高校生の息子が、現在利用している妻のお下がりの初代MacProの調子が悪くなってきました。
妻が長年仕事で使っていたマシンで、グラフィックボードがお釈迦になってしまったのを機会に妻は新しいMacProを購入。
そして、私が中古の Windows用のグラフィックボードを買ってきて、BIOSなどを書き換えて換装して動かしているマシンでした。
それが、最近のゲームや、MineCraftの MOD を複数入れることで、動作がかなり重いため、そろそろ新しいマシンが欲しいと言われておりました。
新しいマシンは Windows マシンが良いと言われ、我が家でいろいろと検討した末、Windowsパソコンを買うことにしました。
ここ数年、我が家では Mac ばかり使っていたので、Windows マシンに関してはかなり疎い。
一応、メーカー製のマシンも考えましたが、ゲームをまともにプレイできるようなマシンとなると、価格がかなり高価になります。
PCショップなどのBTOマシンを購入すれば、それよりは安くなるのですが、それでは今ひとつ面白くない。
それならば、息子にPCの知識をつけさせるためにも、Windowsパソコンを組み立てさせようということで、自作することにしました。
私自身も、Pentium2 や Pentium3 が出始めた頃、10年以上前には、何台も自作PCを組み立てていた経験があります。
時代的には、利用していたマザーボードがASUS「P3B-F」ぐらいの時代です。
当然、ハードウェアの構成などは変わってはいますが、PC組み立ての手順や必要パーツの知識については、すでにあるので何とかなるかと。
多分息子に組み立て方を教える事ぐらいはできるのではないかなぁと。
パーツの選定
さて、今回組み立てるPCのメインの目的はおそらくゲーム。
それも、3Dがバリバリと動作するようなマシン。
となると、グラフィックボードはそれなりのものが必要になってきます。
当然、CPUについても、ある程度のものが必要になってきます。
グラフィックボードのチップの候補としては、NVIDIA のものを買っておけば安心かなぁと。
チップ | 価格帯 |
NVIDIA GeForce GTX 980 | 6万円〜 |
NVIDIA GeForce GTX 970 | 4万円〜 |
NVIDIA GeForce GTX 960 | 2.5万円〜 |
CPUについては、Intel のCore i7のどれかから選択することにしました。
CPU | ソケット | 価格帯 |
Intel Core i7 5960K | LGA2011-v3 | 13万円 |
Intel Core i7 5930K | LGA2011-v3 | 7.5万円 |
Intel Core i7 5820K | LGA2011-v3 | 5万円 |
Intel Core i7 6700K | LGA1151 | 4.5万円 |
Intel Core i7 4790K | LGA1150 | 4.2万円 |
パーツの買い換えで、PCの寿命を伸ばすことができるのが、自作PCのメリット。
しかし、交換するパーツによっては、使えなくなってしまうということもあります。
例えば、CPUだと、対応しているソケットを持ったマザーボードを買う必要があります。
一度購入したCPUを買い替えるとなると、ソケットが合ったものを購入しないと、マザーボードごと交換する必要が出てきます。
パーツの購入
昔とった杵柄ということで、さっそく必要なPCのパーツを購入しに、日本橋のショップめぐりをすることに。
まずは主要なパーツ、CPU、マザーボード、グラフィックボードの価格を調べながらお店を回ります。
昔は結構PCパーツを扱っているお店が多かったのですが、今回ってみるとかなり減ったような印象があります。
PCパーツショップに代わって増えてきたのが、アニメグッズ関係のお店。
時代とともに、売れる商品も代わって来るのでしょうね。
それでもパーツショップは数軒あったので、いろいろと見て回った結果、最終的な構成は以下のような形に落ち着きました。
CPU | Intel Corei7 5820K |
マザーボード | X99-A |
グラフィックボード | GeForce GTX 970 JetStream |
メモリ | DDR4-17000 8GBx2 |
HDD | 2TB HDD(ST2000DM001) |
CPUクーラー | SCKBT-2000 |
DVD | DVDスーパードライブ(GH24NSC0+S) |
ケース | ECA3360B-RT(U3) |
電源 | KRPW-RS700W/88+ |
OS | Windows7 Professional 64bit |
結局、当初予定していた予算(15万円程度)をオーバーしてしまいました。
額的には、メモリ1枚とOS 分だけオーバーしたような感じです。
もう少し安いパーツで妥協するということもできたとは思うのですが、これぐらいでないと、長く使えないのかなぁと。
それでも、このスペックでショップのBTOパソコンを買えば、もっと高くなると思うので、良いのではないでしょうか。
とりあえず、実際の組み立ては息子の冬休みの課題が終了してからということにしておきました。
組み立てた瞬間に、PCゲームばかりプレイして、課題ができなくなるのは問題なので。
ただ、ゲームだけをプレイするのであれば、PS4を買う方が安かったかも・・・
まぁ、ゲームだけでなく、色々と使えるということで・・・
一応息子のPCではありますが、いざとなれば私も使うことを考えれば・・・
それにしても、課題が終わるまでは組み立てないということを伝えているのに、本人はあまり気にしていないようで、調子の悪い MacPro でゲームをプレイしていたりします。
果たして、息子が課題を終了させて、今日購入したパーツを使ってパソコンの組み立てられるのは一体いつの日か。
※その後、大晦日に無事組み立てが完了しました。
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