我が家の中で、一番ケガを良くするのは、中学生の娘です。
理由は良くわかりませんが、何故か良く擦りキズを作って帰ってきます。
ケガが多いので、我が家に置いてある絆創膏は、ほとんど娘のために置いているようなものです。
小学校の頃は、一輪車にのれたほどバランス感覚は良いはずなのに、なぜかたまにこけて、ケガを良くしております。
中学生になって、すこし鈍臭くなったのか、それともバランス感覚とケガはあまり関係ないのか・・・今回もまた友人とふざけていてこけたそうで、膝頭に結構な広い範囲に擦り傷を作っておりました。
絆創膏を貼ろうとしたところ、使ってみたいものがあり、出かけたついでで構わないので買って来てほしいと言われました。
娘が使ってみたい商品というのが、バンドエイドの「キズパワーパッド」という絆創膏。
娘が友だちから教えてもらって、一度使ってみたいということでした。
まぁ、別に構わないかと思って、妻と二人で買いもののついでに薬局に立ち寄って、買ってきました。
商品の表には、かさぶたの代わりとなって、キズをきれいに治すと書かれています。
説明を読むと、本来はかさぶたが担う機能を、この絆創膏が担って、患部を乾燥させずに、自然治癒力を高めてくれるらしい。
昔ならケガをしたら、傷口を乾かして早々にかさぶたを作るのが治す方法として一番良かったように言われたと思うのですが、今はかさぶたを作らずに治すという方法もあるんですね。
とりあえず、娘の膝のケガが結構大きめの範囲にできているので、大きいサイズのものを買ってきました。
娘が早速貼付けて、実際に使ってみたら、・・・数時間後には患部に貼っているバンドエイドが白くなって膨らみました。
実際にどういう仕組みでそれがキレイにキズが治るのかよく分かりませんが、傷口とバンドエイドの間に、自分の体液(リンパ液)の膜を作って、傷口をそれにずっと浸しておくということのようです。
そうすると、バンドエイドのすぐ下には、リンパ液が大量に含まれているということで、取り替えの時にはそれが漏れないように注意しないと、周囲にリンパ液をこぼしてしまいます。
個人的には、ケガをした場合は、傷口を早く乾燥させて、かさぶたを作らないといけないと思っていたのですが、かさぶたを作らないで治療するという方法があったことに、少々戸惑いを覚えました。
ただ、貼りはじめた場合は、おそらくキズが塞がるまでは、このバンドエイドを使い続ける必要があるのかもしれませんね。
何せ、バンドエイドを剥がすと、リンパ液が漏れ出すので、途中で違うバンドエイドを貼ると、同じ効果を得られないと思うので・・・