先週は雨だったので行けませんでしたが、約2週間ぶりにようやく行くことができました。
本日の日の出予定時刻は6時38分。
かなり日の出が遅くなっているので、その分探鳥開始時間も遅くなりました。
西外堀に到着して堀の水鳥を確認。
周囲は目視で見るには鳥を見れるものの、撮影するには光が足りません。
おかげで、撮影した写真はほとんどブレブレ。
高感度にしていても、そんな状態なのですが、ぶれてもいいからと撮影しつつ、種類を確認していきます。
何とかギリギリ上げれる写真は、このオオバンぐらいです。
それでも荒くてボヤけていますが、他に撮った写真はもっとひどいので、ブログで公開するのもはばかられる感じです。
水鳥を撮影&種類を確認していると、堀の下の方に動く小さな鳥影を視界の隅に確認。
何かと思って視線を向けると、なんとカワセミ。
カワセミがかなり近い位置に飛んできてくれました。
しかし、目視はできるものの、撮影するにはまだまだ暗い状態。
とりあえず何枚も撮影しましたが・・・案の定ほとんどブレブレ&高感度でザラザラな写真でした。
できれば、もっと明るい時に出会いたかったなぁと。
少し明るくなってから、ハシビロガモなども何とか撮影できました。
その後、飛騨の森へ移動。
そろそろ日の出時刻なのですが、あまり明るくはありません。
周囲で色々な野鳥の鳴き声が聞こえて来るのですが、暗さ故に姿を見つけることができません。
木々の間を声は移動しているのですが、姿を捕えることができません。
あと、すぐ近くに下りてくれたハクセキレイ。
こちらも群れで移動していたメジロ。
ジョウビタキのオスもいました。
ジョウビタキのオスは一時期に比べるとかなり減りましたね。
去年はもっと見れたような気がするのですが、今年は少ないのか、それともここから増えてくれるのか。
北外堀を覗いてみると、藻がびっしりと水面に広がっております。
ハシビロガモが藻を一心不乱に食べております。
ヒドリガモも藻に取り組んでおりました。
オカヨシガモは後ろ姿です。
キンクロハジロもいました。
ホシハジロもいます。
上空を旋回するのはユリカモメの群れで、20羽以上いたと思います。
ここにきて、ユリカモメの数が増えてきました。いよいよ冬でしょうか。
北外堀沿いに移動していると、堀沿いの木にアトリの群れが移動してきておりました。
シロハラもいました。
まだまだ警戒心が強いのか、声はするのですが、なかなか撮影させてくれません。
アオジの姿も見れました。
カワラヒワもいましたが、こちらは群れではなく、3羽ぐらいしか見れませんでした。
西の丸との境目にいたのは、ジョウビタキのメス
噂では西の丸庭園に、オジロビタキがいるそうなので、去年と同じ様に飛騨の森へ来てくれないかなぁと期待しながら、境目を歩いていたのですが、見れたのはこの子だけでした。
私は探鳥の際に、財布を持ち歩かないので、入場料がかかる西の丸庭園へは入る事ができません。
携帯電話は持ち歩いているので、nanaco とか Edy とかで入場料を払えたら、入れるのですが・・・
ようやく近くでジョウビタキのオス。
ルリビタキのメスもいました。
シロハラも何とか正面が撮れました。
こちらもなかなか撮らせてくれないツグミ。
飛騨の森で大将さんにお会いして、トラツグミやホオジロもいたと聞いたのですが、見る事ができませんでした。
さらには、上空を飛行する猛禽の姿も見たのですが、飛騨の森のような上空があまり開けていない場所では、撮影することができませんでした。
ハイタカやハヤブサが見られているということを聞いたので、もしかしたらその辺だったのかも・・・
もっとゆっくりとトラツグミを探したかったのですが、私は色々な場所を移動して撮影してこそと大将さんから言われ、まぁ、確かにそうかなぁということで飛騨の森を後にしました。
梅林へ移動すると、ルリビタキのメスが近くの木の上に飛んできてくれました。
さらにはシロハラ。
ツグミもいました。
