本日、ネットで見かけた気になる記事に、スマートウォッチが伸び悩んでいて、「アナログ路線」に活路を求めるというものがありました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160928-54661461-trendy-scizasshi.news.yahoo.co.jp
Apple Watch や Galaxy Gear などの各種スマートウォッチと呼ばれる端末。
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記事によると、スマートウォッチの定義としては、タッチパネルを搭載し、Bluetoothなどでスマートフォンとペアリングして利用するデバイスということらしい。
未だにヒットしたものがないので、各社が色々と模索して、ヒットさせようとしているそうです。
個人的な意見を述べるならば、そんな周辺機器、本当に必要なのかなぁと。
スマートフォンと同じような機能を小型化したり、スマートフォンでできることを、腕時計型の端末でやりたいのかなぁと。
スマートフォンに比べて、スマートウォッチの方が操作性の部分でも、表示される情報の部分でも、圧倒的に不利。
有利な点といえば、そのサイズだけ。
しかも、電池がわずか数日しか持たないとなると、頻繁に充電する必要があるわけで・・・
腕時計の代わりに利用するのもままならない状態。
そんな端末、本当に欲しい人がいるのかなぁと。
実際に購入されている人もいるので、欲しいと思う人もいらっしゃるとは思うのですが、どういう部分に魅力を感じて入手され、使われているのかを知りたいなぁと思ったりします。
実際に、大ヒットと言うまでに売れていないという以上は、やはり多くの人にとって、現時点では欲しいと思わない端末なわけで・・・
そういう製品に、いくら見た目をアナログに変えたからといって、売れたりするのかなぁと。
少し興味がある人が、見た目がアナログになったからと、買ったりする人がいるのかなぁとちょっと疑問です。
もしかしたら、電池の持ちが劇的に改良されれば、持ってみたいと思う人もいるかもしれませんが・・・
おそらく、普通の人にとってはほとんど必要性を感じない製品なのではないかと。
すると、今のようなアプローチを続けている限り、各メーカーが思っているような、大ヒットということは、今後もあり得ないのではないかなぁと。
スマートフォンのように、汎用的に色々とできるような腕時計型の端末よりは、これまでの多機能腕時計をケーブル接続でも構わないので、スマートフォンやPCと連動できるようにする方が有用なのではないかなぁと。
例えば、PRO TREK や PROSPEX などの腕時計に専用のログ機能を持たせ、そのログをPCやスマートフォンに吐き出すことができる方が良いのではないかなぁと。
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個人的には、昔ダイビングをやっていて、その時に使っていたダイビングログが取れるSEIKOのダイバースキューバー「M796」という腕時計が普段使いにも便利でした。
※ブログ用に撮影しようと久しぶりに取り出してみたら・・・ベルトの部分が劣化していて、切れてしまいました。ちょっとショックです。
実際に腕時計に求める機能はユーザーによってまちまちだと思うので、それをスマートフォンのように汎用的に万人に受け入れられるように作っても、どの機能も中途半端になって、逆に誰にも必要とされないものになってしまっているのではないかと。
だったら、本当に必要とされている機能だけ、その部分に特化したものの方が良いのではないかなぁと。
普段身に付けている腕時計に、使い勝手を落とさずに、より多くの人が付加して欲しいと思っている機能をつけてやるのが、アプローチとしては一番正しいのではないかなぁと思うのですが・・・
より多くの人が、時間を知ること以外に腕時計に求めているものが何なのか・・・それが分かれば、売れる商品にはなって行くのではないかと。
中途半端な汎用機能よりも、万人が欲しいと思える専用機能を突き詰めることが、売れる商品へ繋がるのではないでしょうか。
そうなると、「スマートウォッチ」ではなく、「多機能腕時計」となってしまうのかもしれませんが・・・
個人的には普段身につけている腕時計に搭載したい機能は・・・電子マネーですかね。
だったら電子マネーのカードを持てば良いと言われそうですが、電子マネーのカードだけでは、クレジットカードからのチャージや、残高をその場で調べることができないので不便です。
腕時計だけで、クレジットカードからチャージもできて、残金も調べることができれば、結構重宝すると思うのですが・・・
通信機能が必要になるので、やはり電池消費が激しくなりそうなので、実現はちょっと無理そうですね。