先日、まとめて購入した「日清の黒歴史」シリーズのカップ麺。
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今回はその中から2種類目「カップヌードル サマーヌードル」を食べてみました。
「レモングラス香るすっきりトムヤム味」ということらしいです。
1995年に発売されたそうですが、「あの時は、レモングラス=レモン味だった。」というのは、あながち間違っていないような気もするのですが・・・
当時、どのようなパッケージで売られていたのかにもよるのかなぁと。
個人的にはタイ料理は好きなのですが、トムヤムクンはそれほど好んで食べたりはしなかったりします。
というのも、酸味は好きですし、辛味も好きなのですが、それが合わさると、どうしてもどっち付かずというか、味として少し微妙な感じがしてしまって、個人的には積極的に注文することはありません。
嫌いというわけでもないのですが、他に色々とあるタイ料理の中では、選択肢としてはかなり後ろの方に位置するかなぁと。
私が本当においしいトムヤムクンを食べたことがないからなのかもしれませんが・・・
それでも「日清の黒歴史」シリーズとして登場している以上は、シリーズ全てを食べてこそ価値があるかなぁと。
「スカッと辛い夏スープ」ということで、辛さを期待してしまいます。
とりあえず、開封してみます。
開けてみると、かなり具材が多い感じです。
ベーコン、卵、ネギなどが具材として見られます。
お湯を注いで3分間待ちます。
フタを開けた瞬間に漂うのはトムヤムクンの香り・・・ではなく、ソーセージやベーコンのような香りでした。
開封と同時にエスニックな香りがすると期待していた分、少々肩すかしを食らってしまいました。
とりあえず、食べるために混ぜてみると、ようやくレモングラスの香りがしてきました。
それでは早速食べてみます。
味としては辛味と酸味としょっぱさが混ざったような味。
味としてはしょっぱさを一番強く感じます。
その後、少し酸味が感じられて、辛さはというと、まぁまぁ感じる程度。
確かに、夏っぽいさっぱりとした感じの味ではあります。
それほど表立って辛さを感じるということはないので、少し期待していたものとは違っておりました。
ただ、食べて行くと、辛いものを食べた時の喉に引っかかる感じはそこそこありました。
しょっぱさと酸味のせいで分かりづらいですが、辛さも結構あるのかもしれません。
具材として入っているベーコンは、思った以上にベーコンの味がして、なかなか良い感じでした。
ただ、トータルで味わってみた感想としては、私がイメージしてたトムヤムクンとは少し違う感じの味です。
では、一体どういう味なのか、過去に食べたものの中で何に似ているかと聞かれると・・・やっぱりこれは、トムヤムクンなのかなぁ。
味としては悪くないのですが、好んで食べたいかと聞かれると、いまいち普通っぽくて、特徴というか、これにしかないという点が見つからない感じ。
食べてみて、これは失敗したなぁという感じでもないし、これはうまかったからまた食べたいという感じでもない。
あればたまには食べてもいいかなぁという感じの商品。
一押しで推薦することはないけれども、もしかしたらたまに味わいたくなる味かも。
ある意味カップヌードルシリーズの中で、定番商品として並んでいれば、たまに買ってみたいと思う商品かなぁと。
カップヌードルシリーズの商品はいずれも、めちゃくちゃ美味しいかと言われると、それほどでもないけど、無いと困るというか、たまに食べる安心できる味という感じ。
この「サマーヌードル」も、感覚としてはそれに近いように思ったので、定番としてラインナップされていれば、案外息が長く売れ続けるかもしれないなぁと、個人的には感じました。
とは言いつつも、私がそう思ったところで、メーカーさんの判断になれば、おそらく定番としては残らないと思うので、気になる方は今のうちに是非お試しを。