本日は「ピンクムーン」でした。
ピンクムーンというのは、月がピンク色になるというわけではなく、4月の満月のことをそう呼ぶそうですね。
さらには、2016年の満月の中で、今日は月が地球から最も遠くなる、一番小さい満月なのだそうです。
そんなタイミングの良い日に、知人からRICHOの全方位カメラ「THETA S」というガジェットを借りれたので、これはもう撮影するしかないということで、撮影をしに近くの中之島公園へ行ってきました。
通常のカメラや、iPhone でも、パノラマ写真を撮ることはできます。
ただ、撮影したことがある人ならご存知だと思いますが、通常のカメラやiPhoneのパノラマ撮影は、大抵自分が同じ場所に立った状態で、カメラを周囲360度ぐるりと一周回すことで、ようやくパノラマ写真が撮れるというものだと思います。
ところがこのカメラは、1ショットで360度全方向の写真を撮影できます。
まずは、撮影した静止画そのままだと、こんな感じです。
このままでは、ただの間延びした写真なのですが、これをRICHOがサイトで公開している無料の専用のソフトで変換します。
ダウンロード | RICOH THETA
その後、RICHOのサーバーへアップすると、あら不思議、マウスドラッグで360度全方向を自由に見渡すことができる画像に早変わり。
ピンクムーン in 大阪中之島 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
空にはちゃんと橋の上にピンクムーンが出ていますが、お分かりいただけますでしょうか?
そして、このカメラのさらにすごいところは、全方位が見れる動画も撮れること。
動画再生中に、静止画と同じくマウスドラッグでぐりぐりと全方向の状況を見ることができます。
こちらも、撮影した画像を一度ソフトで変換し、それを Youtube にアップロードすることができます。
作成した動画がこちらです。
youtu.be
プレビューでは、間延びした画像に見えますが、再生すると、360度自由に見ることができる映像が見れます。
Youtube だと画像的に少し荒くなってしまっておりますが、実際に撮れる映像はもっと鮮明です。
こんな写真や映像が簡単に撮れるカメラって、すごいですよね。
個人的には、かなり驚きつつ楽しんでしまいました。
変換ソフトで画像変換しないとダメなのが、ちょっと面倒ではありますが、その面倒さを差し引いても、かなり楽しめるカメラですね。
ちなみに、iPhone や Android でカメラをリモートコントロールすることができます。
今回撮影した画像は、私が持っている一脚にカメラを取付けて、一脚を伸ばした状態で高い位置まで持ち上げて、そのまま iPhone でコントロールして撮影を行ったものです。
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写真の方も、動画の方も、ドラッグして下の方を見ると、私の頭部が一脚の雲台部分と共に写っていたりします。
iPhone でのリモートコントロールは、静止画の方は見えている映像を確認しながら、シャッターを切ることができます。
動画の方は、映像は確認できず、そのまま撮影開始と撮影終了をコントロールできるだけです。
それでも、いちいちカメラ本体のシャッターボタンを押す必要がないので、スマートフォンでのコントロールは非常に便利ですね。
何だかカメラを紹介する提灯記事のようになりましたが、久しぶりに新しい技術に触れたので、かなりわくわくしてしまいました。
色々と試してみたいことがあるので、せっかく借りている間に、ちょっと色々と遊んでみようかなぁと思っております。
試した結果次第では、もしかしたら自分で買ってしまうことになるかも・・・