おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

何年ぶりかの歯医者へ行ってきました

先週の日曜日のことです。

昼食時におにぎりを食べていたところ、突然口の中に固い食感を感じました。
おにぎりには特にそんな固いものが入っていないものだったので、一体何かと吐き出してみたところ、なんとご飯粒にまみれた銀色の物体が。

それが自分の奥歯にかぶせていた銀歯だと気付くのに、数秒かかってしまいました。

しかも、噛んだ際に、思いっきりかんだせいで、舌の横から出血が。

自分の歯で舌を噛んだのか、その外れた銀歯が舌に当たって切れたのかは良くわかりませんが、翌日になるまで、口の中はずっと血の味がしていたので、出血が止まらなかったのだと思います。

銀歯が外れた奥歯を見ると、被せものがなくなったせいで下地が丸出し状態。
このまま放置するというわけにもいかないので、翌日の早々に近所の歯科医へ電話して予約を取りました。

ここ数年、歯磨きをちゃんとしていたおかげか、特に虫歯などに悩まされることもなく、歯医者のお世話になっておりません。

一体どれぐらい通っていないかと記憶をたどっても、思いつかないほど。
自分の治療では歯科医へ通っておりませんが、娘の付き添いで行った覚えがあるぐらい。
おそらく5年以上は自身の治療で歯医者へ行っていないのではないかなぁと。

実際、歯医者のあの治療器具の音はあまり好きではないので、行く必要がなければ、行かない方が良いとは思うのですが・・・
さすがに、自分で外れた銀歯を付け直すというのは無理なので、行くしかないわけです。

まぁ、虫歯の治療というわけではないので、あの嫌な音を聞く必要はないだろうと思いつつ、でももし外れた銀歯がそのままで付かなかったらどうなるんだろうという不安も少し。

そんな心情で予約した当日の時刻通りに歯医者を訪問しました。


当然、その歯医者では初診だったので、保険証を提示して、問診票を書かされました。

問診票を提出した後、待合室で待つことに。
その間にも、奥の方から治療器具の高周波音は聞こえて来て、誰かが治療を受けているということが分かります。

我が事ではないものの、過去に虫歯を治療されていた時の記憶が思い出されて、この音はあまり好きにはなれません。

幸い、予約した時間が遅かったこともあり、治療されているのは大人だったので、子供の鳴き声などが聞こえなかったのがせめてもの救い。
おそらく私のこの歯科医嫌い(というか治療音嫌い)は、子供の頃に状況が良くわからない状態で虫歯を直された時のイメージがあまり良くなかったからかなぁと思っております。

そして、待つこと10分程度、私の番がやってきます。

看護婦さんに案内されて診察椅子に着座。
医師が来るのを待ちます。

実際には銀歯を戻してもらうだけのはずなのですが、あまり好きではない歯医者。
心情的には、死刑執行を待つ死刑囚の気分だったりします。

やがて担当してくれる歯科医がやって来ます。

銀歯を見て、とりあえず使えるようならそのまま使い、使えないようなら作り直すので、口の中を見せてもらえますかと。

久しぶりに人前で大口を開けて、口の中を見てもらいました。
銀歯を実際にかぶせて、先生が少しテストした結果・・・そのまま使えるという判断に。

口の中をブロアーで乾燥させた後、接着剤か何かを塗って、銀歯を再び入れます。
入れた後、しばらくの間奥歯を噛みしめて、数分間待たされました。
おそらく、接着剤が乾燥するのを待っていたのだろうと思います。

そして、口を開けて、奥歯の当たりをゴリゴリと・・・はみ出した接着剤を削っているような感じの作業です。
フロスを使って、歯間の余分な接着剤も取り除き、施術は完了しました。
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診療時間としては、10分程度ではなかったかと思います。

経年とともに、歯や歯茎が劣化してくるので、過去の銀歯などが合わなくなることもあるそうです。
私の場合は、結構長い間取れずにいたので、馴染んでいる状態にはあるようですが、もし、今回の治療で再びすぐに取れるようなことがあれば、作り直す必要があるかもしれませんということを言われました。

受付で治療費として1000円ほど支払い、久しぶりに訪れた歯医者を後にしました。

とりあえず、1度で治療が完了して、ほっと一安心。

できれば、今後一生お世話になりたくはないところですが、経年とともに体の至るところにガタはきます。
歯もその例外ではないと思うので、今後はますますお世話になるんだろうなぁと。

その時には、口の中であの高周波を再び聞くことになってしまうのかと思うと、歳は取りたくないなぁと。
その日ができるだけ長く来ないことを祈るばかりです。