昨日の大雨とは変わって、今朝は晴れ間が見える天気。
4:46の日の出に合わせるように、今日も大阪城へと向かいます。
自宅を出て、天神橋を渡っている時に、上空を4羽のサギが飛翔。
おそらくコサギだと思うのですが、移動中だったのできっちりとは確認できず。
大阪城の西外堀に到着。
相変わらず静かですが、今日はサギが2羽上空を飛んでおりました。
おそらくコサギだと思います。
そのサギを確認した後、飛騨の森へ。
今日もかなり静かな森の中。
シジュウカラやスズメ、カラスの声は聞こえてきますが、なかなか姿を見つけられずにいました。
日の出時間は過ぎているものの、木の茂みは暗いので、野鳥の姿は見つけられませんでした。
少し風があり、森の中を歩くと、風にゆられた木から雨粒が落ちてきます。
カメラが濡れないように、注意しながら歩を進めます。
そんな中、何とかコゲラの姿を発見しました。
時間が経って、ようやくシジュウカラの姿も見られるように。
この個体は色を見ると薄い感じなので、今年生まれた幼鳥なのかも。
その後、カワラヒワの声も聞きましたが、姿は見れず、北外堀を覗いても、野鳥の姿は発見できませんでした。
そんな野鳥が少ない中、非常に多かったのがヤブ蚊の量。
暑いからと短パン姿で野鳥探鳥をしておりましたが、歩いている時は良いのですが、野鳥を探すために止まった瞬間に、10匹近くの蚊が露出した足に群がってきます。
気づけばすぐに叩いて殺すのですが、かなり噛まれてしまいました。
さながら、ヤブ蚊の餌付けをしているようです。
そろそろ蚊取り線香が必要になってくるかもしれません。
というか、短パン姿ではなく、長ズボンで観察すれば、ここまで噛まれなくて済む事なんですが、暑いのでつい短パンをはいてしまいます。これ以上ヤブ蚊の餌付けをしても仕方がないので、飛騨の森を早々に抜けました。
梅林や豊国神社を回りましたが、めぼしい野鳥はいませんでした。
先週ゴイサギやササゴイがいた内堀も覗きましたが、今日はそれらの姿もありません。
配水場に移動すると、本日初のヒヨドリを見ました。
いつもなら、豊国神社などですぐに見られるのですが、今日はここまで見れておりませんでした。
そんな事はないとは思いますが、もしかしたら、ヒヨドリの数自体が減っていたりして?
他には、ハシブトガラスの親子4羽の家族を見ました。
子ガラスが親にエサをねだって、少し甘い声で鳴いていました。
子ガラスの口の周りは、毛が薄いのか、赤色に見えます。
赤色が鮮やかなので、この写真だけ見ていると、違う野鳥かと思えてきますね。
幼いシジュウカラが羽根をばたつかせて、近くの親にエサをねだっている姿も見れました。
あまりにも野鳥の数が少ないので、キジバトなんかも撮影してしまいました。
桜広場には、ムクドリの群れがいました。
音楽堂西通路や市民の森も覗いてみましたが、野鳥の姿はほとんどありませんでした。
今日はこのまま寂しい鳥見となってしまうのでしょうか?
ろくな写真を撮影できていません。
そういえば、先週ぐらいから、大阪城の各所の地面に、様々なキノコが生えています。
結構大きなものもあれば、群生しているものもあります。
野鳥が少ない時期にトンボや蝶の写真を撮影される人も多いですが、撮る物がなかったら、これらのキノコを撮影してみようかなぁと思ってみたり・・・でも、撮っていてもあまり楽しくないし、ブログに上げたものを見てもあまり嬉しくないでしょうね。
半分あきらめつつ、人工川へ行くと、ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)がいました。
ゆっくりと動いていて、藻でびっしりの水面の下にいるであろう魚をねらっているようでした。
そのうち、水中に顔を突っ込み、何かをくわえておりました。
しかし、どうみても魚ではなく、水草に見えたのですが・・・小さな魚でも捕れていたのでしょうか?
さらには、ウィンクまでしてくれました。
片目ずつ閉じることができるんですね。
ホシゴイを撮影中に、覗いていたカメラのフレーム内に突然白い影が入ったので、何事かと見ると、コサギが飛んできてくれました。
こちらのコサギは、ホシゴイとは違って、かなり機敏に動き回って、エサを捕ろうとしておりました。
ホシゴイの動きに比べて、かなり俊敏な感じで動き回っておりましたが、見ている限りでは、魚を捕えることはできていなかったようです。
しばらく歩き回った後、飛んでどこかへと移動してしまいました。
かろうじてホシゴイを見れましたが、大阪城では野鳥をあまり見れない時期なだけあって、かなり寂しい探鳥となってしまいました。
秋まではこんな状態が続いてしまうのかと思うと、少し寂しいですね。
そのくせ、ヤブ蚊が多くて、必ず噛まれるので、本当に野鳥探鳥しているのか、蚊の餌付けに行っているのか、分からない感じだったりします。
そういえば、数日前に見た記事で、「スコーロン」という蚊が嫌う生地があるそうです。
なんでも、アース製薬の開発した防虫剤を、帝人グループのナノレベルの接着技術で生地に固着させた素材だそうです。
普通のシャツよりも、値段は少し高いですが、洗っても効果は維持できるそうなので、もしかしたらこれを着込めば、蚊にさされずにすむのかもしれませんね。
本日の写真は以下からご覧いただけます。
大阪城野鳥(2015/06/27) | Flickr
西外堀
- コサギ 2羽
内堀
- ツバメ
桜広場
南外堀
- カワウ
人工川 -8:45
- ホシゴイ
- コサギ