私が自宅でメインで現在利用しているのは、「MacBook Pro 15 Retina(Late2013)」です。
その前に利用していたのは、「MacBook Pro 15(Early2011)」で、ディスクリートGPUのリコール問題の際に、新たに購入したものです。
その後、修理が完了して、使える状態にはなっておりますが、どちらをメインで利用するのか悩んでおりました。
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結局は、毎日起動するものなので、起動時間が早い方が良いだろうと考えて、「MacBook Pro 15 Retina(Late2013)」をメインマシンとして利用しております。
メインマシンとして利用するにあたって、内蔵ストレージが256GBしかないため、持ち歩き用に外付けのポータブルHDDも購入しました。
自宅にいる時や、外出する際には、このポータブルHDDを接続したまま、利用すれば良いと考えておりました。
ところが、このポータブルHDDを接続したまま MacBook Pro を起動すると、何度かに1度の割合で、起動できなくなる現象が発生しております。
原因については、今も不明ではありますが、毎回起動時に、このHDDに作成した Windows 用の BOOTCAMP 領域の認識が遅いので、もしかしたらその辺に理由があるのかもしれません。
起動時のHDDへの接続タイミングによっては、BOOTCAMP領域の認識ができなくて、起動できないのかなぁと。
起動した後に、後からHDDを接続した場合は、問題なく認識できるので、最近では起動時には HDD のケーブルを抜いておいて、必要な時にはHDDを接続するということをしておりました。
普段はそれほど利用していない、iTunes のライブラリなども本体の内部ストレージには入れず、この外付けHDDに退避させております。
そのため、HDDを接続せずに iPhone を MacBook Pro に接続した場合は、iTunes が起動して、ライブラリがないというエラーが出て来てしまいます。
ほかにも、MacBook Pro でブラウザでネットを見ていて、気になる iPhoneのアプリがあった場合に、MacBook Pro でダウンロードしようとして、iTunes が起動してしまい、ライブラリがないと表示されたり・・・
内蔵ストレージに入れていないことによって、使い勝手が悪い感じです。
かといって、iTunes のライブラリを内蔵ストレージに入れるほど、容量に余裕はなく、どうしたものかと困っておりました。
内蔵のSSDを、容量の大きいものに換装することも考えましたが・・・値段を見てびっくり。
ちょっと手を出せませんでした。こんなことなら、本体を購入する時に、もっと内蔵ストレージ容量の大きいものを購入しとけば良かったと少し後悔。
HDDの場合は、後から容量の大きいものを購入して換装した方が(特にMacの場合は)安かったりするのですが、SSDの場合は、最初から必要であろうと思われる容量のものを買う方が良いですね。
さて、どうするかと悩んでいたところ、発見したのが、MacBook Pro の SDカードスロットに挿して利用できるドライブやアダプタの存在です。
通常のSDカードを MacBook Pro の SDカードスロットに挿入した場合は、一部がはみ出てしまうので持ち運びには向いていません。
しかし、これらの商品を利用すれば、本体からの出っ張りがほとんどない状態で、miniSDカードを挿してドライブとして利用できたりします。
SDカードスロットを占有するので、デジカメの画像などを取り出す際には、少々不便にはなりますが、SDカードをスロットに挿すのは、私の場合は週に1回程度です。
であれば、これらのドライブやアダプタを常時挿したままにしておく方が便利であるだろうという判断に。
容量的には、可能な限り大きい物をと思い、比較検討した結果、Trancendの「JetDrive Lite 360」の256GB を購入しました。
「JetDrive Lite」にはいくつかシリーズがあって、利用する MacBook の機種によって、サイズが異なっています。
持っているマシンに適合したサイズのものを購入しないと、出っ張ってしまったり、端子が届かなかったりするので、注意が必要です。
Trancend のホームページから引用すると、
jp.transcend-info.com
MacBookの種類 | 型番 | 対応するJetDrive Lite |
MacBook Air 13" | Late 2010〜Early 2015 | JetDrive Lite 130 |
MacBook Pro 13" | Late 2012〜Early 2015 | JetDrive Lite 330 |
MacBook Pro 15" | Mid 2012〜Early 2013 | JetDrive Lite 350 |
MacBook Pro 15" | Late 2013〜Mid 2015 | JetDrive Lite 360 |
我が家の MacBook Pro 15 は Late 2013 なので、「JetDrive Lite 360」となります。
開封すると、こんな感じでパッケージに入っておりました。
製品の裏面はこんな感じです。
本体はプラスティック製なので、少々チープな感じがします。
MacBook Pro の質感に合わせて、アルミかなにかにしてもらうと、もっと良いなぁと思うのですが・・・
MacBook Pro 15インチ本体に差し込んでみると、こんな感じで、出っ張りはほとんどありません。
一見すると、ほこりの侵入を防ぐキャップのようにも見えます。
で、本体にマウントしたところ、SDカードのようなアイコンで認識されておりました。
情報を見ると、exFAT形式でフォーマットされていることが分かります。
Mac と Windows で同じファイルの読み書きをする場合は、確かに exFAT で良いと思います。
しかし、過去の経験で言うと、exFATフォーマットで Windows で読み書きしたり、Mac で読み書きすると、どちらからも読込めなくなることがありました。
さらに言えば、私個人ではほとんどの作業は、Macのみで行うことができ、Windows環境が必要になるのは、年に数回程度。
それならわざわざ不安定な exFAT のままディスクを使う必要もないかなぁということでディスクユーテリティを起動し、「Mac OS拡張(ジャーナリング)」にてフォーマットしなおしました。
そして、内蔵ストレージに入っていないと不便な iTunes のライブラリを入れてみたところ、無事に動作しました。
ついでに、アイコンもSDカード状のものから、自分で作成したJetDriveの画像に変更しておきました。
現在のところは、挿したままで起動しても、支障はない感じです。
時間的に余裕ができれば、現在外付けHDD上にインストールしている、WindowsのBootCamp領域を、この「JetDrive Lite」上にインストールする方が使い勝手は良いかも・・・
といいつつも、Windows環境を利用する頻度がかなり低いので、時間をかけて再構築するよりは、現状のままで運用しても支障はないのかもしれません。