本日の日の出時刻は5:36。
先週までは順調に気温が上がっていて、春というより初夏のような気候でした。
ところが、今週は再び冬に戻ったかのような寒さ。
こんな気候だと、野鳥達もどうして良いか分からずに、困ってしまっているのではないかなぁと。
となると、もしかしたらせっかく始まっている渡りの方も少し心配になってしまいます。
もしかしたら、今日もまた、夏鳥達が見れないかもという不安を感じつつ、日の出前から探鳥をスタート。
いつものように西外堀をのぞいてみると、カイツブリがいました。
その後、飛騨の森へ。
少しつまるようなさえずりをするイカルがいました。
エナガがいました。
かすかに聞こえる鳴き声を頼りに探すと、キクイタダキがいました。
すばしっこく動き回っていておりましたが、途中で止まって、毛づくろいを始めたてくれたので、何とか撮影できました。
シロハラもいました。
メジロもいました。
ツグミの姿もありました。
アオジもいました。
ヤブサメの目撃情報を得て探したのですが、私が見れたのはウグイスだけでした。
その後も飛騨の森で何か夏鳥はいないかと探しますが、全く見つけることができませんでした。
あきらめて梅林へ向かいます。
梅林ではツグミがいました。
アオジもいました。
イカルもいましたが、こちらもさえずりの鳴き声がイマイチでした。
先日までは綺麗なさえずりが聞けていたのですが、時期によってさえずりがヘタになるのか、それとも個体差によるものか・・・
シロハラもいました。
ジョウビタキのオスがいました。
すぐそばにはジョウビタキのメスも。
結局、梅林でも夏鳥の姿は見られませんでした。
豊国神社へ移動すると、シロハラがいました。
修道館の間でハクセキレイ。
修道館でジョウビタキのオス。
アオジもいました。
配水池でもアオジの姿。
日本庭園ではシロハラがいました。
空堀をのぞくと、何やら猛禽類らしき野鳥が石垣から空堀の中へ飛び込み、その後再び石垣に戻るということを繰り返しておりました。
何かと見てみると、チョウゲンボウでした。
もう少し近づけないかと思って、回り込んでみると、かなり近くまで寄らせてくれました。
さほど気にする事もなく、再び獲物を探し始めるので、人を怖がっていないような感じでした。
そして、獲物を見つけたのか、再び空堀の中へと飛び込んで行った後、再び石垣に戻って来た先は、私のいるところからわずか2〜3mぐらいの位置でしょうか。
400mm の望遠側にしていると、全身をフレーム内に納めることができないほどの近さで、ズームを少し広角側に変える必要がありました。
この写真の撮影データを見ると、220mm(35mm換算だと約350mmぐらいです)となっておりました。
さすがに、この距離では、こちらが動けば驚かせてしまいそうだったので、チョウゲンボウが飛び立つまでその場であまり動けずにいました。
せっかくなのでとポケットからそっとコンデジを取り出して、飛び立つまで動画を撮ってみました。
youtu.be
何度かこちらを見ているのですが、あまり気にする風でもなく、獲物を探し続けておりました。
その後、桜広場を回りましたが、桜の花見客が多く、野鳥はほとんど姿が見れませんでした。
音楽堂西通路では、シロハラがいました。
その後、市民の森へ。
多くのカメラマンが集まっている先にいたのは、クロツグミのオスでした。
ようやく今季大阪城では初のツバメ以外の夏鳥の姿を見る事ができました。
シロハラに追われて、落ち着かないため、林床に下りたかと思うとすぐに木の上へ飛び上がるということを繰り返しておりました。
市民の森ではアオジもいました。
その後、太陽の広場東の森へ。
オオルリのオスが見られたという情報を聞いたので、向かったのですが・・・
私が到着した時には、姿がすでに見失われていて、すぐには見る事ができませんでした。
とりあえず、どこかにいないかと探していると、シロハラがいました。
ツグミの姿もありました。
さらにはメジロ。
コゲラの姿も見ましたが、探している目的の野鳥の姿はありません。
あきらめて、市民の森へ戻ろうかと思った時に、少し離れた位置を移動する野鳥の姿。
その姿を目で追ったところ、ようやくオオルリのオスを見つけることができました。
当然、個人的には今季初観察となります。
いるという話を聞いていなければ、恐らく早々に立ち去っていたと思いますが、とりあえず見れて良かったかと。
その後、市民の森へ移動したところで、キビタキのオスがいました。
こちらは、餌付けされているそうで、多くのカメラマンが良い位置に止まるのを待ち構えて撮影されておりました。
すでに餌付けされてしまっているので仕方がないとは思いますが、人慣れしすぎて警戒心が薄れないことを願うばかりです。
南外堀では、10羽以上の多数のツバメが飛び交っておりました。
人工川ではコサギがいました。
教育塔ではシロハラがいました。
西外堀へ戻ると、こちらにも多数のツバメの姿・・・ざっと見える範囲で、20〜30羽はいた感じです。
その群れた感じをうまく写真で分かるように撮る方法が思いつかないのが残念ですが・・・
本日は前半では夏鳥を一切見る事ができず、寒さのせいでもしかしたらダメかもと思っておりましたが、最後の方で何とかクロツグミ、オオルリ、キビタキが見れたので、ようやく渡りが実感できるような状況となりました。
空堀でチョウゲンボウが近くで撮れたのもかなりの驚きと喜びではありました。
渡りはようやく始まったばかりなので、これからさらに多くの夏鳥を見る事ができることを期待してしまいます。
東外堀
豊国神社
- シロハラ
- エンベリザの声
- ウグイス
日本庭園
音楽堂西通路
- エンベリザの声
- シロハラ
- アトリ