先日auのガラケーから Docomo へMNP転入して入手した「Xperia XZ Premium」。
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購入する決めてとなった要因の一つに、そのカメラの性能があります。
ソニーと言えば、自社で発売しているデジカメを初め、多くのデジカメメーカーやスマートフォンに向けてイメージセンサーを提供しているメーカー。
そのソニーが自社のスマートフォン、「Xperia XZ Premium」 と 「Xperia XZs」に搭載したのが、世界初のメモリ積層型イメージセンサー搭載により、960fpsの高速撮影ができる「スーパースロー撮影」。
それに非常に興味があって、何か面白い映像が撮れるのではないかなぁと。
それ以外にも、自社でイメージセンサーを作っている以上、OEMで供給しているメーカーよりもセンサーのことが分かっていると思うので、画質も良いものになっているのではないかなぁと期待。
ということで、まずは持っている iPhone6s と Xperia XZ Premium で静止画を撮り比べてみました。
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いずれも、カメラ(というかスマートフォン)任せのオートモードでの撮影です。
また、画像のサイズはBlog用として調整しております。
実際の解像度は、iPhone6s は4032x3024、Xperia XZ Premium は5504x3096です。
続いて同じ場所から撮影した Xperia XZ Premium の画像です。
iPhone6s よりも、画角が広くなっております。
iPhone6s は 35mm換算で焦点距離は約29mm。
Xperia XZ Premium は 35mm換算で焦点距離は約25mm。
同じ場所から Xperia XZ Premium の画像。
iPhone の画像です。
Xperia XZ Premium の画像。
最後に室内で撮影した写真も。
まずは iPhone6s から。
続いて、Xperia XZ Premiumです。
どちらのカメラも、よく映っているので、普段の使用には支障内感じですね。
さて、いよいよ Xperia XZ Premium のカメラの最大の売りである「スーパースロー撮影」です。
カメラの設定を動画にして、スーパースロー撮影をしようとすると・・・
なぜかスーパースロー撮影時の映像が、通常の動画撮影時の映像よりも暗くなります。
最初は、もしかしたらこの個体の不具合かと思ったのですが、調べてみると、どうやら正しい動作のようでした。
おそらくシャッタースピードがかなり速くなった結果、入力される光量が減ってしまうために、撮影時の画像も暗くなってしまうのではないかなぁと。
じっくりと考えれば当たり前のことではありますが、個人的には普通の明るさで「スーパースロー撮影」が出来ると思っていたので、この部分についてはちょっと期待外れだったかなぁと。
あと、撮影される画角も、通常よりもかなり狭い範囲となるようです。
ズームをしていないのに、なぜ急に画角が狭くなったのか、一瞬理解できませんでした。
どれぐらい違うかというと、こちらが通常の動画撮影時の画面です。
そして、こちらが「スーパースロー撮影」の撮影時の画面です。
映像として撮影できる範囲と明るさが違っていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
で、動いているものとして今回撮影したのは、扇風機です。
通常モードで撮影した動画がこちらです。
youtu.be
そして、スーパースローで撮影したのがこちら。
youtu.be
動画では5秒ぐらいからがスーパースローモードの映像となります。
ファンの回転方向が途中で変化しているように見えますが、実際には扇風機のファンの回転方向は右回転です。
動きが規則的すぎるので、ちょっと分かりにくい例となってしまいましたが・・・
使い方によっては、色々と面白い映像が撮れそうな気はしますね。
また機会があれば、作例をアップできれば良いなぁと思っております。
あと、実際に使ってみて、便利かもと思ったのは、結構暗いところでも撮影できるところです。
実際にちゃんと比べられておりませんが、iPhone6sだと撮れないかもしれないような暗いところでも撮影できたのは、嬉しい想定外でした。
ちなみにこれは、夜の7時半頃に撮影した写真です。
ディテールはちょっと怪しい感じですが、被写体が何か分かるレベルでは撮影できているので、悪くない感じかなぁと。
実際に iPhone6s と暗所での撮影についても、機会があれば試してみようかと思います。