昨日まで、妻の実家の福山に帰省しておりました。
来年から義父母が福山を離れて、大阪市へ引っ越しして来るので、その荷物の整理の手伝いのため、いつもよりも早めに年末年始のお休みを取っての帰省です。
帰省すれば必ず探鳥に行っていた近所の水越山。
義父母が大阪に来る事で、福山へ遊びにくることはなくなると思うので、ここでの探鳥もおそらく今回が最後。
最後にどんな野鳥に出会えるのかと、朝起きて行ってみました。
前回訪れたのが夏のお盆だったので、それ以来の探鳥です。
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日の出時刻は7:11となっており、いつも大阪城へ行く際のクセで、早めに起床したものの、かなり暗い状態。
大阪市内の暗さとは比べ物にならず、街灯もかなり暗いので、光がないと日の出前だとこんなにも暗いのかと。
7時の段階で、空にはまだ月がくっきりと見えておりました。
大谷大小学校の脇にある山への入り口で色々と野鳥の声は聞こえてきます。
シロハラっぽい声や、ジョウビタキっぽい声、エンベリザの声も・・・
しかし、草や木の茂みで動いていると思っても、周囲が暗すぎて、ほとんどその姿を見かけることができず。
かろうじて空抜けの枝の先に止まっている野鳥の姿を発見したので、撮影してみたら・・・多分ジョウビタキのメスかな?
ここまで不鮮明だと、断言できませんが・・・
とりあえず、エンベリザの声がするので、その姿を探しつつ、先ほど撮れた位置に上から回り込んでみると、ジョウビタキのメスがいました。
先の不鮮明な写真は、ジョウビタキのメスで合っていると思われますね。
その後、随所でエンベリザの声がするのですが、なかなか姿を見せてくれず。
近づくとこちらがいる場所を特定する前に飛び去ってしまい、さらに先の茂みの中へと入る感じで、なかなか撮らせてもらえず。
遠くの少し目立つ位置に止まってくれた姿を何とか撮影してみると・・・おそらくこれはカシラダカではないかなぁと。
トリミングした写真がこちら。
不鮮明ですが、カシラダカで良いのではないかと思います。
さらには、先ほどから聞こえるエンベリザの声で、私が想像していた声の主、アオジも撮れました。
そして、過去にここに来ればほぼ出会うことができたホオジロも撮れました。
山道の中へと進むと、シロハラの姿。
その後、少し高いところから聞こえる鳴き声。
あまり聞いた事はない鳴き声ですが、つい最近聞いた事がある声・・・もしかしたらと姿を探すと、やはりウソでした。
先日大阪城で見たウソと同じく、今回の個体もメスです。
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この冬はウソの当たり年だったりするのでしょうか?
だとしたら、オスを見てみたいなぁという欲が出てきてしまいます。
さらには、こちらもかなり遠くの枝に止まる野鳥の姿。
かなり遠くて、カメラのファインダーを見ても何か分かりませんでしたが、撮影した写真を液晶で表示し、拡大してみるとシメだと判明しました。
フィルムカメラの時代には、できなかったデジタルカメラ時代ならではの確認方法ですね。
コゲラの姿も見られました。
カワラヒワもいました。
ツグミの姿もありました。
メジロもいます。
再びシロハラも。
ジョウビタキのオスもいました。
そして、山を下りて、最後の入り口でセグロセキレイに見送られ、本日の探鳥は終了しました。
おそらく今回がこの場所での最後で、非常に名残惜しい探鳥ではありました。
出会えた野鳥の種類は少なかったものの、ウソと出会えたのは良かったかなぁと。
本日の写真は以下からご覧いただけます。
福山市水越山野鳥(2015/12/28) | Flickr