本日は、昨日の記事に書いた通り、大阪城での野鳥探鳥の情報を Twitter を使って即時に情報配信してみることに挑戦してみました。
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ただし、先日注文した新兵器「Eye-Fi Mobi Pro 32GB」は本日まだ届いていないため、以前から持っていた「Eye-Fi Mobi 8GB」をカメラにセットして大阪城へ。
先週の日曜日には、ヨタカが出たそうで、多くの人が撮影していたそうですが、私は誰からもその情報を教えてもらえず、撮影することができませんでした。
本日出会った知人の数人に、そんな恨み節を伝えつつ本日は探鳥を行っておりました。
本日の日の出時刻は5:09です。
いつものように、日の出前には大阪城に到着しておりました。
ここ数日上着がいらないぐらいの温かい日が続いたので、今日も温かいかと思って、薄めの上着しか羽織ってきませんでしたが、今日は少し肌寒い日でした。
風もそこそこ強いので、野鳥の出を少し心配ではあります。
西外堀に到着すると、空は少しずつ明るくなって来ておりました。
しかし、西外堀で見れたのは掘の上を飛ぶツバメぐらいでした。
飛んでいるツバメをこの暗さの中で撮るのはほぼ無理と思っているので、早々に飛騨の森に向かいます。
飛騨の森に入ると、垣根の中から何かの地鳴きのような声。
何がいるのかと見ていると、本日最初に出会えたのはキビタキのオスでした。
早速撮影した写真をiPhone に Wi-Fi通信で取り込み、Twitter へアップしてみました。
撮影した写真が全て転送されるので、転送に少し時間がかかりました。
その後飛騨の森を回るも、見かけるのはキビタキのオスばかり。
他の野鳥の姿をなかなか見つけることができませんでした。
1時間ほど飛騨の森を回った後、ようやくシメに出会えました。
こちらも速報を兼ねて Twitter へアップ。
そして、キビタキのメスを発見。
コゲラもいました。
頭に赤い挿し色が入った個体です。
そして、センダイムシクイもいました。
こちらもEye-Fi Mobi から iPhone へ画像を転送し、Twitter でアップしたのですが、この辺りでカメラのバッテリー残量が点滅を開始。
撮影枚数としては80枚で、それらを転送したぐらいなのですが、もうすでにバッテリーがピンチ。
ここからは Wi-Fi で画像を iPhone と同期するのを止めることにしました。
そのため、Twitter への写真のアップも4枚で打ち止めとなりました。
まさかカメラのバッテリーがここまで持たないとは、思っても見ませんでした。
ここからはバッテリーの残量との勝負。
最初のポイントである飛騨の森でいきなりピンチが訪れるとは、かなり困りました。
とりあえず、以降は Twitter への情報はテキストのみを送る形となりました。
今後の配信の方法について、検討が必要な感じです。
その後、先ほどとは別のムシクイを見かけました。
鳴き声を聞いていないので、センダイムシクイなのか、エゾムシクイなのか判断できませんでした。
メジロが元気よくさえずっておりました。
梅林へ移動すると、アカハラが複数いました。
アカハラは同時に3羽までは確認できました。
ツグミもまだいました。
梅林を後にして、豊国神社へ向かう途中、桜広場入り口の石碑のお供えの花にて、メジロが水浴び中でした。
豊国神社には、アオジがいました。
シロハラもまだ見られます。
喉の黄色いキビタキのメスもいました。
豊国神社を後にして、元博物館から配水池へ向かいます。
元博物館のそばでイソヒヨドリのオスを発見。
逆光だったので、かなりシロトビ気味の写真ではありますが・・・大阪城でイソヒヨドリを見たのは個人的には久しぶりです。
配水池では、エゾムシクイの声も、センダイムシクイの声も聞こえます。
さて、このムシクイはどちらかと言うと・・・この個体は鳴いていなかったので、分かりませんでした。
