おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

寝屋川 打上川治水緑地探鳥(8:20-10:40)

本日は用事があって、朝から寝屋川へ行っておりました。

実際には、私自身の用事ではなく、娘の用事の付き添いです。

そのため、娘がその用事をしている間は私は特に何もすることがなくて時間があったので、近くで野鳥が見れる公園などはないかと探してみたところ、「打上川治水緑地」という場所があったので、そこへ行ってみることにしました。
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さすがに娘の付き添いのついでということもあって、大掛かりな機材を持って行くこともできず。

いつも持ち歩いているコンデジ SONY「DSC-HX90V」のみでの探鳥です。

こんな時に、もう少し大きめのネオ一眼があれば、迷わずそれを持って行く所なのですが・・・

持っていない以上は、あるもので間に合わせるしかないですね。

場所の概要としては、大きな治水用の池が中央にあって、その池には中州があり、中州や池の周辺には葦が生えているような感じの場所でした。
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池の周りは道や休憩用のベンチなども作られていて、芝生の広場もあって小さな公園のような感じでした。

ただ、治水用のためか、池から道までの間にある緑地というか、芝生の部分は、結構ぬかるんでいて、立ち止まっていると水が靴の中にしみ込んで来る場所もあったりしました。

池があるので、水鳥などがいるのではないかと探鳥してみました。

緑地へ到着する前に、その前の川にはコサギがいました。
コサギ

緑地に入ると、カイツブリを5羽ぐらいは確認できました。
カイツブリ

オオバンもいましたが、それほど多くはありません。
オオバン

バンも1羽いました。
バン

コガモがいました。
コガモ

セグロセキレイは2羽。
セグロセキレイ

一番多かったのはヒドリガモで、陸地で採餌していたり、休憩している個体もいました。
ヒドリガモ

ハクセキレイは5羽程度。
ハクセキレイ

カワラヒワの群れも緑地内を移動しながら採餌しておりました。
カワラヒワ

カワウもいました。
カワウ

モズも3羽程度は見かけました。
モズ

オカヨシガモは数羽いました。
オカヨシガモ

ゴイサギが同じ場所でずっと寝ておりました。
ゴイサギ
写真は、何とか顔を出してくれたタイミングです。

ウグイスもいましたが、葦原の中を移動していて、撮れたのはこれぐらいです。
ウグイス

ツグミもいました。
ツグミ

カルガモも数羽いました。
カルガモ

他にも、カワセミの声や、オオジュリンっぽい声を聞いたのですが、中州のどこかにいるらしく、私は見つけることができませんでした。

本日の写真は以下からご覧いただけます。
セグロセキレイ


コンデジのみでの探鳥を終えて

とりあえず、今回はこれまでに私が探鳥したことがない場所だったのですが、どういう野鳥が生息しているのか分からない状態での探鳥。
そういう状態では、コンデジだけでは少々厳しいということが分かりました。

一応、緑地内に見られる野鳥の一覧が看板で掲示されておりましたが、姿をきっちりと観察しないと何の野鳥か判断できませんでした。
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野鳥を見つけて、コンデジで姿を確認しようと思うのですが、結構逆光状態になることが多くて、光が水面に反射してしまってうまく露出が合わなくて何の野鳥か分からなかったりすることもありました。

コンデジというか、ミラーレスカメラなども同じかと思うのですが、EVF(電子ビューファインダー)の場合は、センサーが捕えた画像をそのままEVFで表示しているので、露出が合っていないと、野鳥の姿を確認することもかなり厳しいということが分かりました。

EVFで確認した画像が、そのまま写真として残ったり、マニュアルフォーカスでピントを合わせる時に一時的に局所が拡大されたりというのはメリットですが、露出が合っていないと、レンズを通して野鳥の姿すら見ることができないというのは、やはり厳しいかなぁと。

デジタル一眼レフカメラの場合だと、例え実際に露出が合っていなくても、OVF(光学ファインダー)なので、姿を見る事はできたりします。
ただ、撮ってみた後に、露出が足りなかったり、オーバーして写真としてはイマイチなものに仕上がっていたりするのですが・・・

個人的には、双眼鏡を持たずに、カメラのみで探鳥をしております。

また、使っているカメラのシャッターユニットがそろそろ限界に近いこともあって、壊れた時用にといろんなカメラを見ております。

店頭等で触った時には、Panasonic のデジカメは、ピントの合焦速度も速くて良いなぁと思っており、マウントごと交換するだけの財力があれば、是非買い替えたいと思ったりもしておりました。

特に、今度発売される「DC-G9 PRO」は、かなり良さそうな印象を受けておりました。

しかし、PanasonicのデジカメはいずれもEVFなので、買い替えるとなると、今までの探鳥スタイル・・・とりあえずカメラを向けて姿を確認してみるというスタイルは難しいのかもしれません。

逆光状態や、光量不足の状態などでは、センサーが姿を捕えることができないので、EVFではまともに姿を見る事ができないかもしれません。
だとすると、多くの人と同じで、双眼鏡を併用するスタイルにしないといけないのかなぁと。

そうなると、今よりも撮影するまでに時間がかかってしまって、撮れない野鳥が増えてしまうのかなぁと。

さらには、カメラシステム全体の重量を下げるつもりで買い換え機種を検討していたのですが、双眼鏡が必要となるとその辺が微妙な気もしております。

やはり、今のレンズを生かす形で、カメラも従来通りのOVFを搭載しているカメラにしておく方が無難なのかなぁと。

双眼鏡も使わずに、EVFのカメラのみを使って探鳥されている方がいらっしゃれば、是非その辺のことを聞いてみたいなぁと。

本日のコンデジのみでの探鳥を通して、ふとそんなことを考えさせられる一日でした。