昨日メールで連絡が到着したCanonの各種デジタル一眼用のファームウェアアップデートの連絡。
ken-s.hateblo.jp
我が家で2台保有している Canon 「EOS KISS X7」もその対象となっておりました。
現在我が家には対象となるレンズ「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」と「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」はありませんが、今後使う可能性もあることを考えて、ファームウェアのアップデートをしてみることに。
とりあえずサイトからファームウェアをダウンロード。
cweb.canon.jp
対象となるカメラごとに、ファームウェアは異なるので、持っているカメラを確認して、ダウンロードしてください。
ファイルのダウンロードが完了したら、そのダウンロードしたファイルを解凍します。
我が家は Mac の環境なので、「v101-sl1-100d-x7-mac.dmg」というファイルがダウンロードされました。
ダウンロードしたファイルのアイコンをダブルクリックすると、「v101-sl1-100d-x7-mac」というディスクイメージがデスクトップにマウントされるので、それをダブルクリックして中身を確認します。
中には、「update-procedure-pdf」というマニュアルが入ったフォルダと、「CCF16101.FIR」というファームウェア変更ファイルが入っております。
「update-procedure-pdf」の中には「100d_sl1_x7-firmwareupdate-**.pdf」というファイル名の pdfファイルが5つあります。
「**」の部分が、それぞれ英語(en)・フランス語(fr)・日本語(jp)・スペイン語(sp)・中国語(zh)のマニュアルとなっているようです。
日本語のマニュアル「100d_sl1_x7-firmwareupdate-jp.pdf」を読みながら、ファームウェアをアップデートします。
まずは必要な物としては
- カメラ本体
- 専用バッテリーパック(フル充電したもの)、または専用ACアダプターキット(別売)
- 初期化したSDカード(64MB以上、64GB以下のもの)
- ファームウェア変更用ファイル(先ほどダウンロードした「CCF16101.FIR」)
それらの準備が終われば、いよいよファームウェアの更新を開始します。
1、カメラで初期化したSDカードを PC のSDカードリーダーに挿入します。
2、ファームウェア変更ファイル「CCF16101.FIR」を、SDカードを開いたすぐの場所(ルートディレクトリ上)にコピーします。
3、コピーが完了したら、SDカードをカードリーダーから取り出します。
4、カメラのモードダイヤルを回転し、< P >モードなどの「応用撮影ゾーン」に設定します。
5、ファームウェア変更ファイルが入ったSDカードをカメラにセットします。
6、カメラの電源スイッチを
7、< MENU >ボタンを押してメニュー項目を表示します。
8、十字キーを押して、「機能設定4」の最後にある「ファームウェア Ver.1.0.0」を選び、< SET >ボタンを押します。
9、ファームウェアのアップデート画面が表示されます。
10、十字キーを押して「OK」を選択し、< SET >ボタンを押すと、SDカードのファームウェアを探し始めます。
11、ファームウェア更新ファイル名「CCF16101.FIR」が表示されるので、< SET >ボタンを押します。
12、確認画面が表示されまするので、変更するファームウェアを確認したら十字キーを押して「OK」を選び、< SET >ボタンを押して、ファームウェアの変更を開始します。
13、液晶モニターにプログレスバーが表示され、徐々に伸びて行き、ファームウェアが更新されます。
14、約4分程度で、変更が完了するので、< SET >ボタンを押すとファームウェアの更新が完了です。
15、バージョンを確認すると、無事に「ファームウェア Ver.1.0.1」と表示されておりました。
実際のファームウェアの更新には約4分程度かかりました。
今回利用したのは、SANDISKの「ultra II 512MB」という少し古くて遅いSDカードでした。
[asin:B00W4F23TA:detail]
もしかしたら、高速なSDカードを利用すれば、もう少し速くアップデートの作業は完了するかもしれませんね。
とりあえず、初めてのファームウェア更新は無事に完了しました。
ファームウェアの更新途中で電源が切れると、危ないらしいので、かならずフル充電の電池パックを利用するようにとの注意書きがありましたので、ご注意ください。
[asin:B008O0X14K:detail]