今朝自宅を出た時にはかなり肌寒く、気温は0度となっておりました。
予報では日中は最高13度ぐらいまで上がるということで、大阪城を回っているうちに、徐々に温かくなって行きました。
今日の日の出時刻は6:48で、日の出時刻がどんどんと早くなってきております。
それでも、西外堀に到着した時はまだ周囲は薄暗いので、堀の野鳥の姿も目視で確認するのは少々厳しい状態です。
とりあえず、いつものようにカンムリカイツブリを探してみますが、見当たらず。
数日前から姿を消したという話を聞いておりましたが、どうやら大阪城を発ってしまったようです。
また次の冬も来てくれると嬉しいのですが・・・
代わりといっては何ですが、先週末に引き続き、今日も西外堀でコガモが多く見られました。
オスだけで6羽ぐらいはすぐに目視できる範囲で見かけました。
それに対して、メスの数は少ないようで、4羽ぐらいが1羽のメスを取り囲む感じで水面に浮かんでおりました。
もしかしたら、求愛中なのかもしれませんね。
カイツブリ2羽は相変わらず滞在中です。
日の出時刻を過ぎたので、西外堀から飛騨の森へ。
飛騨の森ではジョウビタキのオスが鳴いておりました。
そして、ツグミが群れている木。
昨日に飛騨の森でハチジョウツグミが目撃されているののですが、探してみたものの、それらしき姿はありませんでした。
さらにツグミの集団から違う鳴き声が聞こえるので、探してみると、シメが混じっておりました。
先日に引き続き、飛騨の森のシメはツグミの群れと同じような木に止まることが多いようです。
ちなみに、シメは2羽混じっておりました。
その後、シロハラがすぐ近くに飛んできてくれました。
近すぎて、望遠側だとフレームに何とか収まるぐらい。
ジョウビタキのメスもいます。
北外堀をのぞくと、ハシビロガモにガン見されました。
いつもねぐらにしている木の上にゴイサギの姿もありました。
北外堀との境目にある手すりの上をハクセキレイが歩いておりました。
飛騨の森を後にして梅林へ移動。
梅林は梅の花が咲き始めており、多くの枝に花がつきはじめておりました。
そんな中、メジロが梅の蜜を吸いにきておりました。
カワラヒワの群れも見られました。
梅林を出て豊国神社へ向かう途中の内堀でヨシガモの姿をパチリ。
聞き慣れない鳴き声を聞いたので、何がいるのかとその声の方向を見ても姿は見れず。
か細い声で、「ホー」というような鳴き声。それも何度も。
ヒヨドリの鳴き声がたまにいつもの声と違う事があるので、ヒヨドリかなぁとおもいつつ、しばらくさがしていると、声のする茂みの中からウグイスの姿。
どうやら「ホーホケキョ」の練習をしていたようです。
その後修道館近くでキマユムシクイの姿。
その後、シメの姿も見かけました。
シメも個体によって、カラフルに見えますね。
その後配水場へ。
配水場では、ウグイスが「ホーホケキョ」と見事な鳴き声を披露してくれました。
あいにく茂みの中から聞こえるので、どんな子かと姿を探していると、視界に入る巨大な鳥影。
カラスかなぁとそちらに注目すると、何とオオタカが木の上に止まっておりました。
カメラを向けて撮影し始めた瞬間に飛んだかと思うと、低い位置を飛んで来ます。
そのままこちらへ向かってきて、激突されそうになりました。
しかもよく見るとその個体とは別に、すぐ横をもう1羽のオオタカが平行して飛行しており、どうやらそれを追ってこちらへ向かって来る感じ。
そして、そのまま私のすぐ頭上を通り過ぎます。
その後ろにオマケでカラスも2羽ほどついてきております。
通り過ぎた方向を振り向くと、1羽は私の立っている位置から見えるところに止まり、もう1羽はそのままこちらからは死角になるところへと消えてしまいました。
とりあえず、近くにとまった方のオオタカを撮影。
しばらく撮影していると、オオタカが糞をして、飛び去る準備に入り先ほどもう一羽が消えた方向へと飛びました。
どこへ飛ぶのかと行き先を見ようと木を回り込んでみると、すぐ近くの木に止まっておりました。
何やら一定の方向から視線をそらさないので、何かあるのかと見ると・・・先ほど見失ったもう1羽のオオタカの姿が。
いや、こちらが先に撮影した方の個体かも・・・どちらがどちらかちょっと分からなくなってしまいました。
いずれにしても、お互いが気になるのか、視線をそらす事無く牽制し合っているような感じ。
2羽で牽制しあっているならば漁父の利を得ようということで、2羽を同一フレームに入れて、写真を撮らせてもらいました。
この状態は1分も持たず、やがて下のオオタカが飛び立つと、上のオオタカも飛び立ち、再び追いかけ合いをしながら豊国神社の方向へと飛び去ってしまいました。
なかなか見る事ができない光景に遭遇して、かなりラッキーでした。
オオタカが飛び去った後、引き続き周囲を観察すると、アオジの姿。
その後、音楽堂西通路へ移動し、すぐそばの元射撃場を覗くと、再び巨大な鳥影を発見。
本日3羽目のオオタカです。
3羽目と言っても、もしかしたら先ほど配水場で遭遇した2羽のうちの1羽なのかもしれません。
1分程度撮影させてくれた後、低空で飛び立ち、そのまま元射撃場の奥の林の方へと飛び去ってしまいました。
1日にこれほどオオタカを見れた日は初めてかもしれません。
音楽堂西通路では、目ぢからの強いメジロに出会いました。
オオタカに負けないぐらいの目つきだと思えるのですが、いかがでしょうか?
その後市民の森へ移動。
いつものように森を歩きつつ、キクイタダキを探すと、今日もいました。
今日はキクイタダキ2羽が一緒に動いていておりましたが、他の野鳥とは別行動でした。
暗い市民の森で、ちょこまかと動き回るキクイタダキは私の腕ではなかなかキレイに撮影できませんが・・・
他にはコゲラもいました。
ヤマガラにも会えました。
市民の森でお会いした方に、大将さんが飛騨の森へハチジョウツグミを見に行っていると教えていただきました。
今日もハチジョウツグミがいるのかと思いつつ、朝行った時には見れなかったので、どうしようか悩みつつ、とりあえず市民の森を後に。
いつものルートを回りつつ、西外堀まで到着。
見渡しますが、やはりカンムリカイツブリの姿は見えず。
見れなくなって気付くのは、もっと見ておけば良かったという気持ち。
ハチジョウツグミもやはり見れる時に見ておくべきだと考え、大手門を通って飛騨の森へ向かいました。
飛騨の森で大将さんの姿を見つけ、ハチジョウツグミの場所を聞いて、探しに行きます。
正直に言えば、朝にも多くのツグミを見ておりましたが、ハチジョウツグミとの差を見てすぐに分かるものか心配ではありました。
しかし、実際に見てみると、すぐに違うと分かりました。
この姿は朝に見たツグミの中には、いなかったと思います。
ハチジョウツグミが見れたので、これにて本日の探鳥は終了。
カンムリカイツブリが発ってしまったのは残念ですが、その代わりにハチジョウツグミが見れました。
キマユムシクイやキクイタダキも残ってくれております。
さらにオオタカ同士の追いかけ合いが見れたり、その後もオオタカに会えたりと、今日はかなりラッキーな日だったと思います。
本日の写真は以下からご覧いただけます。
大阪城探鳥(2016/02/11) | Flickr
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