昨日購入した新しいキーボード「FKBN108ML/NFB2」。
このキーボードを購入するに至った理由については、昨日の記事に書いた通りです。
ken-s.hateblo.jp
昨日は書ききれなかったので、本日は買って来たばかりのキーボードをさっそくご紹介。
外観のパッケージはこんな感じです。
結構シックなデザインとなっております。
側面にはキーボードの詳細が記載されておりました。
「黒軸」の文字がちゃんと入っております。
裏面には、その他の詳細が記載されております。
Nキーロールオーバーというのは、複数のキーが同時に押された時でも、押された順序に従ってすべて認識されるという機能です。
PS/2で接続された時は、108個全てのキーを同時に押しても、ちゃんと順番を認識してくれるそうですが、USBで接続されている時は、6キーまで大丈夫だそうです。
まぁ、ゲームなどをプレイしない限りは、そこまで同時に押すこともないとは思いますが・・・
ちなみに、昨日候補として上げていたLogicoolの「K840」は、NキーロールオーバーはUSB接続で26キーまで対応しているそうです。
その辺もちょっと悩んだところだったりしますが、実際の使用で26個もキーを同時に認識する必要は無いかなぁと。
一人でキーボードを打つ限りは、指は10本しかないわけですし・・・
では、早速パッケージを開封してみます。
開封するとマニュアルが上面に入っておりました。
そして、プラスティックカバーがかぶさったキーボードと、USB から PS/2 へのアダプタが入っております。
最近のPCには、レガシーポートである PS/2 端子はほとんどないし、私が使っている Mac では利用できないので、必要ないアダプタではありますが・・・
それ以外の付属品としては、「KeyPuller」と、交換用のWindowsキーです。
「KeyPuller」と言うのは、キートップを外す工具です。
Windowsキーが何故ついているのかと思ったら、デフォルト状態で付いているWindowsキーだけ何故か印字がキートップになっておりました。
この辺は何故そんな仕様になっているのか、良くわかりませんが・・・
前に使用していたキーボード「FKBN108M/NB」と並べてみるとこんな感じです。
キートップを除けば、見た目はかなり似ているのではないでしょうか。
ただし、キーを入力するときの打鍵感は、茶軸と黒軸で異なっております。
しかし、折角全面黒なのに、「Windowsキー」だけが印字されているのはちょっとなぁと。
私は Mac で利用するので、「Windowsキー」は「⌘キー」扱い。
やはりキートップの印字は邪魔なので、早々に交換することにしました。
キーボードに付属されている「KeyPuller」を使って、キートップを取り外します。
使い方は、「KeyPuller」の針金部分をキーのすきまから差し込んで、キートップの角に針金を引っかけ、
そのまま真上へと引き上げるとキートップ部分が外せます。
通常だと、ドライバーか何かを使って、てこの原理で抜くことが多いキートップですが、この「KeyPuller」があると結構簡単に抜く事ができました。
キートップを抜くと、キーボードのスイッチが見えますが、軸の色が黒色です。
なので「黒軸」ということが分かりますね。
抜いた箇所にそのまま付属していたWindowsキーを差し込みます。
差し込む時には、特に工具などは必要なく、そのまま上からかぶせて押し込むだけで完了です。
これで、上面は全て黒となって、ぱっと見は印字なしキーボードのようになりました。
手前からみると、こんな感じで、ちゃんと印字は見えるので、使用上はほとんど問題ありません。
さっそくマシンに接続して、キーの感触を確かめてみます。
実際の打鍵感を体感するために、昨日の記事と本日の記事を新しいキーボードで打ってみました。
かなりの文字数を入力してみましたが、キータッチについては快適で全く問題がありません。
以前よりもキーが重くなっているはずなのですが、それほど違和感もありません。
疲れについても、ほとんど差はないように思えます。
ただ、入力している間に、気になることが。
それはエンターキーを入力する時の音。
個体差によるのかもしれませんが、私が買ったキーボードは、エンターキーを入力すると時折、「キコ」という金属のような音がします。
何度も入力していると、かなり気になります。
初期不良として、交換してくれたりするのかなぁと思ったりもしますが、再び日本橋へ行くのも面倒くさい。
とりあえず、音が鳴る原因を調べてみようかなぁと。
もしかしたら隣のキーと接触してそういう音が出ているのかと思って、隣のキーを抜いてみたのですが、音は収まらず。
どうやら、エンターキー自体から音が出ているようです。
ならば、一度エンターキーを抜いてみれば良いかなぁと抜いてみます。
ちなみに、「KeyPuller」ではエンターキーのような大きいキーを抜く時には、少し針金のを広げる必要がありました。
エンターキーを見てみると、他のキーとは違う構造になっておりました。
そこには、スイッチの黒軸の他に、金属製の針金のようなパーツがついており、それによって、大きいキーボードを支えるようになっているような構造でした。
金属のような音がするのは、おそらくこの針金が何らかの原因なのではないかなぁと。
ただ、キートップを外してみましたが、その金属音を消す方法などは思いつきませんでした。
いっそのこと、針金パーツを使わないようにしてみたらどうかと支え部分を外して試してみました。
確かに入力時の金属音は無くなったのですが、どことなくキーが不安定な感じがします。
結局は他の方法も特に思いつかず、そのまま何もせずに再びキートップを戻しておくことに。
ところが、一度キートップを外したのが奏功したのか、それとも元の付き方と違う付き方になったのか、先ほどまでしていた金属音は勝手に収まりました。
発生している原因も良くわからなければ、収まった原因も良くわかりませんが・・・
とりあえず、不快な金属音が無くなっただけでも、十分です。
今後、再発する可能性もあるかもしれませんが、現状では十分に満足しております。