今日インターネット上で見た記事の中に、宝くじで高額当せんトップ3常連の最強星座というものがありました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160827-00007986-jprime-lifezasshi.news.yahoo.co.jp
記事によると、最近10年間で総当せん者数が1位なのだとか。
さらには、年別の12星座ランキングでも1位を6度も獲得しているそうです。
記事によると、高額当せん者の星座別ランキング上位は
1位 | みずがめ座 | 956人 |
2位 | うお座・しし座・やぎ座 | 828人 |
5位 | おうし座 | 819人 |
ということらしいです。
最下位はふたご座の 711人ということのようです。
私の星座は残念ながら上位には入っておりませんでした。
この記事を信じて、みずがめ座の人が「だったら私も買いにいってみよう」となったりするのかなぁと。
もしそういうなれば、ますますみずがめ座が高額当せん者ランキング1位を獲得する可能性は高くなるだろうなぁと。
私がもしみずがめ座で、宝くじを買っていない人だったとしたら・・・
この記事を読んだだけでは決して宝くじを買いに行ったりはしないでしょうね。
それは、私が雑誌の情報を丸呑みにしないからとか、記事の情報だから信用しないとか、そういう理由ではありません。
ではなぜかと言うと、記事だけでは必要な情報が足りていないからです。
それは、記事を読んだ限りでは、みずがめ座の人が、高額当せん者数が多いからと言って、当せん確率が高いということに直結するわけではないからです。
当せんしやすいかしにくいかというのは、確率の問題。
確率を出すには、分子と分母がないといけません。
この記事には、星座ごとの宝くじに高額当せんした人の数(分子)の総数は記載されていますが、星座ごとの購入した人の総数(分母)が記載されていません。
そうなると、みずがめ座だからといって、宝くじを買って高額当せんしやすいかどうかは分かりません。
例えば極端な話をすれば、
・トップのみずがめ座の当せん者数が956人で、購入した人が1万人
・最下位のふたご座の当せん者数が711人で、購入した人が1千人
というような条件だとしたら、当せん者数はみずがめ座の人の方が多いですが、当選確率はふたご座の方が10倍近く高いことになります。
先の記事を読んで、これまでに宝くじを買っていなかったみずがめ座の人がさらに宝くじを買いに走り、これまでに宝くじを買っていたふたご座の人が買わなくなれば・・・
みずがめ座の購入者数(分母)が増えた分、みずがめ座の当せん者数が増えてることになります。
ただし、それがかならずしも自分の当せん確率が上昇したというわけではありませんが・・・
とりあえず、どんな記事でも、情報として提供されているものが正しいのかどうか、正しかったとしても、判断材料として十分かどうかという事については、自身の頭でよく考えないといけないなぁということを改めて認識させてもらえた記事でした。
それでも、買った人だけが当たる(可能性がある)ことに変わりはなく、買わなければ当然宝くじは当たりません。
当たると信じて買うか、はなから当たらないと考えて買わないかは人それぞれ。
購入されるかされないかは、ご自身の判断でぜひどうぞ。
直近のジャンボとしては、9/26発売の『オータムジャンボ宝くじ』らしいので、そこに向けて、自分の運を試してみるというのもありなのかもしれません。