もっとしっかりと野鳥を観察しておかないとダメですね。
桜宮高校裏に到着すると、雨がポツポツからパラパラという感じになってきました。
それでもまだ傘はささなくても何とかなる感じ。
雨のせいか、野鳥の姿をあまり見かけません。
上空を飛んでいるセッカの鳴き声だけが響き渡る感じです。
それでも、セッカは飛んでは草むらの中に入りを繰り返すので、なかなか撮影できません。
そんな中、何とか飛んでいる野鳥の姿を追って、止まり姿を撮影したところ、ホオアカを撮れました。
そのうち、空と草むらを行き来していたセッカも、草むらの中でも何とか見える位置に止まってくれました。
ついでに、動画も撮影してみました。
youtu.be
高校裏のワンドでは、アオジも撮影できました。
いつもなら、ここにオオジュリンが多く見られるのですが、今日は天気が悪いせいか、オオジュリンの声すら聞こえません。
少々残念な気持ちで、ワンドから高校裏の方へと戻ると、黒い野鳥が3羽飛んで来て枝に止まる姿を発見。
最初ちらっと見た時はカラスかと思ったのですが、どうも様子が違います。
尻尾の先が白いし、くちばしの生え際というか、鼻の部分?に羽毛のようなものが見えます。
さらには、目の色が赤い。
飛んだ時には、翼に白い斑点が見えたりします。
私自身、野鳥を見てきた経験が深いわけではありませんが、この野鳥は初めて見る野鳥でした。
とりあえず、野鳥図鑑も持ってきていないし、思い当たる野鳥の名前もないので、帰宅してから調査しようと考え撮影に専念しました。
やがて、1分も止まっていないしないうちに、3羽連れ立って、赤川鉄橋の方へと飛び立って行きました。
帰宅後、写真のタイムスタンプを見ると、最初の1枚が7:09、最後の1枚も7:09 なので、やはり1分もとどまっていなかった感じです。
で、早速手元にあった野鳥図鑑を調べてみました。
似た野鳥の識別ポイントが沢山乗っているので、一番最初にこの図鑑を使うようにしております。ページをめくっていき、探していくと、最初の方のページに出て来た、「オニカッコウ」ではないかと思いました。
しかし、図鑑に載っている写真とは、少し異なっている感じ。
Google を使って検索しても、やはりこれではない気がします。
結局、そのまま Google の画像検索を使って、「野鳥」「黒色」で探すと、多数の野鳥の写真が。
その中から同じ野鳥を探してみたところ、ほぼ同じ姿の野鳥を発見。
「ハッカチョウ」という野鳥のようです。
鼻の部分の羽毛と、赤い目、オレンジ色の足とほぼ間違いない感じです。
Wikiで調べてみたところ、観測地として大阪というのも記載されているので、多分合っているのではないでしょうか。
ハッカチョウ - Wikipedia
もし、間違っていたら、コメント欄などでご指摘いただければ幸いです。
その後、赤川ワンドに移動すると、ワンドの中でクイナの声が聞こえました。
入り口付近のホオアカを探す前に、先にワンドの中へ入って、探してみましたが、今回も姿を見ることができませんでした。
とりあえず、ワンド内で何とかオオジュリンの姿を撮影。
すぐ近くにマガモの姿も。
それ以外にめぼしい野鳥は見れず、ワンドの入り口付近まで戻り、ホオアカを探します。
途中、先週同様に、足下から飛び立つタシギのような野鳥に驚かされます。
ホオアカを探しますが、全く見つからず、すぐ近くに飛んできた野鳥を見れば、ヒバリでした。
さらには、雨がかなり降り出して、傘が必要な状態に。
持ってきていた折り畳み傘を取り出してさし、周囲を見渡しますがホオアカの姿は全く見れませんでした。
かなり粘りましたが、結局はセッカが飛んでいる姿を見かけたぐらい。
雨も小降りのまま止みそうにないので、帰路につきます。
赤川ワンド内を自転車で通って行く間に、雨がかなりきつくなってきたので、傘をさしながらとりあえず赤川鉄橋の下で雨宿り。
すると、同じく雨をしのぐ為にとオオジュリンやアオジが鉄橋下に入ってきますが、私の姿を見てかすぐに近くの葦の中へと隠れてしまいます。
近くにはコガモとカワウもいました。
その後、小一時間ほど鉄橋の下で雨宿りした後、雨が少なくなってきたので、再び先へと進みます。
雨がやんだおかげで、ウグイスの鳴き声も聞こえます。
しかも、結構近い距離。探してみたところ、ウグイスの姿を発見。
しかし、草が茂っていて、撮影してもイマイチかなぁと思っていたら、こちらの方へ飛んできてくれました。
雨上がりの思わぬ僥倖でした。
その後、高校裏までワンドを通っていき、途中の野球場で陸に上がっているバンを撮影。
そして、高校裏に戻ってきた時には、再び雨が降り始めたので、カメラを片付けて帰宅しました。
今日は、曇りと信じて出かけた物の、雨に降られて運がないと思っておりましたが、思いもしなかったハッカチョウを撮影できたので、不運も帳消しという所ではないでしょうか。
本日の写真は以下からご覧いただけます。
www.flickr.com
※4/24 追記 その後、それもずさんが同日オシドリを撮影されておりました。
soremoz.hatenablog.jp
私が見た時にはいなかったと思っていたのですが、今日何気なく撮影していた写真を見直していたところ、こっそりと写っている写真がありました。
画面上部ギリギリに写っているのが、色的にオシドリではなかったのかなぁと思われます。
雨宿り中に、何気なく手前のコガモを撮影していたので、全く気づいておりませんでした。
非常にもったいないことをしたなぁと改めて思ってしまいます。