個人的にタイ料理は結構好きで、そのタイ料理の中でも、好きな食べ物が「プーパッポンカリー」です。
昔、タイに旅行へ行った際に、屋台で食べた「プーパッポンカリー」の味が忘れられなくて、日本でも探すのですが、案外出してくれるお店がなかったりします。
出してくれるお店があったとしても、結構値段が高かったりして、なかなか注文できない品。
以前、カップヌードルで発売された「プーパッポンカレーヌードル」も買って食べてみたのですが、少し思っているものと違って、残念な思いをしました。
ken-s.hateblo.jp
そんな滅多にお目にかかれないし、食べられない「プーパッポンカリー」ですが、思いもよらないところでレトルト商品として売られておりました。
以前タイ料理を一緒に食べに行った友人と「プーパッポンカリー」の話をしたのですが、その時に覚えてくれていたらしく、無印良品でそれらしい商品が売られていると教えてもらいました。
友人曰く「プーだったかポーだったか、そんな名前の蟹と卵のタイカレーが売られているよ」と。
「プーパッポンカリー」、確かに聞き慣れないと難しいかもしれませんね。
それを聞いて、早速妻が近所の無印良品へ行って、買って来てくれたのがこちら。
無印良品の「プーパッポン(蟹と卵のカレー)」という商品です。
では、実際にたべてみたいと思います。
お鍋に水を入れて、沸騰させた後、そこへレトルトパックを投入。
その後、待つこと5分で完成です。
器へ入れる際に、普通のカレーの香りに混じって、蟹の香りもしました。
スープカレーのような、粘り気が少ないサラサラな感じです。
では、早速食べてみます。
実際にカレーの味の中に蟹の香りというか味がしてきます。
カレーはまあまあ辛い中に、タマゴのおかげか少しマイルドさもありました。
ココナッツミルクなども入っている、タイカレーの味です。
具としては、タマネギが少し大きめに切られていて、卵のそぼろも入っておりました。
ただ、蟹の身はかなり少ない感じです。
サラサラなカレーの中にあって、さまざまな具のおかげで、食感も色々と楽しめました。
カレーとしてみた場合に、味はけっこうおいしいのですが、タイで食べたプーパッポンカリーのイメージとは、少し違うような気がします。
何が違うのかなぁと昔の記憶をたどりつつ考えてみたら、タイの屋台で食べたプーパッポンカリーは、ご飯が無かったということを思い出しました。
タイで食べたプーパッポンカリーは、ワタリガニが殻ごと丸々一匹入っていて、ワタリガニをカレーで食べる感じの料理でした。
そのため、ワタリガニだけで十分なボリュームがあり、ご飯などは必要ありませんでした。
それに対してこの「プーパッポン(蟹と卵のカレー)」はレトルトカレーで、蟹の身も少なく、スープカレーのようなさらさらなため、ご飯にかけて食べないと、ボリューム的に少々物足りない感じです。
そう考えると、私が昔食べたタイの「プーパッポンカリー」とは少し違う料理なのかもしれません。
「プーパッポンカリー」として食べると、少々イメージが違っていますが、ココナッツミルクなどが入ったタイのスープカレーとして見れば、そこそこ美味しいカレーでした。
機会があれば、また食べてみても良いかなぁと思いました。
無印良品素材を生かした プーパッポン(蟹と卵のカレー) 180g1人前 <レトルトカレー・かにとたまご> |