コイケヤが、プライドをかけて開発し、発売した「KOIKEYA PRIDE POTATO」シリーズ。
先日、そのうちの一つ「秘伝濃厚のり塩」を食べてみました。
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最近になって、そのシリーズのもう1種類「松茸香る極みだし塩」が店頭に並んでいるのを見かけるようになりました。
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前回の「秘伝濃厚のり塩」がそこそこ美味しかったので、「プライドポテト」シリーズは全部味見してみたいなぁと。
それなら一度買ってみようかなぁということで、さっそく買ってみました。
極みの理由に
日高産昆布と焼津産鰹節。重なり合う二つの旨みを包み込む松茸の香りに素材の味わいを引き出す三種類の塩(焼塩、藻塩、平釜炊きの塩)を絶妙にブレンド。
高級食材の松茸、そういえば長いこと味わっていないなぁ・・・
などと感慨にふけりつつ、早速開封してみます。
開封すると、中から松茸の香りがほわっと・・・というのを期待していたのですが、残念ながら松茸の香りは感じられず。
その代わりに、どことなくお好み焼き等で感じられる香りがしてきます。
この香りは・・・削り鰹節の香りですね。
かなり鰹節の香りが強い感じがしました。
私だけでは判断できないので、とりあえずそばにいた息子に香りをかがせてみると・・・
「ホタテ醤油の香り」と言っておりました。
いや、どうかいでもホタテ醤油はないだろうと思いつつ、よくよく考えてみたら、息子に松茸を食べさせたことは無かったかもということで、これは意見として参考にならなかったなぁと。
おそらく、食べれば松茸の香りがするかなぁとさっそく食べてみたところ、味としては、優しいだしの味がします。
鰹節の香りが口の中で広がりますが、松茸の味は・・・あまり感じませんでした。
でも、よくよく味わえば、インスタントの松茸のお吸い物のような味は少ししているような、していないような・・・
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長い間、まともに香る松茸を食べていないせいで、すでに松茸の香りを忘れてしまっているのかもしれませんが、このポテトチップスから私が一番強く感じられたのは、鰹節の香りでした。
松茸が一体どういう形で含まれているのかと原材料の欄をもう一度確認してみたところ・・・
「松茸」の文字はどこにも記載されておりませんでした。
「松茸」要素が入っていないのに、「松茸香る極みだし塩」という商品名は、アリなのでしょうか?
というか、コイケヤがプライドをかけた商品なのに、原材料の中に、商品名となっている商品が入っていないというのは、少々解せない感じ。
コイケヤのプライドは、その程度の物だったのかなぁと少々期待はずれに感じてしまいました。
まぁ、味は悪くないのですが、「松茸香る極みだし塩」の名前で「松茸」が原材料に入っていないというのは、羊頭狗肉な感じがして残念です。
「松茸味のお吸い物」にも、確かに原材料に松茸は入っていないので、看板に偽りありな感じがしないこともありませんが、こちらは商品にそこまでのプライドをかけていないので、まぁ仕方が無いかと。
ただ、コイケヤの方は会社としてプライドをかけているとまで言われた商品がこうなってしまうと、期待を裏切られた感というか、「なーんだ、その程度か」という感じがどうしても残ってしまいます。