今朝も肌寒く、長袖シャツで大阪城へ。
本日の日の出時刻は6:20。
さすがにこの寒さだと、夏鳥ももう旅立ったかなぁと思いつつ探鳥をスタート。
西外堀でカモを探していると、北側から猛禽類が1羽大阪城へ飛来。
西外堀沿いの木に止まったので、自転車を走らせて近くの対岸まで移動。
ただ、暗いので、あまりはっきりとは姿を見れず、とりあえず撮影してみましたが・・・多分オオタカ。
日の出前だと、撮影してもこれぐらいが限界ですね。
数枚撮り終えた後、西の丸方向へと飛び去りました。
その後、飛騨の森へ移動。
今季初のアオジも大将さんのおかげで見ることができました。
アオジは2羽いました。
アオジを見失って、すぐ近くに、地面で採餌している野鳥の姿を発見。
少し距離があって、ファインダーで覗いても小さく、何か分かりにくい状態。
アオジではなさそうで、頬に線が見えるので、もしかしたらホオジロかなぁと思いつつ撮影。
ホオジロも大阪城ではあまり見ないので、何枚か撮っておこうと連写。
少し離れた場所に数人知り合いのバーダーさんがいたので、誰かに伝えようとおもったものの、私の位置からは少し距離があって、大声が出せず。
とりあえず、ホオジロなら大阪城以外でも見れるから、あまり喜ばれないかなぁと思って、撮影を続行。
撮っている最中は完全にホオジロだと思い込んでいたのですが、後から確認したら、なんとミヤマホオジロ。
ホオジロと勘違いして撮影していた時に、手前の木にの影になにやら野鳥の姿。
こちらからでは木の裏に入ってしまい、何か分からず。シルエット的にはツグミ系の野鳥だったような・・・
と思っていたら、近くにいた知り合いのバーダーさんが、クロツグミのオスだと言われて、木の裏が見える位置へ移動。
かなり厳しいですが、何とか撮影できました。
その方に聞けば、てっきり私がクロツグミのオスを撮影していたと思っていたとのこと。
クロツグミのオスなら、周りに伝えますよといいつつ、先ほど撮影していたホオジロっぽい野鳥の話をして、液晶モニターで写真を確認したところ、ミヤマホオジロだったということが判明。
当然、ミヤマホオジロも個人的には今季初です。
というか、後から調べてみたところ、写真を撮ったのは初めて、記録を取り始めて初めての遭遇なので、もしかしたら人生においても初めてかもしれません。
名前だけは出たという話などで聞いていたので、聞き慣れていた感はありますが、実際に見たのは初めてでした。
初観察の野鳥との遭遇が、ホオジロかと思ったというのも、素っ頓狂な話ではありますが・・・
すでに元の場所からは飛び去ってしまって、そこから近くにいた数人のバーダーとミヤマホオジロを探すも、なかなか見つからず。
探している最中に、少し離れたところで、誰かが三脚を落下させた音がして、それに驚いて飛び上がった野鳥を目撃。
その野鳥にカメラを向けてみたら・・・先ほど見失ったミヤマホオジロのオスでした。
手前が暗くて、奥が明るい逆光状態なので、あまりきれいには撮れませんでしたが、冠羽も見えるので何とかミヤマホオジロのオスと分かるのではないでしょうか。
そして、シロハラもいました。
声は聞いていて、姿も見ているのですが、今日はなかなか撮影させてもらえなかったジョウビタキのオスも撮れました。
その後、梅林へ移動。
梅林にはツグミがいました。
ジョウビタキのオスも2羽いました。
コゲラも飛んで来て。
外堀沿いの石垣にはアオジの姿もありました。
そして、桜広場との境目の雑木林で、個人的には今季初観察のイカルがいました。
イカルは2羽いました。
地鳴きっぽい声を聞いて、シメがいるのかと思って探してみたら、イカルでした。
豊国神社では、ジョウビタキのオスの姿。
そして、桜広場の方から飛んで来た野鳥が1羽・・・イカルでした。
この個体は少しだけ控えめなさえずりを聞かせてくれました。
さらには、豊国神社の横の一番櫓近くの雑木林で、チョコチョコと動く野鳥。
キビタキかなぁと思って撮影してみたら、こちらも今季初のルリビタキのメス。
暗い場所なので、高感度でノイズが多いのが少し残念ですが、撮りたかったので良かったかなぁと。
そして、夏鳥のキビタキのメスもまだ残ってくれておりました。
かなり肌寒くなって来たので、もういないかと思っておりました。
修道館の方へ移動すると、ジョウビタキのメスがいました。
ジョウビタキのオスもいました。
配水池へ移動すると、野鳥の鳴き声。
このごろ聞かなくなった声ですが、少し前までは良く聞いていた声。
もしかしてまだ残っているのかと探してみたところ・・・高い木の上で飛び回っておりました。コサメビタキです。
すでに渡ったかと思っていたので、ちょっとびっくりと同時に、この寒さで残っていて大丈夫か心配になります。
ジョウビタキのメスもいました。
豊国神社へ戻ると、多分キビタキのメス。
メジロに
ムシクイもいました。
葉っぱかぶりですが、お分かりいただけるかなぁと。
イカルもまだ梅林と桜広場の間の雑木林に見られました。
1羽は移動して、もう1羽は残っているという感じでしょうか。
ハクセキレイの姿も。
音楽堂西通路ではカワラヒワ。
市民の森へ向かう途中、市民の森の上空でカラスに追われる猛禽の姿。
とっさに撮影したものの、露出補正できず、帰宅して色を調整したのですが・・・多分オオタカではないかなぁと。
市民の森では遠くにシロハラ。
ヤマガラもいました。
人口川にはコサギがいました。
教育塔を覗いたのですがヒヨドリとカラス以外の姿はありませんでした。
前回あった、ニワトリの置物も、撤去されていたようです。
前回に引き続き、今日も今季初の冬鳥が多数見られました。
アオジ、イカル、ルリビタキ・・・そしてミヤマホオジロのオスまで見れたのは、かなりラッキーだったかなぁと。
さらには、キビタキやコサメビタキといった夏鳥まで、こんなに寒くなって来たのに残っていたのは、少々驚きでした。
本日の写真は以下からご覧いただけます。
大阪城探鳥(2016/11/03) | Flickr