先日からプレイしている3DS「アライアンスアライブ」。
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現在は第20章まで進んでおりますが、かなり楽しめております。
今回はまだ攻略サイトを一切見ていないので、一体何章まであるのか分かりません。
とりあず、公式サイトに出ている主要キャラクターが全員合流して、一緒に行動できるようにはなりました。
右下に1人分のスペースが空いているように見えるのが、少し気になりますが・・・
それとともに、行ける場所が一気に広がって、探索範囲が広がりました。
これまでは、マップがある程度の広さがあり、寄り道などもできましたが、ストーリーを進めるために行く先を指定されていて、そこへ行けばストーリーが進むという感じでした。
現在は、行かないといけない場所とやらないといけないことが増えて、それを順次回って行くような展開となっております。
ますます面白くなっていきそうな気がしております。
このゲームはスタートボタンを押すと、いつでもゲーム中のスクリーンショットが撮れる機能が付いておりました。
上画面と下画面のスクリーンショットを同時に撮ることができます。
上の写真はタイトル画面でのスクリーンショットを撮った時の上画面と下画面の画像です。
先日のゲーム開始時のブログ記事を書いている時は、いちいち画面を iPhoneで撮影しておりましたが、スクリーンショット機能を知ったので、今回からはその機能で画面を撮影しております。
とりあえず、20章までプレイした段階でのレビューというか感想を。
ただし、まだ途中段階での感想なので、最終的には変わる可能性もあります。
また、文中にはネタバレになりそうなものも含まれておりますので、そういうものがイヤな方は、読まない方が良いかもしれません。
積極的に戦闘をしたいと思わせるゲーム
RPGの中には、ある程度ゲームを進めると、戦闘が面倒くさくなるなったりするものもあります。
しかし、このゲームの場合は、全体的な作りとして、積極的に戦闘をしたくなる工夫があるかなぁと個人的には思っております。
とりあえず、個人的に面白いと思う部分を列挙してみます。
戦闘への突入
戦闘はフィールド上に表示されている敵のシンボルに接触することで発生します。
この時、敵の背後から接触することによって、全体的に行動速度が早くなります。
敵のシンボルは構成される敵の種類によって、何種類か用意されております。
また、比較的強い敵の場合は、大きめのシンボルで表示されるので、シンボルを見て接触するか、逃げるかを判断することもできます。
戦闘したくない場合は、ひたすら逃げ続けるという遊び方もプレイ可能です。
戦闘で新たな技を覚醒して習得
戦闘で同じ武器を使うことで、その武器に関する新しい技を「覚醒」して習得することができます。
さらにその新しく習得した技を使うことで、別の技が習得できたりするので、戦闘中についついいろんな技を使ってみたくなります。
ちなみに、個人的には武器の中でも盾が結構使えるなぁと思っております。
盾を使うことで覚える「バッシュ」や「クロスバッシュ」などの敵の攻撃をはじき返す技は、プレイしていてかなり楽しいです。
ただ、思うように発動してくれないのがちょっと残念ですが、発動すれば敵の攻撃を受けずに敵に大ダメージを与えることができるので、かなり強いと思っています。
隊列を組むのが面白い
戦術ギルドへ行けるようになると、戦闘中のキャラクターの隊列を自分で組めるようになります。
隊列での位置による能力ボーナスや、役割による能力ボーナスを考えながら、より有利になる隊列を自分で試すことができるのは、結構楽しかったりします。
現在は前列2人をガードポジション、中列1人と後列1人をアタックポジション、後列1人をサポートポジションにして、隊列として横向きの「M」字にした「フォーメーションM」と勝手に命名している隊列を使っております。
前列のガードポジションのキャラクターであれば、防御技を使った時に全員をカバーすることができるので、結構良いのではないかと思っております。
前列2人に「バッシュ」などの盾技か、大剣の「合わせ打ち」などの相打技を使わせることで、味方全員を守りつつ敵にダメージを与えることができたりします。
といっても、それらの技は、思うように出てくれなかったりするのですが・・・
それでも被ダメージを集めることで、回復対象を絞ることができるかなぁと。
敵によっては、それが逆効果だったりすることもありますが・・・
戦闘中に、敵に応じて隊列を変更できるような資質があれば、さらに面白かったかもしれませんね。
ギルドの支援効果
フィールドの各地には、背の高い塔のような建物が存在しております。
それが、ギルドタワーと呼ばれる施設で、プレイヤーを色々とサポートしてくれます。
宿泊施設や、アイテムの売買などが行えたりします。
また、各ギルドごとにアイテムや印術(魔法のようなもの)の開発を依頼しておくと、一定時間が経過すると開発が完了して、購入できるようになります。