豊国神社へ移動すると、アオジの姿を発見。
自転車で移動中に、双眼鏡を覗いている男性がいて、話を聞くとキクイタダキがいると。
見れば木の上の方を移動している小さな鳥影。
ただ、木が邪魔して姿をまともに捕えられず、撮影をしてみるも・・・分からない感じ。
かろうじて姿を撮影しましたが、これでは、分からないというレベルのものしか撮れず。
とりあえず、撮影したものを拡大&トリミングしたのがこの写真です。
この写真ではちょっと分かりませんね。
配水場へ移動すると、ツグミの姿。
アオジもいました。
ルリビタキのメスも2羽ほどいました。
ルリビタキのメスが多く見るのですが、オスの姿は今季は一度も見れておりません。
ジョウビタキのメスが、ルリビタキのメスを追いかけておりました。
シメもいましたが、まともに撮影できませんでした。
とりあえずお腹と翼が見えるので、これでシメだと分かるのではないかなぁと。
ジョウビタキのオスもいました。
カワラヒワも1羽だけ見れました。
再び豊国神社へ移動します。
ルリビタキのメスが切り株の上に止まってくれました。
さらには別のルリビタキのメスも。
他にもルリビタキのメスがいて、ここだけで3〜4羽のルリビタキのメスを見かけました。
ルリビタキのオスがいてくれれば良かったのですが、残念ながら全てメスばかりでした。
もしかして、ルリビタキのメス同士の場合は、ナワバリ争いがないのでしょうか?
配水場でも、ルリビタキのメスが2羽結構近いところで落ち着いていたように思います。
シロハラも見かけました。
その後、桜広場を経由して、音楽堂西通路へ。
音楽堂西通路というか、元射撃場のそばでは、ジョウビタキのオスがいました。
茂みの奥で笹鳴きするウグイスもいました。
葉や枝がかぶりまくりですが、声を聞く限りではウグイスで合っていると思います。
音楽堂西通路を移動している最中に、上空を猛禽が市民の森方面へ飛んで行くのを見かけました。
ただ、こちらもちらっと見えただけで、何かまでは判別できませんでしたが、見た感じでは飛騨の森で目撃した猛禽と同じように見えました。
人工川へ移動途中の城南地区でカワラヒワ。
今季はカワラヒワの群れを見ておらず、何となく少数でちらばって移動しているような気がします。
教育塔裏ではヒヨドリの声がかなり騒がしい感じでした。
そんな中に、シロハラを見かけたので撮影しました。
西外堀へ戻って来ると、オオバン。
遠くにカワセミの姿も。
この明るさで朝のような近くに来てくれたら、もっといい写真が撮れたのにと少し残念。
キンクロハジロもいます。
終わらせて帰ろうかと思ったところに、知人男性ともう一人の男性の姿。
西外堀でバンを探していて、手伝ってほしいと言われました。
今日は西外堀でバンは見ていないなぁと思いつつ、果たして私が見つけることができるかどうか・・・
ただ、帰り道なので、一人でも多い方が見つけやすくなると思って同行して探してみることに。
西外堀に沿って、北上しつつ、堀に生える茂みなどを確認します。
やがて、男性の方が無事にバンを発見でき、私はほとんど役に立っていない状態でした。
バンが好きな人なのかなぁとお話を聞くと、元山さんと一緒に長年大阪城の野鳥の観測をしていらっしゃる方でした。
blog.goo.ne.jp
大阪城でバンが3羽同時に飛来することは珍しいとのことで、来られた日はバンが滞在しているかどうかを確認していらっしゃるとのこと。
私なんかは、毎週大阪城に来て野鳥を探して撮影しておりますが、その日に出会った野鳥を楽しむだけです。
それに比べて、元山さんやこの方達は、キッチリと記録して、数なども数えていらっしゃる。
すごい人たちもいるんだなぁと、私にはとても真似できないと感心してしまいました。
お役には立てなかったものの、そういう方々のお手伝いをさせていただいただけでも、勉強になります。
本日の写真は以下からご覧いただけます。
大阪城探鳥(2015/11/22) | Flickr