さらには、キビタキのメスかと思っていたのですが、もしかしたらオオルリのメスかも。
さらには、一瞬だけ姿を見せてくれたオオルリのオス。
そして、コルリのオスもいました。
もう少しまともな写真が撮れないかと少し粘ってみましたが、この時点でカメラのバッテリー残量はほとんどなく、シャッターボタンを押すと、バッテリーを交換するようにという表示が。
バッテリーを抜き差ししたり、抜いたバッテリーを温めてみたりして、だましだまし使っておりました。
しかし、ここに来てバッテリー残量の低下で、シャッターを切れなくなることが多くなり、いよいよ終わりなのかも。
とりあえず、コルリの撮影をあきらめて、次のポイントへと移動しました。
自転車でポイント間を移動する時は、バッテリーを少し温めてみようと、自分のポケットに入れて移動しました。
そして、市民の森へ到着。
本日探鳥の途中で、(ヨタカの情報を教えてくれなかった)知人から、緑のリズムでマミジロが出ていると、その後市民の森へ移動したと聞いており、何とか撮影したいと思って立ち寄ってみましたが、デジカメのバッテリーの状況が非常にピンチ。
マミジロのオスを探しつつ、バッテリーを温めます。
多くのカメラマンがマミジロを探して、市民の森を回っていました。
そして、数人のカメラマンがシャッターを切っている場所を発見し、そちらに向かうと、そこにはマミジロのオスの姿。
私も急いで温めていたバッテリーを再びデジカメに入れて、撮影しようとします。
ところがやはりバッテリーを交換してくださいという表示が。
周囲の多くのカメラマンは、次々とシャッターを切って撮影に成功しているようでした。
私はというと、未だに撮影できず。
焦りつつも、バッテリーを抜いたり、温めたりを繰り返し、何度目からの挑戦でようやくシャッターを切ることができました。
そして、何ショットか撮影し終えると、バッテリーは完全に沈黙し、それ以降はカメラを起動できませんでした。
カメラが無い状態で市民の森を回ってみると、カメラマンが1人もいない場所で、地上で一生懸命に採餌している野鳥を発見。
果たして何かとカメラを向けてマニュアルでピントを合わせてみると、何とクロツグミのオスでした。
これは、撮りたいと思って、先ほどとおなじように抜き差しを繰り返してみましたが、やはり願いは届かず。
一切撮影することができませんでした。
手持ちの道具で何とか撮影できないかと思いましたが、持っていたのはiPhone のみ。
iPhone で撮影を試みましたが、やはり撮れませんでした。
なくなくあきらめて、その場を立ち去りました。
市民の森を後にして、最後の西外堀へ戻ると、石垣にゴイサギを2羽発見しました。
カメラを固定しつつ、ファインダー部分にiPhone のカメラをつけて撮影してみましたが、やはりきれいには撮れませんでした。
今回、初めて探鳥しながら、野鳥の情報をTwitter で速報してみましたが、デジカメのバッテリーが持たないという現実を突きつけられる結果となってしまいました。
折角 Twitter で写真付の速報を長そうと思って新たに「Eye-Fi Mobi Pro 32GB」を注文したのですが、それが到着する前に、思惑が外れてしまったという現実はかなり厳しい。
果たしてどうするべきかということを、次回までに検討しないといけなくなりました。
野鳥の状態としては、キビタキ、オオルリ、コルリ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、さらにはマミジロが見れたり、クロツグミが見れたりとなかなかの良い状態でしたが、私の撮影コンディションだけが残念な感じとなってしまいました。
本日の写真は以下からご覧いただけます。
大阪城探鳥(2016/04/29) | Flickr
西外堀
- ツバメ
北外堀
- カワウ
元博物館
- イソヒヨドリ・オス
音楽堂西通路 11:10-
- キビタキ・オス
教育塔
- ツバメ
西外堀
- ツバメ
- カワウ
- ゴイサギ