同じアイテムであっても、その完成度によって能力が変わったりもします。
さらには、ギルドタワーの近くで敵との戦闘に入ると、ギルドタワーの種類ごとに、様々な支援効果を得ることができます。
例えば、諜報ギルドの場合は敵をスタンさせて1ターンの間行動できなくしたり、印術ギルドの場合は味方の全防御を上げてくれたりといった感じです。
イグニッション状態とファイナルストライク
キャラクターは戦闘画面に入って、ターンが経過したり、ダメージを受けていくと、イグニッション状態に入ります。
最近のドラゴンクエストでいうところの、ハイテンション状態と同じで、攻撃力などが少し上がります。
このイグニッション状態でのみ発動できる強力な技がファイナルストライクです。
ファイナルストライクは、装備している武器によって決まっているようです。
ただし、このファイナルストライクを発動してしまうと、使っている武器が壊れてしまいます。
ファイナルストライクを多用するには、その分武器のストックが必要になるので、私はよほどのことがない限りは使いませんが・・・
キャラクターの強化
このゲームでは、キャラクターの強さを総合的に表すレベルは存在しておりません。
戦闘を繰り返すことで、キャラクターの最大HPや最大SPは増えていきます。
キャラクター自体のレベルがないので、経験値もないのですが、戦闘を行うことで、TP(タレントポイント)というものがもらえます。
貯めたTPを使って、資質と呼ばれる能力を取得することで、キャラクターが強くなります。
資質はキャラクター全体に関するもの、武器に関するものなどがあります。
例えば、武器ごとに用意された資質では、その武器の技を使った時の消費SPを減らしたり、新しい技を習得しやすくなったりします。
全体の能力に関するものでは、HPやSPがアップしやすくなったり、ターンごとのSP回復量が変化したりといったものがあります。
キャラクターの方向性によって、どの資質を優先的に取得していくのかをプレイヤーが考えて育成することができます。
また、使える技ごとのレベルは存在していて、同じ技を使い続けることで、技レベルが上がって、その技を使った時に効果が上がっていきます。
技を使うには技ごとに設定されている SP を消費します。
強力な技ほど、消費するSPは大きくなります。
戦闘が終了すると、HPは自動的に最大HPまで回復します。
戦闘終了時にいちいちアイテムなどを使って回復させる必要がない分、かなりお手軽な感じです。
技を発動するのに必要となるSPについては、毎戦闘ターンで少しずつ(初期状態では1ずつ)回復しますが、戦闘が終了しても最大までは回復せず、前回の戦闘から引き継いだ値となります。
ただし、「連戦」と呼ばれる戦闘が続くモードに入ると、連戦が終了するまではHPは回復しません。
HP回復のアイテムや技は、戦闘中にしか使えないので、連戦状態に入った時には、HPの値についても注意しないといけなくなります。
あと、戦闘時に倒れると、最大HPが一時的に低下します。
何度も倒されると、その分どんどんと最大HPが低下し、かなり不利になります。
低下した最大HPは、宿屋やギルドで宿泊することで元の値に回復します。
TPを貯めたり、新しい技が手に入るのを期待して、ついつい積極的に戦闘をしてしまいます。
さらには、戦闘中にLRボタンで戦闘速度を最大4倍速まで早めて進めることもできます。
ほぼ死ぬことがないザコ敵との戦闘などは、これを使ってでサクサクとTP稼ぎをすることもできます。
ちょっと気になる点もありますが・・・
かなり楽しめているゲームではありますが、個人的に少し気になる箇所もあったりはします。
例えば、フィールド移動中に、一気に町やギルドタワーなどに戻る方法がないのは、少し不便かなぁと思ったりもします。
同じ武器を使った場合、キャラクターごとに習得できる技に違いがないっぽいというのも、キャラクターの特徴があまり出ないかなぁと思ったり。
フィールド移動中のキャラクターや敵シンボルが小さくて、敵シンボルと気付かないうちに接触してしまうことがあったりもしました。
たまに発生する文字入力で、タッチパネルのある下画面ではなく、上画面で入力するのはちょっとまどろっこしかったりもします。
敵シンボルが壁を通り抜けて画面外や、通過不能な壁を通り抜けてしまう不具合なんかもありました。
それでも、そういった部分はごく些細な感じで、全体通してみた場合は、かなり良く出来たゲームではないかなぁと。
シナリオや音楽、キャラクターデザインなども、個人的には気に入っております。
20章まで到達し、船を自由に操作できるようになりました。
自分の船に好きな名前を付けることができたりもします。
一度にやることが増えて、さらにはようやく世界全体の広さが見えて来たという感じです。
とりあえず、現時点でプレイしているゲームの中では、真っ先に時間を割いてプレイしたいゲームではあります。
興味がある方は是非一度、プレイされてみてはいかがでしょうか。