先週は結局雨だったため、大阪城へは行けず、本日は2週間ぶりの大阪城です。
本日の日の出時刻は4:55で、徐々に遅くなって来ております。
気温も日の出前でもかなり暑く、大阪城の西外堀に到着すると、すでに蝉の声。
野鳥のあまりいない時期なだけに、いきなり探鳥する気力を削がれてしまい、到着早々に帰ることを考え始めてしまうほど。
しかし、もしかしたらという気力で、自転車から下りて、カメラを準備していると、すぐにカワラヒワの声が。
周りの探してみたところ西外堀の外周の街路樹の上にカワラヒワがいました。
もしかしたら、私が帰りたそうにしていたので、呼びとどめるために声をかけてくれたのかもと勝手な妄想。
最近はカワラヒワの声は聞こえていても、結構距離がある状態だったので、これぐらいの近い位置にいたのは久しぶりかなぁと。
とりあえず、カワラヒワが見れたので、少しは気力が回復し、飛騨の森へ。
しかし、飛騨の森を回ってみたものの、あまりめぼしい野鳥は見られず、
シジュウカラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、スズメ、ヒヨドリ、キジバトといったいつものメンバーぐらい。
まぁ、時期が時期なので、それも仕方が無いかなぁと早々に飛騨の森を後に。
しかし、その後も梅林、豊国神社と回っても、同じような状況。
修道館に到着して、ようやくコゲラの姿を見かけることができました。
ところが、このコゲラの入った木を見ていると、コゲラとは別に枝の間を飛び回る小型の野鳥が数羽いることに気付きます。
シジュウカラとコゲラの声が聞こえていたので、シジュウカラかと思いつつ、念のためにとその野鳥の姿を追ってみると・・・
エナガでした。
しかし、私が写真を撮っている最中に、そのまま南外堀を渡って対岸へと飛び去ってしまいました。
その時に見かけたのが5〜6羽いたので、群れになって移動していると思うのですが・・・
エナガの声は一切聞こえていなかったので、時期的に鳴かないのか、それともたまたま鳴いていないのか・・・
ただ、エナガが鳴かずに木の枝を移動されていると、見つけるのは難しいかなぁと。
コゲラのおかげで、今日は何とか撮る事ができました。
その木には他にも、ヒヨドリもいました。
その後配水池へ移動すると、ここでもコゲラがいました。
日本庭園ではアオサギが木の上に。
カルガモもいました。
逆光で姿が見にくくて、最初違う野鳥かと期待したのですが、ムクドリもいました。
その後、豊国神社に戻って来ると、メジロの鳴き声が聞こえたので、周囲を探してみると、木の茂みの中に野鳥の姿。
メジロかと思って何枚か撮影してみますが、逆光気味で姿がはっきりしません。
しかし、メジロとは少しシルエットが違うような気がするので、撮り続けてみたところ・・・
この時期ではあまり見かけることのない、コサメビタキでした。
まさかコサメビタキがいるとは思わなかったので、少し驚きましたが・・・
後からお会いした大将さんに聞いたところ、先週は飛騨の森でコサメビタキが見られており、6月頃から断続的に大阪城の各所でコサメビタキが見られているとのことで、おそらく同一個体で、ずっと滞在しているのではないかということでした。
だとすれば、このまま残ってくれれば、毎週の探鳥の目的が一つ増えて、寂しい時期を少しでも癒してくれるのですが・・・
とりあえず、今後も回る時には気をつけて探すようにしてみようかなぁと。
その後、音楽堂西通路では、メジロがいました。
撮影した時にはかなり露出が合っていなくて、真っ暗状態で姿ば判別できない状態だったので、帰宅してから野鳥の姿が分かるようにPCでかなり色を補正しており、背景の色などはかなりおかしくなっておりますが・・・メジロとお分かりいただけるのではないかなぁと。
その後、沖縄復帰の森、市民の森も回りましたが、特にめぼしい野鳥の姿を見かけませんでした。
教育塔でも見かけたのはヒヨドリぐらいです。
やはり、野鳥の少ない時期なので、仕方が無いかなぁとは思いますが・・・
少ない中でも、久しぶりにエナガが見れたのはラッキーだったかなぁと。
さらには、時期外れなコサメビタキが見れたのは、かなりの僥倖と言えるのではないかなぁと。
6月から滞在している個体だったとしても、これだけ広い大阪城の敷地の中で、たった一羽しかいないかもしれないコサメビタキと出会えるのは、かなりの幸運ではないでしょうか。
以降もずっと滞在してくれると、この寂しい時期の楽しみが増えて有り難いのですが・・・
西外堀
- コウモリ
- カワラヒワ 2羽
梅林
豊国神社
配水池
桜広場
沖縄復帰の森
市民の森 8:15-8:30
- メジロの声
人工川
教育塔
西外堀
- カワウ