本日(3/21)に、Apple から新しい端末が発表されました。
1つは、4インチディスプレイの「iPhone SE」。
www.apple.com
iPhone 5s 以来の 4インチサイズの iPhone となります。
[asin:B00F3J4E5U:detail]
Apple での SIMフリー版の価格は
16GB | 52800円(税別) |
64GB | 64800円(税別) |
という感じです。
2016/3/24から予約開始です。
もう1つは「9.7インチ iPad Pro」。
www.apple.com
こちらは、現在発売されている「iPad Pro」の小型版で、「iPad Air2」とほぼ同じサイズということらしいです。
容量 | Wi-Fi | Wi-Fi+Cellular |
32GB | 66800円(税別) | 82800円(税別) |
128GB | 84800円(税別) | 10800円(税別) |
256GB | 102800円(税別) | 118800円(税別) |
という感じです。
2016/3/24から予約開始で、発売は2016/3/31から。
それぞれの端末について、個人的な意見を・・・
「iPhone SE」について
「iPhone SE」はこれまでの iPhone シリーズとは違って、名前に数字が入っておりません。
4インチモデルの「iPhone 5s」と比べて、デザインもそれほど変化しておりません。
では、何が変わったのかというと・・・
iPhoneSE | iPhone5s | |
CPU | A9 | A7 |
カメラ | 12M | 8M |
動画撮影 | 4Kビデオ | 1080p HDビデオ |
ストレージ | 16G/32G/64G | 16G/64G |
カラー | シルバー/スペースグレイ/ゴールド | シルバー/スペースグレイ/ゴールド/ローズゴールド |
という感じです。
数字を入れなかった理由を考察してみると、4インチモデルはこれ以降、当分作る気がないのかなぁと。
これまでの iPhone シリーズは毎年のように新モデルを発売し、その都度数字を増やすか、マイナーチェンジの場合は数字の後ろに「s」を付ける形でバージョンアップしておりました。
毎年更新するつもりなら、今回の名前にも現在モデルの「6s」という型番が入ってもおかしくなかったと思うのですが、それが入っておりません。
今回の「iPhone SE」については、それらの流れとは違う次元でのネーミング。
すなわち、毎年新しいモデルがリリースされる主流とも呼べるシリーズとは別で、一部のユーザーが欲しがる端末については、毎年更新しないモデルとして残しておく戦略なのかなぁという感じがします。
あと、このモデルが欲しいかと聞かれると、個人的には積極的に買う理由はないかなぁと。
「iPhone 5s」はサイズ的にも、デザイン的にも好きなモデルでしたが、老眼が入りつつある最近では、「iPhone6」ぐらいのディスプレイサイズでないと、文字が見にくくなってきております。
「iPhone 5s」を利用しているユーザーが、「iPhone SE」に乗り換えるというのも、考えにくいですし・・・
価格的には発売モデルの中で、一番安い iPhone になると思うので、その部分で「マイファースト iPhone」的な買われ方をすることになるのかもしれません。
「9.7インチ iPad Pro」について
前回の「iPad Pro」が発表された時にも、使い道が分からないということで、売れないかなぁと思っておりました。
ken-s.hateblo.jp
今回のモデルについても、正直に言えば、誰が買うのか分からないかなぁという気がしております。
同じ 9.7インチiPad としては、「iPad Air2」 が併売されます。
その価格を見てみると、Wi-Fiモデルの場合
容量 | iPad Pro | iPad Air2 |
16GB | 44800円(税別) | |
32GB | 66800円(税別) | なし |
64GB | 55800円(税別) | |
128GB | 84800円(税別) | なし |
256GB | 102800円(税別) | なし |
Wi-Fi+Cellularモデルの場合
容量 | iPad Pro | iPad Air2 |
16GB | 58800円(税別) | |
32GB | なし | 82800円(税別) |
64GB | 69800円(税別) | |
128GB | なし | 10800円(税別) |
256GB | なし | 118800円(税別) |
という感じです。
スペックは確かに上がっていますし、Apple Pencil が使えるようになりましが、そこに果たして価格差ほどの魅力があるのかと聞かれると、個人的にはほとんど感じませんでした。
しかも、Apple Pencil 自体も、結構良い値段(税別11800円)しますし・・・
iPad Air2 との差がその程度で、価格差がこれでは、個人的には買う理由はないかなぁと。
今回の発表について
今回の発表は、毎年のiPhone が発表される時期とは異なるタイミングで、言わばイレギュラーな発表と言えます。
その分、個人的にはあまりめぼしい商品もなく、今回の商品はどちらも購入しないかなぁと思っております。
以前は、新しい iPhone がリリースされる度に、何らかの目新しい体験を提供してくれていたので、わくわくして発表を待っておりました。
それがここ最近、iPhone 6/6 Plus あたりから、その感覚が薄れて来ております。
本体のデザインにも、見るべきものはないし、ユーザー体験も個人的には魅力を感じるものがないという状況。
毎年 iPhone のモデルは更新されていますが、処理速度が少し上昇したという程度の変化しかないため、わざわざ買い替えたいという衝動を感じなくなております。
だからといって、Android へ移行するかと問われれば、それもないかなぁと。
もしかしたら、個人的にスマートフォンの新しい端末に対しての興味が薄れているのかもしれません。
実際に、今のモデルで使用するにあたって、何か不便や不都合があるかと言うと、ほとんど感じていないわけで・・・
そうすると、わざわざ新モデルに買い替える理由はないのかなぁと。
使っている機種が壊れたら、その時に手に入るモデルへと買い替えれば良いのではないかという感じです。
それでもやはり、Apple にはもっと魅力的な、私が是が非でも買い替えたいと思えるモデルを出してほしいなぁと願っております。